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尿失禁の治療 m3.comの記事から

腹圧性尿失禁に対するパルス磁気刺激のランダム化比較試験
2016年12月12日(原文公開: 2016年11月21日)

女性の腹圧性尿失禁(SUI)に対する外科的および非外科的治療間の成功率は有意に異なるものの、ほとんどの患者が非外科的手術を好む。
そこで、マレーシアのペナンにあるマレーシア科学大学薬学部のLim R氏らは、女性のSUIにおいて、パルス磁気刺激(PMS)を用いた研究下の非外科的治療の有効性を評価した。
【方法】
対象は、21歳以上のSUIの女性被験者120人とした。
ランダム化二重盲検プラセボ対照試験を実施した。
治療は、2カ月にわたる週2回のPMS(16回)であった。
2カ月後、被験者は最初のランダム割付けにかかわらず、追加の16回の治療を選択できた。
主要奏効基準は、国際尿失禁会議の尿失禁質問票-簡易版(ICIQ-UI SF)における5ポイントの低下とした。
重要な副次奏効基準には、他の副次基準で補完された客観的および主観的治癒とした。
1、2、5、8、14カ月時に追跡調査を実施した。
【結果】
2カ月時点で、実処置群45/60人(75%)、プラセボ処置群13/60人(21.7%)で治療が奏功した(P<0.001)。
2カ月後には、実処置群24人(40%)およびプラセボ処置群41人(68%)が実処置による追加のPMSを選択した。
14カ月時点で、治療奏効率は実処置のPMSを32回受けた群で(75.0%、18/24人)で、最も高かった(P<0.001)。
16回受けた群では72.2%(26/36人)および68.3%(28/41人)、実処置のPMSを一度も受けなかった群で21.1%(4/19人)であった。
【結語】
磁気刺激治療による長期奏効率は、手術を希望しない患者にとって魅力的な非外科的代替手段であることを示す。

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