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神経因性膀胱の分類(建前上から見た分類)

下部尿路や前立腺に問題なく、排尿が円滑に制御できない状態を神経因性膀胱とされています。
神経因性膀胱の分類は、今までにも様々定義されていましたが、大雑把に下記のように定義・分類されます。

①弛緩性神経因性膀胱(低活動膀胱)
膀胱の排尿筋の力が低下して、排尿出来ない状態です。
膀胱は尿意があってもなくても、残尿はとても多くなり、腹部腫瘤と誤診されることが多々あります。ご婦人の場合、巨大卵巣のう腫と誤診されるエピソードがあります。
また、溢流性尿失禁あるいは奇異性尿失禁の状態が多く出現します。つまり尿が出ないのに尿失禁するという矛盾した現象が起きるのです。

原因として、骨盤内手術による神経損傷、糖尿病、アルコール中毒、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、帯状疱疹などが挙げられています。もちろん原因不明もあります。

治療として、エブランチルやウブレチドなどの薬剤治療か自己導尿が標準的な治療です。

②痙性神経因性膀胱(過活動膀胱)
膀胱の排尿筋が、意識的にしろ無意識にしろ勝手に収縮して、尿意切迫性尿失禁になってしまいます。最近では過活動膀胱OABとしてテレビコマーシャルで有名になりました。

原因として脳梗塞、脳出血、パーキンソン病とされています。
もちろん原因不明もあります。

治療薬はベタニスなどがありますが、どれも対症療法です。

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コメント

亀頭包皮炎についてお聞きしたいのですが
どこに投稿すればいいのでしょうか?
【回答】
どこにも出来ません。
http://hinyoukika.cocolog-nifty.com/urology/2009/03/post-d6c5.html
上記のブログのコメントをご覧下さい。
今までのコメント600件に対する回答を読んで判断してください。
必ず、あなたの回答が見つかる筈です。
同じような質問ばかりでウンザリしています。

投稿: | 2013/08/07 19:06

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