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尿道口のアテローム

アテローム(粉瘤)は、体のいたるところに発生します。
今回紹介する患者さんは、尿道口近くに出来たアテロームの方です。

Paraorifisecyst20671m40一見すると、傍外尿道口嚢胞のようです。
傍外尿道口嚢胞は、透明感のある袋としての外観ですが、この患者さんはそうではありません。
そのつもりで手術を行ないました。
すると中身は透明な粘液ではなく、白い脂肪状の内容物でした。
結果として、アテローム(粉瘤)の傍外尿道口嚢胞タイプでした。
基本的には、手術は同じなので、心配する必要はありません。

Paraorifisecyst20671m402いつもの電気焼灼を行い、縫合せずに手術を終えます。
手術後は、消毒せずに白色ワセリン軟膏を塗ります。
最近の創傷処置の理論では、傷を消毒してはいけません。
乾燥させずに消毒しないように処置します。
すると、傷の周囲の細胞が容易に増殖し、満遍なく傷を覆ってくれるのです。その結果、傷はなくなります。

Paraorifisecyst20671m403手術2週間後、傷はほとんど分かりません。

写真は、患者さんの快諾を受けて掲載しています。

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