超常現象

極楽浄土

Gokuraku 仏教の様々なお話の中で、阿弥陀如来の浄土支配する極楽がありました。幸福に満ちた所と言う意味です。地球はお釈迦さまに支配されているのです。

 南無阿弥陀仏(なむあぶだぶつ)と一度でも唱えれば、阿弥陀如来が必ず聴き、死後には極楽に生まれるとされています。

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 極楽浄土は中国から西に何十億の仏土(仏教国家)の先に存在する場所だと言われています。当時の地球は平らだと思われていましたから、無限大の距離を進むと極楽に到達できると思われたのでしょう。しかし、実は地球は巨大な球体ですから、進めば進むほど、一回りして元の地に戻るのです(笑)。

 

 極楽浄土の人間は、男女の性別がなくなり、不幸や犯罪がなくなり、皆んな幸せなので、悟りが得られ、皆んな如来になれると言うのです。

この世界で、このような国が世界にあるか?と調べてみると、どう考えたも、それは日本でしよう。世界で一番犯罪が少ないのが日本です。国民のほとんどが自己中ではなく、他人との協調を重要視します。日本人の若者は、男女差がなくなりつつあります。日本には、神社、お寺、教会など、あらゆる宗教施設があり、宗教差別はありません。国民のほとんどが健康保険に入っているのは日本だけで病気になった人が助けられるのです。完成度の高い戸籍があるのは世界でも日本だけです。世界で文盲率が一番低いのは日本だけです。

 イスラム原理主義者のテロリストが、世界中で起きた自爆テロなどが成功し死ねれば、天国に行けるとされています。きっと、その天国は日本なのでしょう。どう考えても世界中で天国に近い国は日本しかないでしょう。この地球上の生命体は、必ず地球上に生まれ変わるのです(笑)。もしも生まれ変わって、後に前世で行った事を思い出したら、後悔をするでしょう。そして宗教戦争を否定するでしょうね?

 極楽浄土あるいは天国で生活している日本人は、なお一層、多くの人のために生きるべきです。

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神頼み

最新の医療機器や知識をフル活用して患者さんに対応しても、なかなか思うように治らない患者さんがおられるのは現実です。特に、有名病院や大学病院に行っても治らずに、ドクターショッピングの末、全国から当院にお越しになる患者さんも多くおられます。

病気の本質を見抜けば、8割の患者さんは症状が安定します。しかし、2割の患者さんは、処方する薬の工夫や手術をしなければ安定は得られません。治療する側の医師にしてみれば、「これでもか!これでもか!」という気持ちになります。
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常識的な医学知識だけでは治せないのであれば、非常識な行動で治したいという気持ちになります。大昔は、医師は存在していませんでしたから、祈祷師もシャーマンも仙人も、神に近い存在で、神通力で病気を治そうとしていました。キリスト様も眼の見えない人を治したり、寝たきりの人を動けるようにな奇跡を起こしました。キリスト教で奇跡的に病気を治せるのは、神様だけで、それ以外で同じように治せるのは悪魔かサタンです。仏教の真言密教の「護摩焚き」も病気を治すための一つの手段でした。

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つまり、太古の昔の時代では、病気を治すのは神頼みでした。現代医学で不完全にしか治せないのであれば、現代医師が神頼みしても良いでしょう。
日本に太古の昔に中国から漢字が輸入される前には、今はまとまって存在しない神体文字が何種類かありました。その中で、48文字まとまって発見された龍体文字には、ひとつひとつの文字に秘められたエネルギーがあるそうです。おおよそ5500年前の文字だそうです。

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この本に、健康でいられるための龍体文字がありました。それが、このイラストの字「きに」です。治りの悪い患者さんには、希望があれば、このイラストをカードにしてお守り代わりにお渡ししています。医師として、しょうもない!バカバカしい行動ですが、何も出来ないで、苦しんでいる患者さんをタダ見ているだけの医師にはなりたくない私です。変態医師と思われても仕方がありません。しかし、あくまでも「神頼み」ですから……念のため。

これをお読みの方で、効果的な「おまじない」をご存知の方がおられれば、コメントに情報をお書きください。

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フトマニ図

【画像参考資料】
「龍体文字の奇跡」 マキノ出版

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腕時計の魔力

チックタックと時を刻む腕時計には、男として魅かれる何かがあります。
趣味として、とても良い高価な腕時計を収集している人も多い筈です。私は意志を持って腕時計を頻繁に購入しないようにしています。

地元の医師会の会員だった(過去形!)若手の先生は、国立大での優秀な開業医でした。医師会の休日当番などで一緒になることがあった先生です。開業してから直ぐに繁盛して、かなりの収入があったようです。その先生が一緒になった時に、ご自分の腕にしている時計を自慢げに見せるのです。「この時計1個で高級外車が1台購入できる・・・」と。

その後のこの先生の波乱万丈が凄かったのです。妻がメル友と家出をして離婚、ご自分は深夜に酒を飲んで自転車に乗り電柱に衝突し、大学病院に運ばれ長期間入院してしまいました。精神薬をご自分で大量に購入し、次第に言動がおかしくなって行きました。行政の判断で二人のお子さんを育てることができなくなり、お子さんは養護施設にあずけられ、その内の一人が交通事故で亡くなってしまいました。言動が異様のため患者さんもだんだん少なくなり収入も激減し、医師会からも脱退され、ついには行方不明になってしまいました。

もう一人は、私の友人です。手術が上手で人柄がよく仕事がとても繁盛して収入もウナギ登りになりました。たまに学会で会うことがあったのですが、彼の趣味が高価な腕時計の収集でした。毎年のように高価で有名な腕時計を購入しては、私に見せてくれました。当時は大きな腕時計が流行っていました。彼にも突然の不幸がやって来ました。脳内出血で倒れ、二度と帰らぬ人になったのです。

Tokei私の数少ない経験ですが、それ以降、高価な腕時計を頻繁に購入しないようにしています。今私が身につけているのは6年前に購入したオメガの腕時計です。つい先日修理に出してメンテナンスしたばかりです。その前の時計は20年前に購入したタグ・ホイヤーのダイバーウオッチで15年ほど使用していました。妻からは「同じ時計をしているのは医師として貧乏くさいから、新しい腕時計を購入しろ」と言われましたが、今回は頑として断りました。複雑でメカニカルな高級腕時計は、自分の人生の時間や運を吸収してしまうような気がしてならないのです。収集した時計の数が増えれば増えるほど、自分の時は浪費され尽きた所でジ・エンドというイメージです。妻からみれば私は訳の分からない人種です。でも、それでいいのです。みんながしあわせになると思えれば・・・満足です。

Franckmuller私が死ぬと分かる直前に、もしも金銭的余裕があるのであれば、フランク・ミューラーの時計かローレックスの金時計を購入したいですね。

実は自動車にも不動産にも、この腕時計と似たようなジンクスがあります。そのうち・・・お話しましょう。

【備考】
先日、患者さんとの話の中で、高級時計を頻繁に購入する人がいるそうです。ところが、その人の考え方が面白く、腕時計は1個しか装着できないから、新しい時計が欲しくなったら、現在の時計を下取りにして新しい時計を購入するそうです。この方法であれば、大事な時計は常に1個ですから、時計の所有者に不利益な魔力がかからないかも知れません。

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守護霊

ずっと以前にある宗教団体について、その教義を詳しく知る機会がありました。
その宗教団体の考え方では、人間には必ず5人の守護霊が存在していて、その人を守っているそうです。そしてその守護霊5人と現在の人間一人の合わせて6人が一つの魂のグループを形成しているとのこと。現在生きている人間が死ぬと、その人は今度は守護霊の立場になり、守護霊の一人が今度は人間として生を受けるというサイクルを繰り返すのだそうです。つまり背後にいる守護霊は、過去にそれぞれ人生を経験しているのです。

その背後の5人の守護霊の個性にによって、現在の人間の人生の性格が色濃く特徴づけられます。例えば、過去にフランスに生れていた守護霊であった場合、現在の人はフランス文化に憧れるようになり、結果、パリに住む人になるとか、外国人でも、日本人以上に日本人らしい外国人がいますが、そのような人の守護霊は過去に江戸時代に生を受けていたかも知れません。

Tensi周囲の人を笑わせたり明るくする人の守護霊は、喜劇役者や落語家だったりするのかも知れません。また結婚相手の運気を上げてくれる人の守護霊は、過去にかなりの不幸があり、その反動で運気を上げるようになったのかも知れません。ある人の周囲で、その人を意識してか、あるいは無意識に、迷惑をかけたり無視したり義理を欠いた行為をすると必ず不幸な現象が周囲の人に起きる人がいます。この場合、その人の守護霊は修験者や霊能力者や陰陽師などで、ある意味「たたり神」的守護霊の持ち主の場合があります。実は私が・・・。

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夜の武者行列

A3f6a07b1ab74e43bea0f362013f94b6鎌倉に一戸建ての中古の住まいを購入した家族がいました。
住んでしばらくしてから、夜になると家の外でガチャガチャガチャガチャと騒々しい音がするようになりました。家人が音の原因を突き止めようと玄関を開けると、外にはたくさんの甲冑武者がいるではありませんか!

玄関を開けておくと、その武者たちはガチャガチャと隊列を組んで家の中に入ってきて、そして、また隊列を組んで整然と出ていきます。武者は面をつけているので顔は分かりませんが、きれいな甲冑姿です。

いろいろなお払いなどをしてもらいましたが、家族全員が見ることのできるこの超常現象が止むことはありませんでした。
鎌倉は、今でこそ風光明美な観光地ですが、その昔は古戦場でした。当時は、ここに紹介した甲冑姿の武者が多くいたことでしょう。当時の武者たちの思念や霊が、鎌倉に浮遊しているのでしょう。そしてその霊の隊列の通り道に、この家があったのです。

霊の通り道が原因だったのかは定かではありませんが、しばらくしてから家の持ち主のご主人が癌で亡くなりました。それをきっかけに、この家を売却して家族は引越ししました。今でも、この家は存在しているらしいとのこと・・・。


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空耳

妻がテレビを見ていると、突然2頭の飼い犬が耳を立てて玄関の方を注視しました。
ドアがサーッと開く音がして「ただいまァ」と娘の元気な声とヒールが玄関をカツッと鳴らす音がしました。
妻は「お帰り」と言って2頭の犬と玄関に迎えに出ました。・・・しかし、そこには誰もいません。2頭の犬も「?」です。玄関の外にも内にも、娘の部屋にも娘はいません。

テレビで心霊現象の番組を見ていた妻は、ゾ~~~です。逆に娘が心配になってきました。だいたい娘が帰宅する予定の時間ではありません。ある勉強のために専門スクールへ行っている時間でした。
その恐い現象が起きた2時間後に、娘は本当に元気に帰宅しました。

その30分後に帰宅した私が妻から、このエピソードを聞き、「生霊・いきりょう・いきすだま・しょうりょう」だと思ったのです。娘にインタビューするとスクールの勉強中に、今一乗りが悪く『今日は早く帰りたい・・・』とズーと思っていたそうです。それが妻の「空耳」事件の時間だったのです。人の思いは、時間・空間を無視して、思った場所・思った人に伝わることがあります。それが「生霊 いきりょう」です。悪意に満ちた思いでなければ問題ありません。

Deigan「丑の刻参り」は、悪意に満ちた執念が他人を呪う「生霊」の典型です。
源氏物語にも登場し、お能の題材として舞われています。
ただし呪った思いは呪った同じ程度の質量で自分に還るので、「人を恨まば穴二つ」状態になるのを覚悟して臨まなければなりません。

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お妾(めかけ)さん

風邪で来院した患者さんが体験したお話です。

今から15年前、彼が独身だった頃の2月、そう今頃です。6畳の部屋で一人で寝ていると、深夜に突然寝苦しくなり、急にかけ布団ごと誰かにガバっと上半身が起こされました。
すると目の前に40歳代の女性の姿がありました。恐くて仕方がありません。この日を境に、この現象が1ヶ月も続き、屈強な彼もさすがに精神的にまいってしまいました。

Omekake_2家族に相談して、そっちの方のスペシャリストを呼んでもらいました。その方の支持で部屋をいろいろ捜してみると、仏壇の奥に小さな木魚があり、さらにその奥に亡くなった祖父のアルバムを見つけたのでした。心霊写真と思しき写真が何枚かありました。もちろん、まともな写真があり・・・その中に・・・祖父のお妾さんの写真があったのです。その顔・姿が深夜に突然に現れるご婦人その人だったのです。【お妾さんの浮世絵】

そのお妾さんはすでに亡くなっていますが、彼女の命日が話しをしている患者さんの誕生日と同じだという偶然が重なり、さらにその年が亡くなって50年、50回忌の年だったのです。

そこで成仏してもらおうと、スペシャリストの方に祈祷をしてもらうことになりました。角部屋で三方が窓になっている部屋です。部屋を閉めきり部屋の真ん中に線香を一本立てました。読経しながら線香に火をつけました。線香の煙が初めの内は一本線になってゆっくり立ち昇っていました。しかし次第に「ボッボッ」とあってはならないリズムを取りながらお線香が燃え始め、アッと言う間にその線香は燃え尽きてしまいました。

スペシャリストの方が「窓を開けてこの部屋の魂を解放しましょう!」と言って、一斉にすべての窓を開放しました。窓を背にして座っていた患者さんは、突然ガクッとなって気持ちが悪くなりゲーゲー吐き始めました。
スペシャリストの方が、「窓を背にして座り、魂の通り道を邪魔したので・・・」と言って霊的な処置を施してくれ、事なきを得ました。

その後、深夜のこの怪奇現象は起こらなくなりました。患者さんの診察の時間よりも、このお話を聞いていた時間の方が長かった・・・ある日の暇な診察室での出来事でした。

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重い段ボール箱

院長夫婦が、ヨーロッパ旅行に行きました。
帰国してからしばらくたったある夜のこと、病院と自宅の間の廊下を重い荷物の入ったダンボールを引きずる音がします。「ズー・ドン、ズー・ドン」と聞こえる音です。『こんな夜遅くに、荷物が届いたのかしら?』とその時院長婦人は思いました。
翌日、院長婦人が病院スタッフに尋ねると、誰も荷物の搬入を知りません。『???』と思いながら、気にも留めませんでした。
その日の夜も、「ズー・ドン、ズー・ドン」と重い荷物の入った段ボール箱を引きずる音がします。ご主人である院長も聞いています。
その翌日も、荷物の搬入を誰も知りません。
Gyokuza【玉座のナポレオン】

日がたつにつれ、院長夫婦ばかりでなく、病院のスタッフも謎の音を聞くようになりました。
院長が次第に体調が悪くなってきました。困った院長婦人は、日頃から信心深かったので、常日頃相談する霊能力者がおり、早速訪問してもらいました。
開口一番、「最近どこかに行かれました?」
「ヨーロッパ行きました!」
「そこで何か購入しませんでしたか?」
「いいえ、特に。」
「旅行中、写真をとりましたね?全部見せてください。」
ヨーロッパ旅行をした際に撮りためた何十枚もの写真を言われるままにすべて机にひろげました。
「これは?」
「フランスの古いお城で撮った玉座の写真です。撮影してはいけないと注意されていたのですが、とてもきれいだったので思わず撮ってしまいました。」
「この玉座に憑いていた非業の死を遂げた王様の霊が写真に憑依して憑いてきたのでしょう。」
「その音は長いガウンをまとった王様が歩く音です。重いガウンを引きずる音です。」
「直ぐに写真とフィルムを処分しなさい。」
言われて、話題のお城に連絡をとると、直ぐに送って下さいとのこと。しばらくして、写真とフィルムは適切な処理をしたと報告がありました。手際のよさから、同様の事件が何例もあったのでしょう。玉座の撮影禁止も、実はこのような事件がおきないようにとの配慮だったのだろうと、後日話が盛り上がりました。

しかし、院長の具合はさらに悪くなり、遂には癌で亡くなりました。院長婦人は、3ヵ月後、後を追うように、やはり癌で亡くなりました。

Shiryofuunhaijo悲しい結末ですが、このエピソードは、事実を少し脚色した本当のお話です。
癌に限らず、原因が良く分からない病気は現実にあります。
すべての病気の原因を超常現象で済ませていたら、医師の存在価値がなくなり、陰陽師、シャーマン、魔法使いの独壇場になるでしょう。
しかし、医師がすべて治療できるわけでもありません。
右の図は、死霊たたりから身を守る中国の護符です。ご利用下さい。


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