家相の不思議
往診に行っている90歳を超えるご婦人からお聞きしたお話です。
現在、家を建て直しています。敷地が約300坪で、半分の敷地の古い家を取り壊し、そこに新しい家を建てています。残りの敷地の家は、新しい家が出来たら、取り壊し更地にして売却するそうです。
今から50年前、戦後間もなくの頃、現在の土地近辺に家を建てたいと思っていたそうです。懇意にしている占いの方が、「その内、青いモンペの女性が良い話を持ってくるだろうから、それまで待っていなさい。その土地はとても運気が良く、あなた方の家庭に幸運をもたらすでしょう。」と告げたそうです。ご婦人は半信半疑でしたが、その言葉が頭の隅に残っていたそうです。
占い師さんの言葉をとうに忘れてしまった頃、不動産屋さんに紹介されて、全身青いモンペ姿の女性が畑の土地を売却したいと訪問したそうです。ご婦人はビックリして即座に購入を決断しました。
この土地を購入し家を建てた頃から、ご主人の勤める小さな会社の業績が上がり、一流企業となりました。さらにご主人のポストも上がり、最後には副社長まで登りつめました。その後、ご主人は業績不振の8つの子会社を社長として次々に出向し、8つの会社全てを立ち直らせたそうです。
ご主人は国から勲章をいただき、10年前に他界されました。最近になって、現在の自宅が耐震強度に問題があることが分かり、経済的なこともあって、建て直しに現在の敷地の半分を売却することを決めたそうです。
亡くなられたご主人の勤めていた会社が、実は現在の富士通です。ご婦人の自宅建て直しの始まった頃から、富士通が関与した東証のシステムダウンと誤発注取り消し障害などの不祥事が続くのは、土地の家相と富士通の運気とが深くリンクしているのでは?と思う今日この頃です。建設中の新居は来年の2月には完成です。3月以降には、半分の敷地も売却されるでしょう。3月以降の富士通の運命やいかに!
★本日朝、2006年5月11日(木)、このご婦人が亡くなられました。5月6日に脳梗塞で入院、肺炎を併発し小康状態でした。
新しい自宅が出来上がり、半分の土地の売却も決まりそうだったといいます。結局、富士通には災いは来ず、一番弱いこのご婦人の命運がなくなったのでした。92歳の一生でした。合掌。
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