熟年離婚の真実
ニュースなどで熟年・高齢者の離婚が増えているとされています。仲良く長い間連れ添ってきたのに、何故別れるのだろうと思いませんか?
その理由を人間の生理学的観点で考えてみました。男性は睾丸から男性ホルモンが分泌され、副腎から女性ホルモンが分泌されます。ご婦人は卵巣から女性ホルモンが分泌され、副腎から男性ホルモンが分泌されます。
当然、男性は【男性ホルモン≫女性ホルモン】ですし、ご婦人は【男性ホルモン≪女性ホルモン】です。加齢とともに睾丸も卵巣も機能が低下しますが、副腎の機能は変わりませんから、更年期を過ぎると、男性は【男性ホルモン<女性ホルモン】、ご婦人は【男性ホルモン>女性ホルモン】と各々が逆転するのです。
ご夫婦には色々なパターンがあります。例えば❶物凄い活発で男らしいご主人と、優しくおしとやかな奥さんのご夫婦ケース、❷逆に静かで内向的なご主人と、活発で活動的なキャリアウーマンの奥さんのご夫婦ケースです。
❶のケースのご主人は男性ホルモンが多く、奥さんは男性ホルモンが少ないのですよね。更年期を過ぎると、ご主人は男性ホルモンが一気に低下して女々しくなり、奥さんは女性ホルモンが低下して男性ホルモンが優位になるので逆に男らしくなるのです。男らしいご主人を愛した女らしい奥さんが、更年期を過ぎると、女々しいご主人を男らしい奥さんとが好きになるでしょうか?結果、奥さんから離婚を要求されるのです。
❷のケースでは、更年期を過ぎても、ご主人はおとなしく、奥さんは男らしいので、結婚当初と変わらないので、ご夫婦はいつまでも仲が良いので離婚しません。いつまでも仲が良い高齢者ご夫婦は、このパターンが多いのでしょう。おそらく、上皇さま・上皇后さまも、今の天皇陛下さま・皇后さまも、このパターンだと私は思います。
ご主人が病気で来院される仲の良いご夫婦は、ご主人がもともと内気な性格ですが、奥さまはもともと活気的な性格で、ご主人のことが心配でご一緒にいらしている雰囲気です。
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