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神さまのワナ

人生は、生きている中でいろいろなことが起きます。
トップギアで全速力で生涯走れるヒトは、ごく少数です。そこには、神さまが仕掛けたトラップ・ワナが隠れています。
Niigatakentiji
灘高校を卒業して東大の医学部に入って医者になり、その後ハーバード大学に留学して、さらに勉強して司法試験に合格して弁護士になったヒトが、県知事までのぼり詰めました。そんなすごいエリートが、インターネットで知りあった23祭の女子大生と援助交際を行い、マスコミにバレて辞職に追い込まれました。職業に適した品格を持つべきだったのに......。

Fukudajimujikan
偏差値の高い湘南高校を卒業し、東大法学部に入学・卒業して、当時の大蔵省に入省しました。その後、財務省に代わり、出世街道をまっしぐらに進んで財務省のトップになった人が、マスコミ記者の女性にセクハラ行為をして辞任に追い込まれました。人を束ねる人間とは思えません。
Unki2
2人とも勉強のできる学生としては、最高だったはずです。どちらもI.Qはとても高いヒトでしょう。一度読めば容易に記憶でき、一言聴けば、すぐに思い出すことのできる記名力抜群だったのでしょう。人間離れの才能を持ち劣等感もなく、常に優秀で人の上に立つ人材です。でも、タダそれだけです。コンピューターが人間の姿をしているだけだったのです。
ヒトは、思い悩み苦しみ、そこから抜け出すことに努力しなければ、人間性も他人の気持ちも分からない中途半端な人間になるのです。気をつけないと、神さまのワナに落とされますよ。
今の学校教育は、このような人材を作ることを良しとするのです。子供たちの様々な個性を尊重することが大事です。勉強ができるだけがすべてではないのです。
Unki
このような現象は、各分野でおきます。良い事をし過ぎても、悪い事をし過ぎても、勉強し過ぎても、仕事をし過ぎも、出世し過ぎても、遊び過ぎても、健康になり過ぎても、宗教にはまり過ぎても起きるのです。神さまは、順風満帆のヒトに、必ず足を出してつまずかせるのです。何事もほどほどに......。
運気には、相互作用があります。このことを考慮しながら、人生を過ごさなければなりません。
私は、たくさんの患者さんを治療して治したり、症状の軽減を図ってきました。それが過ぎて、私が難治性の病気になったと思われます。ほどほどにしなければならないのに、それが出来ません。これも私の宿命なのでしょうね。

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