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夜の武者行列

A3f6a07b1ab74e43bea0f362013f94b6鎌倉に一戸建ての中古の住まいを購入した家族がいました。
住んでしばらくしてから、夜になると家の外でガチャガチャガチャガチャと騒々しい音がするようになりました。家人が音の原因を突き止めようと玄関を開けると、外にはたくさんの甲冑武者がいるではありませんか!

玄関を開けておくと、その武者たちはガチャガチャと隊列を組んで家の中に入ってきて、そして、また隊列を組んで整然と出ていきます。武者は面をつけているので顔は分かりませんが、きれいな甲冑姿です。

いろいろなお払いなどをしてもらいましたが、家族全員が見ることのできるこの超常現象が止むことはありませんでした。
鎌倉は、今でこそ風光明美な観光地ですが、その昔は古戦場でした。当時は、ここに紹介した甲冑姿の武者が多くいたことでしょう。当時の武者たちの思念や霊が、鎌倉に浮遊しているのでしょう。そしてその霊の隊列の通り道に、この家があったのです。

霊の通り道が原因だったのかは定かではありませんが、しばらくしてから家の持ち主のご主人が癌で亡くなりました。それをきっかけに、この家を売却して家族は引越ししました。今でも、この家は存在しているらしいとのこと・・・。


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コメント

・・使っていらっしゃる画像は、妙円寺詣りのものですよね・・・?
妙円寺詣りとは全く無関係な幽霊話のネタに、保存会をつくり、伝統を護ろうとしている行事の画像を使うというのは、一鹿児島県人として非常に不愉快です。
武者の画像が必要なら、それこそご自分で仮装でもされたものを掲載されては如何でしょう?
【回答】
鎌倉の出来ごとについてお話を書いているだけです。
この写真が「妙円寺詣り」かどうかも、あなたに指摘されるまで知りませんでした。
あなたによってそれが分かったしまいました。
写真は代えさせていただきます。

投稿: 梧桐屋 | 2011/04/03 22:04

随分と古典的な話です、「今昔物語集」の多く出てくる「死者の道」と私が勝手に名づけた一連の物語があります。ですが(被害者=家の住人)には決して因果応報はありません。この話は、たぶん近世に至って伝えられたのではないでしょうか。昔話は、「因果応報」が前提で鉄則。そうあるべきです。
【回答】
ご感想ありがとうございます。
このお話は、義母の親友に起きた現代・現実の話です。
ですから、現場は今も現実に存在しています。

投稿: | 2011/12/04 19:18

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