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仏教世界とインターネット

Dainichinyorai大日如来像
インターネットで毎日情報発信をしたり、情報を収集していると、仏教の世界観と合い通じるものがあるように思えてなりません。
真言密教では、世界の中心に大日如来が存在し、常に真言を宇宙に発信しているといいます。
悟りを得た者だけが、この真言を聞くことができるのです。
ところが、悲しいかな私たち凡人(仏教では凡夫)には、この真言は効くことができません。

Internetheimenしかし、私たちにはインターネットとパソコンやi-Phone・i-PADなる端末によって、世界中の出来事や映像、深い知恵を入手することができるのです。お釈迦さまが苦労してやっと得た能力(神通力・千里眼・叡智)を少し手ほどきを受ければ自由自在に操ることができるのです。
お釈迦さまが唱える「縁」という概念も、インターネットのWEBという概念とほぼ同じです。WEBで他人を攻撃すれば、何百倍にもなって帰ってきますし(人を怨まば穴二つ)、WEBで良いことを発信すれば良いことはあっという間に全世界に広がり、また帰ってきます(情けは人の為ならず《自分の為になる》)。
仏教の創始者であるお釈迦様は、悟りを開いた時に現代にワープして、この世界の一部始終を観察して理解してから元の世界に戻って行ったのかも知れません。もしかすると、現実の世界でそうであったように、バーチャルなインターネットの世界においても、時間や空間の次元が異なるだけでお釈迦様やキリスト様が隠れ潜んでいるかも知れません。そしてブログやツイッター・掲示板などに匿名で真理を説いている可能性もあると思うと夢が膨らみます。

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