発電機
銅線や鉄線などの伝導体のコイルの中で磁石を動かすと、伝導体の中に電気が発生します。この原理を応用したのが、皆さんご存じの発電所の発電機です。
磁石を永遠に動かし続ければ、電気は永遠に産生されます。電気はポテンシャルを持った電子の集まりの流れです。ポテンシャルの大きさが電圧であり、集まりの多さが電流の大きさとして表現されます。
造られた電気は、工場や家庭に送られ、機械や電化製品により消費されます。ほとんどが熱エネルギーに変換されます。また、発電所で造られた電気は、100%工場や家庭に届く訳ではありません。送電線の電気抵抗などで熱エネルギーとして消費されてしまいます。そのロスは生産される電気量の5%に当たります。
物理学の教科書にエネルギー保存の法則と質量保存の法則が載っています。一つの事象の前後で、エネルギーの総和も質量の総和も同じである、という法則です。
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