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過ぎたるはなお及ばざる如し

Kosi2
孔子の言葉を集めた「論語」の中に「過ぎたるはなお及ばざるが如し」という名言があります。
何事も行き過ぎは禁物、適当にしているのと同じ事で、どちらも「中庸」の精神からは外れた愚行という意味です。偉大な人の「言葉」には、後世様々な解釈がつけられます。孔子の意図したこととは異なるかも知れませんが、現代風に解釈すると、「何事も程ほどに」の意味でしょう。

「中庸ちゅうよう」とは極端に片寄らない、それでいて中間でもない、臨機応変な揺れ動く様を意味します。様々な事象にこだわりを持ってもいかず、それでいて「中庸」を心掛け過ぎてもダメなのです。逆らう訳でもなく、流される訳でもなく、それでいて己の確固たる意志を常に持っている状態・・・凡人にはできません。

日本人が4人ノーベル賞を受賞することになりました。その中で素粒子理論についての功績で物理学賞が3人もです。
この宇宙誕生の頃、宇宙には素粒子と反素粒子が同数存在していたそうです。しかし、何かの理由で反素粒子は全て消滅し、現在では素粒子しか残っていません。
宇宙におけるこの事実は、「過ぎたるは・・・」の序章だとしたら、この先この宇宙には、どのような試練が待っているのでしょう?

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