偶然
【ホテルオークラ神戸の33階の部屋からの景色】
4月14日(土)から17日(火)の間、神戸の日本泌尿器科学会総会に参加してきました。その間、クリニックは臨時休診にしました。
学会へは積極的に参加することにしています。なぜなら定期的に新しい情報を吸収しないと、患者さんに不利益を与えることがあるからです。
例えば、治せるものを治せないとか、明確な原因がある病気にもかかわらず、気のせいと誤診することもあるでしょう。
さて、16日の火曜日に午前中の発表を聞き、午後に興味のある発表がないので、昼食がてら神戸市内を散策しました。
【海側から見た夜景】
三宮のセンター街入り口の薬屋さんで立ち止まっていると、5mほど先から見覚えのあるご婦人が男性と中むつまじく歩いてきます。通り過ぎたところで、「○○○ちゃん」と私が声をかけました。ご婦人は振り返りながら怪訝そうな顔で私を見ます。「東京の高橋です」と言うと、ハッとした顔から笑顔になりました。私のいとこでした。「平日の月曜日の午後に神戸で何をやってんの?」と矢継ぎ早に質問を受けました。横のご主人に握手をしました。従姉は私よりも年上で、ご主人は定年を迎えたと聞いていました。熟年カップルが、平日の午後に商店街を仲良く歩いている姿が印象的でした。
神戸の人口は152万人です。神戸には叔母さんといとこの2人の親戚がいます。まさか偶然に会えるとは思ってもみませんでした。2人とも神戸のどこに住んでいるかも知らなかったからです。76万人分の1人の確率です。
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