宇宙大法則

この宇宙空間、時空間には次の法則があるようです。

【慣性の法則】
宇宙空間でボールを投げると、投げた時の初速でボールは永遠に飛び続けます。もちろん重力の影響や宇宙空間の抵抗がないものとしてです。これは運動物理の慣性の法則です。しかし物理現象以外にもこの法則は成り立ちます。
例えば、物の考え方や感情などです。私が慢性前立腺炎の原因は排尿障害だと信じて6年近く診療しています。これも慣性の法則が成立しています。
自分の環境を不幸だと思っていると、周囲の環境がその思いを持続させるべく、次々に不幸なことが舞い込んで来ます。慣性の法則は自力他力にかかわらず働きます。

【無常の法則】
「諸行無情」と勘違いされる方がいますので改めて明らかにします。実は「諸行無常」です。あらゆる事象は常に変化している、静止しているように見えても、刻々と変化している、ということです。平家物語の「おごれる者久しからず、諸行無常の響きあり・・・」とは、いつまでも隆盛とは限らないということでしょう。
常に変化することがこの世界なのだから、一つのことに固執することは変化する周囲との軋轢を生むことになります。「慣性の法則」と「無常の法則」とのバランスは難しいでしょう。

【陰陽の法則】
山があれば谷があり、登りがあれば下りがあり、朝日があれば夕日があり、日当たりがあれば影があり、運気が上がれば運気が下がります。常に変化するという概念から「諸行無常」と通じるところがあります。

【縁の法則
空間的にも時間的にも全く無関係な存在であっても、互いに何らかしらのつながりが必ずあるという概念です。
対等な者同士が縁でつながっているとは限りません。人と犬、人と物、人と自然現象という場合もあります。宇宙からの観点では、生物も鉱物も、たとえ空気の流れであっても、さほど大きな差はありません。人間だけが、自分の存在を特別だと思い込んでいるだけです。

【因果応報の法則】
原因があれば必ず結果があるという概念です。上の「縁」の概念がなければ成り立ちません。キリスト教で「求めよ、さらば与えられん!」という言葉があるように、具体的に求めるという「原因」がなければ、与えられるという「結果」は生まれてきません。

【善悪無しの法則】
この宇宙では善悪の判断・区別はありません。陽子も中性子も電子もどれが善でも悪でもありません。ただそこに存在するのみです。善悪の判断・区別は、人間だけが人間の立場によって成り立つ相対的・主観的な概念です。

【過ぎたるは尚及ばざるが如しの法則】
何事も、最大限まで到達すると、最小限に戻ってしまいます。風船を膨らまし続けると、破裂してしまい、膨らませる以前より小さくなります。ある意味「陰陽の法則」に似ています。
必ずしも正反対の現象が起きるとは限りません。善を追求するあまり、良いことだけを行っていると、ついには体を壊し早死にしてしまいます。「あんな良い人が早死にするなんて・・・」的な現象です。

【寄る所に球が寄る、引力の法則】
宇宙には引力・重力が存在するのは物理学の常識です。これは、物理学的現象以外の有形無形の事象に起こる現象です。良い人には良い人が、悪い人には悪い人が集まります。
私が慢性前立腺炎や間質性膀胱炎について研究していると、全国から慢性前立腺炎・間質性膀胱炎で苦しんでいる患者さんが集まるのと似ています。「因果応報」や「縁」にも通じる現象です。

【場の法則】
すべての現象には、その現象が起きるのに必要な「場 Feald」が存在します。時間が存在するためには、空間が必要です。イチローは大リーグという場がなければ存在しないのに等しいのです。50mプールで泳ぐイチローは、野球選手としてのイチローほど眩しくはないでしょう。卓球台がなければピンポンはできません。正確には卓球台がなくてもピンポンはできますが、卓球というルールの場がなければ、ピンポンは成立しません。「場」は有形のものであっても、無形のものであっても構わないのです。インターネットという仮想空間の場がなければ、私の考えはアピールできません。私の存在は医療の場に身を置いている医師であるからこそ、その存在価値があるのでしょう。
自分が輝くことのできる場を見つけることが重要になります。手塚治虫先生は医学の世界では普通の医師だったかも知れませんが、漫画の世界では頂点に達しました。そして「ブラック・ジャック」の愛読者のうち、かなりの数の人間が憧れて外科医になりました。彼の漫画の方が大学の有名教授よりも影響力があったのです。(過去に外科学会でブラックジャックのブースがありました。)

これらの法則を熟知しながら、人生の荒波を突き進んでいかなければならないのです。ちょっとやそっとの小細工ではどうしようもないのが人生です。満足のいく人生を歩むのは結構大変ですね。

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発電機

Hatsudenki銅線や鉄線などの伝導体のコイルの中で磁石を動かすと、伝導体の中に電気が発生します。この原理を応用したのが、皆さんご存じの発電所の発電機です。
磁石を永遠に動かし続ければ、電気は永遠に産生されます。電気はポテンシャルを持った電子の集まりの流れです。ポテンシャルの大きさが電圧であり、集まりの多さが電流の大きさとして表現されます。

造られた電気は、工場や家庭に送られ、機械や電化製品により消費されます。ほとんどが熱エネルギーに変換されます。また、発電所で造られた電気は、100%工場や家庭に届く訳ではありません。送電線の電気抵抗などで熱エネルギーとして消費されてしまいます。そのロスは生産される電気量の5%に当たります。

物理学の教科書にエネルギー保存の法則と質量保存の法則が載っています。一つの事象の前後で、エネルギーの総和も質量の総和も同じである、という法則です。

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善と悪

「善と悪」という言葉を聞くと、絶対的に存在する価値観だと思ってしまいます。

Angedemon【映画 天使と悪魔から】
しかし、「善と悪」は相対的な事柄なのです。この宇宙に起きる物理学的なすべての事象には、善も悪も存在しません。小さな星雲が大きな星雲に吸収されても、単なる自然現象であって、善でもなければ悪でもありません。地球に大きな彗星が衝突し地球が消滅したとしても、彗星は悪ではありません。
善・悪の判断は、あくまでも人間の一方的な立場の観点からの相対的な価値観と判断です。また、同じ人間でも主義主張が変われば、善悪も変わります。

ところが、この地球上で善悪の判断ができるのは人間しか存在しません。人間として生まれたからこそ、善悪の判断ができるのです。ですから、人間として生まれたからには、単純に50%確率で「悪」の世界に足を踏み入れるのではなく、100%とは言わないまでも、80%~90%以上の確率で「善」の世界にどっぷりつかりたいものです。それこそ、人間として生まれた価値があるのではないでしょうか。

悪の世界の方が魅力的で少ないエネルギーで到達できます。本能むき出しの煩悩の世界だからです。それに比べ善の世界は、陳腐で維持するには多大なエネルギーが必要です。本能を抑える知性・理性の世界だからです。

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シンクロ

岡山で開催された日本泌尿器科学会に出席しました。今回は慢性前立腺炎の手術方式について発表しました。
4月17日(金)午後羽田を立ち、1泊して18日(土)の午後2時に発表、大阪で1泊して4月19日(日)午後1時の代替医療研究会出席のスケジュールでした。

4月18日午前3時に突然目を覚ましました。さぁ~そうしたら眠れなくなってしまいました。いつでもどこでも眠れる人間の私が眠れないのです。深夜テレビをつけて悶々と朝日が昇るのを待ちました。その間、おなかが変で、下ってしまいました。
学会の発表は心から楽しんでいる筈なのに、緊張して眠れないとも思えません。結局、午前9時に発表のためのポスターを貼り(A4用紙で20枚)、午後2時過ぎに発表です。発表も無事終わり、大阪のホテルに入ったのが午後7時前でした。

私が家をあけると、家族の誰かが病気などの具合が悪くなるというジンクスがあります。ですから出張中は必ず自宅に電話をかけます。
妻の携帯に電話すると、やはり具合が悪かったのです。妻が夜中に急に気持ちが悪くなり、思わず私を呼んだのだといいます。その時間が何と午前3時ごろだというのです。私が突然目を覚ました午前3時だというのです!
妻は、その後気持ちが悪くなる訳でもなく、吐く訳でもなく、下痢する訳でもなく、そのままスヤスヤ寝入ったそうです。東京―岡山間の800km以上の距離を無視した妻と私のシンクロは、午前3時に私を起こし、さらに私に下痢を起こさせ終わったのでした。

妻の念力がすごいのか、それとも妻の呼びかけに対する私のシンクロがすごいのか分かりません。きっと常時接続の太い赤い糸で結ばれているのでしょう。

大阪の道頓堀で串カツ(ソース二度付け禁止で有名なだるま屋さん)で夕食をとりました。新世界コース2200円串カツ15本でおなかいっぱいです。早朝下痢していたのに、全く異常なしです。ハハハハハ・・・。今度大阪に行ったらネギ焼きを食べようと思っています。

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「時間」と「こころ」と「虚数」

3d私たちが身の回りで容易に確認・認識できるものは、立体的な3次元以下の存在そのものです。
ですから、2次元も1次元の存在も容易に理解・認識できます。紙に書かれたもの・印刷されたものは、2次元の世界の存在です。オシロスコープで確認できる周波数は、1次元の存在です。(実際は0次元の点の連続で、航跡を残して2次元の画像として認識しているので正確な1次元ではありませんが・・・)
空間に置かれた御覧の球体は、何時間経過しても、これでしか表現できません。なぜなら、立体を表現するために空間をX軸・Y軸・Z軸で表現するしか方法がなく、時間を具体的には表現できないからです。
数式で表現してみましょう。3次元のある位置での状態をP3とすれば、P3=aX+bY+cZ と表現できます。

Kyosuさて、ここで問題解決に登場するのが「虚数」の概念です。
「虚数」は、二乗して(-1)になる数をいいます。ルート(√)のマイナス1、つまり現実には存在しない数です。しかしこの「虚数」の概念が存在しないと、量子物理学もコンピューターも誕生しなかったでしょう。
この現実には存在しない「虚数」という概念を時間軸に利用すると、時間を表記できることが分かったのです。
虚数軸のプラス方向が未来、マイナス方向が過去になります。現実の世界では、時間は未来への一方通行ですが、虚数軸を考えると未来にも過去にも行き来できます。微塵世界の量子物理学では、時間は未来にも過去にも行き来できることになっています。右に行ったり左に行ったりできるように自由自在です。
数式で表しましょう。4次元のある位置の状態をP4とすれば、P4=aX+bY+cZ+diと表現できます。

Kosi3dさて今度は、無機質な球体ではなく、人間をモデルにして考えてみましょう。
この人物が誰だか分かりますか?儒教創始者の中国の孔子です。
先ほどの球体と同じで、いつまで経っても時間の経過は分かりません。孔子先生が微動だにしなければ、3次元空間では時間は止まっているようにしか見えません。

Kosikyosuところが、時間軸を虚数軸として表現すれば、たくさんの孔子先生が時間差でこの空間に存在することになります。
しかし、これだけではこの空間に存在する孔子先生のすべてを表したことにはなりません。孔子先生クラスの人間が全くものを考えずに、ここに立ち尽くしているとは思えないでしょう?

Kosikyosukokoro孔子先生は絶えず考えています・・・『四十にして迷わず』『五十にして天命を知る』などなどです。
時間軸を設けた4次元空間でも、この孔子先生の心の流れを表現することはできません。「虚数」の登場で3次元から4次元に飛躍的に説明できるような何かが登場しなければ先に進むことはできません。
ー∞<sinθ<+∞(本来は-1≦sinθ≦+1)になるようなθの値とか、tan90°=1(本来はtan90°=∞)など支離滅裂な公式を利用しなければならないのかも知れません。

こころの世界から見れば、4次元世界は3次元世界ほどではないにしろ、自由に過去から未来へ、あるいは空間の無限の広がりを自由自在に飛び回ることができます。たとえば、時間の流れをエネルギーとして考えてみましょう。エネルギーの法則で有名なのがアインシュタインの相対性理論です。その中で物質はエネルギーに変換できる、つまりE=mc2(2乗)です。mは質量、cは光の速度定数です。すなわち、質量mの物質のエネルギーは、光の速度の2乗をかけた値に等しいというものです。
エネルギーをあらわすのに速度の2乗をかけるのが物理の公式に多く出てきます。その延長線上に、時間のエネルギーをあらわしてみましょう。
時間エネルギーEtとすれば、Et=M(ι)2(2乗)と表せます。
過去の時間エネルギーは、Et=M(-ι)2=M(-1)2(ι)2=M(-1)=-Mです。未来の時間エネルギーは、Et=M(+ι)2=M(ι)2=M(-1)=-Mです。
どうでしょう、過去の時間エネルギーも未来の時間エネルギーもどちらもマイナスになるのです。要するに過去だけを考えても、未来だけを考えてもマイナスの時間エネルギーにしかなりません。つまり過去のことをくよくよ考えているネガティブな考え方の持ち主も、明るい未来のことだけを考えているポジティブ思考の持ち主も、どちらもマイナスの時間エネルギーを生み出すだけです。

時間エネルギーをプラスに持っていくためには、どのようにしたらよいでしょうか?それは過去と未来を同時に考えるようにしたらよいのです。数式で表現すれば次のようになります。
Et=M(-ι)(+ι)=M(-1)(ι)2=M(-1)(-1)=+Mです。(数式には素人の飛躍がありますが目をつぶって下さい。) 人生でも勉強でも過去のことだけを見ていてはダメです。未来のことだけを見ていてもだめなのです。過去と未来をバランスよく思考して初めてプラスのエネルギーに変わるのです。

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「顔」

クリニックの外来で診療していて、まず拝見するのが患者さんのお顔(表情)です。
「慢性前立腺炎」の男性は、目の周りがくぼんでいるような「うつ病表情」です。「間質性膀胱炎」のご婦人は目が大きく色白で目鼻立ちがハッキリした美人が多いように私は感じています。「インフルエンザ」の患者さんは、顔の表情筋が弛緩して「能面」のようになり、それでいて瞳がうるんでいます。病気に限らず死期が迫っている人は、顔の輪郭が薄く感じられます。ゴルフの上手い方は『前世が犬だったかな?』と思えるほど犬に似た顔をしています。(犬といってもハスキー・シェパード・コリー・ブルドック・柴犬など、いろいろ表情は違いますが・・・)
人間の体の中で、顔のように豊かな表情を演出する部分が他にあるでしょうか?・・・あるのです。つい最近、私も偶然に気が付いたのですが、泌尿器科の排尿障害の病気になると、3D(立体観察)超音波エコー検査で膀胱出口が顔のように豊かな表情を演出してくれるのです。
まずは、【写真1】をご覧下さい。
Cp22445m30【写真1】
慢性前立腺炎で来院した30歳の男性患者さんの膀胱出口の所見です。オカッパ頭に大きな鼻の人が口をアングリと開けているように見えませんか?口の部分が膀胱出口です。あごの部分と鼻の部分が膀胱平滑筋の過形成で硬くなっている所です。目に見えてしまう凹みの部分は排尿障害によってできたうっ血拡張した静脈(俗に瘀血:おけつ)部分です。この写真を見せられても正常を知らなければ、異常と思えませんね?

そこで【写真2】をご覧下さい。
Wnlmorifice【写真2】
何となく丸い形の真ん中に真円に近い穴が開いて見えます。変形した日の丸に見えます。これが正常の男性の膀胱出口周囲の表情です。人の顔には見えません。膀胱という臓器ですから当然と言えば当然です。実は56歳の私の膀胱出口の所見です。ところが排尿障害があって、膀胱出口を中心に周囲が凸凹してくると表情が出現するのです。
Cp21557m17【写真3】
これは、18歳の男性患者さんの膀胱出口の所見です。よ~くご覧になって下さい。何に見えますか?人が悲しく嘆いているように見えませんか?

Kao【写真4】

Kaomun【写真5】
【写真4】のように画像を反転させ、白黒強調画像にすると、何と!ユンクの絵【写真5】です。

Scri17578m31【写真6】
膀胱の顔表情は、人間の顔ばかりだけではありません。
【写真6】の膀胱出口は、まるでネコがあくびしているかのように見えます【写真7】。
Necoakubi【写真7】

Bns21957m183【写真8】
この方は18歳の男性です。慢性の会陰部痛で勉強が手につかず、今までずっと泌尿器科医に「慢性前立腺炎」と誤診されていた患者さんです。実は「膀胱頚部硬化症」が原因で膀胱出口が硬くなっていたのです。

Dorfin【写真9】
3D画像で観察すると、イルカが「のん気」に笑っているように見えます【写真9】。でも患者さんは必死に悩んでいます。

Kao20975m37cp【写真10】
この患者さんの3D画像【写真10】は、アニメのドラゴンボールに登場する「牛魔王」【写真11】に似ています。病気の姿が「牛魔王」ですから、人を苦しめる理由になるでしょう。
Middle_1159899387【写真11】ドラゴンボールの1シーン

Ookamiselfcath22972f643d【写真12】64歳ご婦人の膀胱出口です。排尿障害のため自己導尿を行っています。

Okami【写真13】オオカミです。

Erimakicc22424f34erimakitokage3d【写真14】34歳ご婦人の膀胱出口です。

Erimaki【写真15】走るエリマキトカゲです。

Bnsop21176m42【写真16】

White_lion【写真17】ホワイト・ライオン


Varix22131f393d2【写真18】ご婦人の膀胱出口周囲の静脈瘤
赤ちゃんが目をつぶっているように見えます。凸凹している部分は排尿障害により拡張した静脈です。

Blackbaby【写真19】黒人の赤ちゃん人形


さて、ここに上げた「顔の表情」として観察できる膀胱出口の所見は、すべて病的な異常所見です。膀胱が自分の辛さを3D画像検査という言葉を介して、私に一生懸命に訴え掛けているかのように思えて仕方がありません。「真言宗」では宇宙の中心に存在する大日如来が、あまねく宇宙全てに「真言」を発し続けているとされています。しかし、残念ながら悟りを開いた人間にしか、この真言を見たり聴いたりすることができません。まるで放送局から番組の電波が空中に流れているのに、ラジオやテレビなどの受信機がなければ鑑賞できないのと似ています。
もちろん私は「悟り」を開いている訳でもありませんし、超能力者でもありません。でも3D画像検査で膀胱出口を観察していると、一瞬、そう一瞬ですが「真言」を垣間見ているように錯覚します。

【補足】
ここに掲載した内容は、NPO法人心身医学臨床研究会のHPに投稿した内容とほぼ同じです。
代替医療にご興味ある方は、心身医学臨床研究会にご連絡下さい。

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夢枕

通院しているある会社の社長さんから直接うかがったお話です。

この社長さんをCさんとします。ある夜、Cさんが眠っていると、実の兄さんが夢の中に出てきて、実家(青森)の階段の下の納戸を一生懸命に捜しものをしているのです。実にリアルな夢でした。その翌日も翌々日も同じ夢を見たので、Cさんは青森の実家の母親と兄さんのお嫁さんに電話して、階段の下の納戸に何かあるから、捜すように頼みました。

実はCさんのお兄さんは、問題の夢を見る前の2週間前に、ポカポカ陽気の昼間に車の運転中、居眠りをして川に転落して溺死したのでした。そのお兄さんが夢に夜な夜な出てくるのです。

Tyobo実家で家族が捜しても何も見つかりません。お陰で、お兄さんの出てくる夢を1週間見る羽目になりました。Cさんは堪らずに、青森に帰郷し実家の階段下の納戸を徹底的に調べました。すると、資源ごみとして束ねたあった新聞紙の下から帳簿が出て来たのです。お兄さんは自営で新車・中古車の自動車販売を商っていましたから、二重帳簿?を密かに隠していたのです。その後、階段下の納戸の夢は、ピタリと見なくなりました。

Meganeしばらくすると、またまたお兄さんがCさんの夢の中に出てきて、「メガネがない」「メガネがない」の連呼の夢を見るようになりました。実家に電話すると、お棺に愛用のメガネを入れ忘れたとのこと。そこでお兄さんのお墓の中にメガネを納めると、メガネの夢を見なくなりました。

Cさんは、また夢を見ました。今度もお兄さんが出てきて「ジャンバーがない」の連呼です。またまた実家に電話すると、お兄さんが所属していた町内会の野球チームで作ったおそろいのジャンバーを、やはりお棺に入れ忘れたとのこと。早速、お墓に納めると、お兄さんの夢は、二度と見なくなりました。

身の回りの品々程度で成仏できない仏さんです。もしも恨み辛みを持ってなくなられた場合の仏さんの執念は、・・・恐くて想像できません。

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丹田・第2のチャクラの位置

丹田(たんでん)・第2のチャクラをご存知ですか?

Tandenilast丹田は古武術の気を溜めて置く場所で、へそ下5cmの場所にあるとされています。気を出す時に、大地や大気から体に取り入れた「気」を一度丹田に納め、その後、丹田の「気」を「エ~イ!」と一気に放出するのが、「気」の出し方です。(唐山流)

Chakrailast第2のチャクラとは、インドのハタヨ-ガの考え方で、脊椎に沿って下から7つのチャクラがあり、「第2のチャクラ」は日本で云う「丹田」に相当する場所です。

泌尿器科医として年間150例以上の内視鏡手術を行なっていると不思議な経験を数多くします。今回、「丹田」・「第2のチャクラ」の位置を正確に特定できたと思われたので、ここで紹介しましょう。

患者さんは現在21歳の男性です。
17歳の頃から残尿感・尿道の痛み・陰嚢のかゆみ・下腹部の不快感がありました。地元の泌尿器科医を受診し「慢性前立腺炎」と診断され、セルニルトン(慢性前立腺炎の治療薬)や桂枝茯苓丸(瘀血(おけつ)を解消する漢方薬)を服用していましたが一向に改善しません。インターネットで当院を見つけ19歳の頃、来院しました。
診察・検査で「膀胱頚部硬化症」という排尿障害が隠れていること分かり、その病気の刺激が、患者さんの症状を作っていると考えられました。
排尿障害改善薬(α-ブロッカー)で、悩みの症状は軽快しましたが、本人が強く内視鏡手術を希望されたので、親御さんの承諾を得て、手術を行ないました。
手術後、残尿感・尿道の痛み・陰嚢のかゆみはすべて消失しました。しかし、「下腹部の不快感」が取れないので、再度の内視鏡手術を希望されました。
Tanden20501m21「下腹部の不快感」を具体的に患者さんに述べてもらうと、骨盤の前で、へそ下奥の位置だそうです。趣味でロッククライミングを行なっているが、力を入れて登ろうとすると、その位置に直径8cmほどの球体がギューっとつかまれるような感覚があり、力が入らないというのです。・・・それは「丹田」・「第2チャクラ」ではありませんか!
上の写真は、手術直前の膀胱三角部の所見です。前回の手術で膀胱三角部の中央が平坦になっています。膀胱三角部は、膀胱感覚のセンサーが集中します。ですから膀胱頚部硬化症の排尿障害で刺激をまともに被害を受ける場所です。

Tanden20501m213dpp右の写真は、超音波エコー検査(3D画像)です。上の写真の反対方向(膀胱側)から膀胱出口を観察している光景です。
赤い矢印が、膀胱出口周囲の膀胱平滑筋過形成・線維化している部分です。今回の内視鏡手術はこの硬い部分を処置します。

Tanden20501m212右の写真は、内視鏡手術直後の膀胱三角部の状態です。TURis-Vで、病変と思われる部分を蒸散・気化させました。2枚上の膀胱三角部の術前写真と比較すると、緊張が取れ、膀胱三角部全体が柔かい印象になりました。
さて、その際に、驚くべきことが起きたのです。

Tanden20501m212pp写真の赤いだ円で囲まれた部分を蒸散・気化処置している時に、患者さんの悩まれていた「丹田」を強くつかまえられる感覚が出現したのです。位置的には、膀胱三角部の中央で膀胱出口寄りです。すなわち、全てではないでしょうが、こここそが「丹田・第2チャクラ」の位置なのです!

丹田やチャクラに「気」を練る時には、膀胱三角部から膀胱出口を具体的にイメージして練り上げましょう。

【補足】
処置した時に「丹田」の感覚が再現されたので、そこが「丹田」だというのも素人的で余りにも短絡的です。しかし、少なくとも「丹田・第2チャクラ」と膀胱三角部が強いかかわりを持っていることは事実でしょう。この事実から新たな発見ができると良いと思っています。
手術によってチャクラがすべて消失したとは思えません。なぜなら、だ円で囲まれた部分は、長径1cm短径0.5cmの小さなだ円で、患者さんの訴えるチャクラは直径8cmの球体だからです。
慢性前立腺炎や間質性膀胱炎で苦しまれている患者さんは、このチャクラ(膀胱三角部)の暴走から来るとも理解できます。

チャクラCHAKRAはサンスクリット語で「輪・環」という意味です。つまり平坦な丸です。患者さんの感じているチャクラは球体状の物体感覚です。この違いにも興味があります。

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お花畑

Prores高校生の頃(今から40年前)、母親が夕餉の支度をしている間、弟と二人で「プロレスごっこ」をしていました。
兄としては力で抑えようとしましたが、弟も高校生で体も大きくなり、さすがに力では抑え切れなくなっていました。
次第に息が上がり過呼吸状態になったと思った瞬間、そうその瞬間、・・・

Ohanabatake・・・私はお花畑のど真ん中にいました。丘の丘陵線が正面に見え、きれいな花が咲き誇っていました。私はどうやら丘の中腹にいるようです。・・・

心地よい音楽が流れています。とても安らいだ良い気分と思った瞬間、そうその瞬間・・・

・・・プロレスをしていた弟が私の名を呼びます。「どうしたの?冗談でしょう?」・・・私は過呼吸で意識を失っていたのです。

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空耳

妻がテレビを見ていると、突然2頭の飼い犬が耳を立てて玄関の方を注視しました。
ドアがサーッと開く音がして「ただいまァ」と娘の元気な声とヒールが玄関をカツッと鳴らす音がしました。
妻は「お帰り」と言って2頭の犬と玄関に迎えに出ました。・・・しかし、そこには誰もいません。2頭の犬も「?」です。玄関の外にも内にも、娘の部屋にも娘はいません。

テレビで心霊現象の番組を見ていた妻は、ゾ~~~です。逆に娘が心配になってきました。だいたい娘が帰宅する予定の時間ではありません。ある勉強のために専門スクールへ行っている時間でした。
その恐い現象が起きた2時間後に、娘は本当に元気に帰宅しました。

その30分後に帰宅した私が妻から、このエピソードを聞き、「生霊・いきりょう・いきすだま・しょうりょう」だと思ったのです。娘にインタビューするとスクールの勉強中に、今一乗りが悪く『今日は早く帰りたい・・・』とズーと思っていたそうです。それが妻の「空耳」事件の時間だったのです。人の思いは、時間・空間を無視して、思った場所・思った人に伝わることがあります。それが「生霊 いきりょう」です。悪意に満ちた思いでなければ問題ありません。

Deigan「丑の刻参り」は、悪意に満ちた執念が他人を呪う「生霊」の典型です。
源氏物語にも登場し、お能の題材として舞われています。
ただし呪った思いは呪った同じ程度の質量で自分に還るので、「人を恨まば穴二つ」状態になるのを覚悟して臨まなければなりません。

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読字障害

先日、NHK番組の特集で「病の起源 読字障害」という番組を見ました。
字を見てもなかなか理解できない、意味不明の記号にしか見えないという感覚の病気です。欧米人の10%、日本人の5%に程度の差こそあれ、この障害を持つ方が存在するそうです。
歴史的に有名な人が、この障害を持っていたとされています。
CNN創業者テッド・ターナー、自動車王ヘンリー・フォード、ウォルト・ィズニー、アメリカ初代大統領ワシントン、マトリックスのキアヌ・リーブス、大脱走のスティーブ・マックイーン、ゴッドファーザーのマーロン・ブランド、ミッションインポッシブルのトム・クルーズ、黒柳徹子さん、ジョン・レノン、ベートーベン、モーツアルト、モハメッド・アリ、ベーブ・ルース、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、岡本太郎、ピカソ、稀有の建築家アントニオ・ガウディ、物理学者でボーア、ファラディなどなどきりがありません。

この話を妻と話していたら、私たちが何気なく書いたものを黙読しているが、この能力は明治になってから外国から輸入された文化だそうです。それまでの日本、江戸時代の文盲率は低かったのですが、一般庶民は字を読む時に必ず声を出して音読しないと読めなかったそうです。声を出さない、いわゆる黙読はインテリの階級しかできない能力だったそうです。
時代劇で、御触書きを誰か一人が大きな声を上げて読み上げているシーンを『字を読める者がみんなのために読み上げていた』と思っていましたがそうではなったのです。そうでもしないと、その場にいる全員が口々に大声を出して読み上げることになり、混乱するからなのです。
また同じく時代劇の中で、武家の子弟が書架の前で正座をし声高々に「子のたまわく・・・」というシーンは、『大袈裟な』と思っていましたが、事実、当時の子どもだからこそ声を出さないと読めなかったのです。

現代人が当たり前に行なっている「黙読」は、日本人が西洋から輸入した「黙読」文化であり、明治の教育によって訓練されて得た能力だったのです。現代人の歩き方も西洋から輸入した文化です。右足が前に出るときには左手が前に出るという歩き方です。この歩き方は軍隊行進の歩き方です。富国強兵を推し進めていた明治政府が国民全員を兵士にしようとしたのでしょう。日本人本来の歩き方は手を振らない歩き方です。
NHK番組の受け売りですが、「字」を読むためには、目から得た字の図形情報を大脳後頭葉で受け、その図形情報を音情報に変換して、音として読んでいるのです。つまり「字」という記号・図形情報を頭の中で音として聴いているのです。
読字障害は、この一連の流れの中で図形情報→音情報変換システムの障害に他なりません。

この病態生理が真実であれば、私たちは文字を読んでも視覚で直接理解している訳ではなく、間接的に音で理解していることになります。「黙読」をスムーズに運営させるためには、図形情報→音情報変換システムをフル稼働させなければならないことになり、脳神経のエネルギー浪費になるでしょう。それから考えると、「音読」は、図形情報→音情報変換システムに100%依存しなくなるので(文字を見て読んでいる以上、ゼロとは思えません)、脳神経のエネルギー消費が少なく、理解が直接的で速まり、その分、記憶力強化につながるのかも知れません。

速読法という読書法があります。1冊の本を1分ほどで読み理解するという方法です。読書量や情報量が増え、現代社会の一部のエリートたちには歓迎されている技・超能力です。この読書法は、図形情報→音情報変換システムを経由せずに、視覚情報を直接理解する訓練の結果なのでしょう。IQの高い人たちには効率的で適した方法でしょう。でも高校生の頃、音読で試験を乗り切った非効率的な私の頭には苦手な方法です。流通業界の識別認識システムのコンピューターのようで好きになれません。

過去の読字障害でありながらも名を馳せた人たちを見ると、IQの高さと社会で受け入れられる才能(EQとします)の高さとは別物であることが分かります。IQもEQも高い人、IQだけが高い人、EQだけが高い人、IQもEQも程ほどの人、どちらもない人、中間タイプの人、おそらく人間は脳の活動からみれば、この5タイプでしょう。あなたはどのタイプですか?

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過ぎたるはなお及ばざる如し

Kosi2
孔子の言葉を集めた「論語」の中に「過ぎたるはなお及ばざるが如し」という名言があります。
何事も行き過ぎは禁物、適当にしているのと同じ事で、どちらも「中庸」の精神からは外れた愚行という意味です。偉大な人の「言葉」には、後世様々な解釈がつけられます。孔子の意図したこととは異なるかも知れませんが、現代風に解釈すると、「何事も程ほどに」の意味でしょう。

「中庸ちゅうよう」とは極端に片寄らない、それでいて中間でもない、臨機応変な揺れ動く様を意味します。様々な事象にこだわりを持ってもいかず、それでいて「中庸」を心掛け過ぎてもダメなのです。逆らう訳でもなく、流される訳でもなく、それでいて己の確固たる意志を常に持っている状態・・・凡人にはできません。

日本人が4人ノーベル賞を受賞することになりました。その中で素粒子理論についての功績で物理学賞が3人もです。
この宇宙誕生の頃、宇宙には素粒子と反素粒子が同数存在していたそうです。しかし、何かの理由で反素粒子は全て消滅し、現在では素粒子しか残っていません。
宇宙におけるこの事実は、「過ぎたるは・・・」の序章だとしたら、この先この宇宙には、どのような試練が待っているのでしょう?

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こころとは?魂とは?

開業医のひとり言のブログで「ハードとソフト」というテーマで自説を述べました。
また、慢性前立腺炎のブログで「入力と出力」というテーマで病気の本質を探究しようと、やはり自説を述べました。

これらを書いているうちに、人間のからだに起こる無形の何か、病気が病気として発現できるための「何か」や子どもが健全な発育を維持できるための「何か」は、脳や脊髄の媒体そのものである神経細胞が形成する複雑な神経回路、すなわち「プログラム・ソフト」ではないか?と強く思うようになりました。そしてその「何か」が、「こころ」・「魂」に似ているように思えてなりません。
もちろん「こころ・魂」が一つのプログラム・ソフトである訳もありません。神経細胞がプログラム言語となり複雑なプログラム(神経回路)を形成します。そしてその一つの複雑なプログラムが、また一つの大きなプログラム言語となり、そのプログラム言語で構成された複雑な巨大なプログラムが形成され・・・次々に幾重にもプログラム階層が作られて、とても大きなプログラムの塊りになります。この大きなプログラムが起動すると、「こころ・魂」という無形の形になるのでしょう。

今、私が操作しているこのパソコンも、私には理解できないほどの、プログラム言語の集合体であるプログラム・ソフトで動いています。単なる記号の組合せが、キーボードの連打で堅固な意味のある行動をとるのです。そして有形のものを作り上げます。無形から有形に、まるで奇跡です。こころ模様から行動にです。頭の中で思い描いた建物を設計図に仕立て、資金を集め建設会社に注文すれば、思い描いたこころの中の絵が、現実の高層ビルになるのです。

もしも「こころ・魂」が神経細胞の巨大なプログラム・ソフトであるならば、立体的な神経回路を2次元の図面におこし表現することは、今は無理でしょうが、遠い未来には可能でしょう。するとその描かれた神経回路図は「こころ・魂」そのものを図として絵として具現化されたことになります。その全体像を遠くから眺めることができたなら、きっと意味のある絵として見ることができるかも知れません。単なる神経回路図ではなく、意味のある図・絵として認識できてしまった時・・・恐ろしい秘密をまた覗いてしまうのかも知れません。そう、知らなくても良い秘密を・・・

人間の脳・脊髄を合わせた神経細胞の数は有限です。有限ですが、50億個とも60億個ともいわれるほど膨大な数です。20歳を過ぎてから脳細胞が1日に10万個死滅すると云われていますから、単純計算で155年(20+135)維持できることになります。人生が50年であれば全く問題はありませんが、今や日本は80年90年の時代です。50%近くの神経細胞は死滅しています。
もしも「こころ・魂」が有限の神経細胞で作られたプログラムソフトであるならば、寿命に近づくにしたがい、こころのプログラムは壊れるに相違ありません。

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友人の死

私の友人が亡くなりました。
救急病院の勤務医時代に、内科に関することを教えてくれた東大出身の内科医です。現在の臓器移植ネットワークの基礎を作った人です。当時、腎臓移植の延長線上にあった臓器移植の主導権をとろうと、既得権のある総合病院・有名病院・大学病院の魑魅魍魎の医師たちの争いの中で、まったくしがらみのないネットワークとセンターを作り上げました。当然、臓器移植ネットワークの初代総裁になるべき人物だったのに、完成されたの確認してからゴタゴタの責任を全て持って、在野(SONY健康管理部)に降りた人でした。「もったいない!」と私は思いましたが、正義を貫いた人でした。人脈も豊富で博識で尊敬できる医師でした。一流をとても愛した人でした。

武蔵高校を卒業、慶応大学医学部を現役で合格し、お父上の親戚が皆東大出身だったので、お母様のために翌年東大の理Ⅱに入り、教養課程で最高の平均点を上げ、理Ⅲ(医学部)に転部した脅威の頭脳の持ち主でした。
私の医師としての考え方、物事の曖昧さを排除し、事象をクリアカットに定義し、分からない部分は不明と定義するそんな考え方を教わりました。ですから患者さんにもクリアカットに説明できるようになりました。医師が曖昧に説明すると、混乱し困るのは患者さんだからです。
泌尿器科医の苦手とする超音波検査を私が得意となったのも、彼の1回のアドバイスで受けた一言(真髄)のお陰です。

お父上も東大出身で順天堂大学の有名な内科教授で、教授の任期中に心臓で亡くなられていました。
彼も18日の朝、自宅において急性心不全で亡くなられたそうです。

17日の夕方から私は体調を崩し、風邪気味?でした。その日は午後8時に就寝しました。翌18日の朝、午前中から手足が何となく自分のものではないような感覚があります。
Yamakawakazuo翌19日には、身体の右半分がしびれています。力が出ないわけではありませんが、頭の先から足のつま先まで、正座をしてしびれた足のようです。本日20日になって、しびれは軽減してきました。大分治ったと思って、新聞を開いたら死亡欄に友人の記事です。

今回の私の症状は、風邪ウィルスによる脊髄神経根の炎症が原因でしょう。風邪症状の翌日から発症で全身の右側半身だけというのが、脳梗塞でもなければ、ギラン・バレー症候群でもありません。こんな風邪症状の患者さんを、医師になってこの29年臨床現場で経験したこともありません。友人が旅立つ前に、私にチョッといたずらし、勉強させてくれたのかも知れません。

お通夜に行きました。大勢の参列者がいました。彼の叔母さんで同時に私の患者さんでもある方と会釈をしました。参列者に話しを聞くと、彼は5月に不整脈で入院精査していたそうです。6月には仕事場に出ていたそうです。突然の死です。
私の右手は90%近く回復し、自分の氏名をいつもと同じに記帳することができました。私と違って、例えいたずらでも、やることにそつがない先生でした。味方にすると頼りがいがあり、敵にすると恐いタイプの友人でした。

彼のご冥福を、合唱。

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時間の存在

最近、「時間はどこで生まれるか」(橋本淳一郎著 集英社新書)を読み面白かったの感想を述べます。

本によると、ニュートン物理学の世界観では、絶対的空間と絶対的時間が存在していました。我々人間が五感で容易に認識できる世界観です。
ところが時代が変わり、アインシュタインの相対性物理学の世界観では、時間と空間は密接に関係しており、相互に変動する可能性があることが分かりました。空間そのものもエネルギーに変換しうるというのです。でもこの現象は五感を持った人間にはとても理解しにくい現実です。
さらに量子物理学のミクロの世界では、時間も空間もエネルギーも存在しないというのです。我々凡人には到底理解できない現実です。

時間という概念は、マクロ世界の人間も含めた生命が認識する概念なのです。生命が存在しなければ「時間」という概念は存在しないのです。宇宙はただそこに存在するだけのものなのに、生命が存在することで、宇宙に時間というものが生じたことになります。

生命が時間を認識するためには、変化を認識しなければなりません。その変化の認識によって、生命は「好し」と評価し、自分が生きていると自覚し喜びの状態になるのでしょう。
すると、変化がないときには、生命は「不快」と感じるのでしょうか?その事こそが「病気」の原因かも知れません。

Time例を具体的に挙げましょう。
排尿のサイクルは右のイラストの如くです。蓄尿・排尿・リセットの各相が存在してます。毎日の排尿回数を5回~6回とするのならば、蓄尿時間は7千秒~1万秒、排尿時間は30秒前後、リセット時間は10秒前後でしょう。
脊髄や脳はこのリズムを心地よく感じていて、それを正常な排尿と認識するのです。このリズム、すなわち秩序ある時間の流れの繰り返しこそが、生命の好物なのでしょう。

Time2ところが、何らかの原因で排尿障害があると、このリズムは狂います。生命にとっては不愉快極まりない状態です。
排尿障害で膀胱頚部が振動し、そのため感覚器である膀胱三角部が硬化すると、蓄尿相に膀胱三角部が十分に伸展しない、排尿時に膀胱三角部が漏斗状に変身しない、排尿直後に膀胱三角部がリセットしないと、本来の排尿サイクルのタイミングを失います。すると秩序あるリズムでなくなるので、脊髄も脳も不愉快になり、正常なリズムを捜そうと脊髄内の神経回路が発達し、増幅回路になり頻尿や関連痛の温床になるのです。

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願い

Negai2「ザ・シークレット」で宇宙の法則を説明しましたが、ここではもう少し具体的なテクニックについて説明しましょう。ほとんどの内容が本からの受け売りなので、そのおつもりで・・・。
ご自分で望んだ未来にしかならないという法則なのですが、望む姿が具体的な状態でなければ、具現化しないのです。一部の人間を除いて、世界中の人間がおそらくは大金持ちになりたいと思っているでしょう。その場合、ただただお金持ちになりたいでは、お金持ちにはならないのです。まれに、宝くじが当って億万長者になったとしても、それで終わりです。その後お金持ちの状態は長続きしなくなり、結局は破滅のパターンがやってきます。

Negaiでは、どのようにして思えばよいのでしょうか。
例えば、私の場合であれば、高校を卒業してから浪人を経験して何とか医科大学に入学でき留年もせずに6年間で無事に大学を卒業しました。卒業した年の国家試験に合格して晴れて医師になり、そのまま研修医として大学病院で修行しました。その都度その都度、見上げると目標があり、何とかクリアして、現在は泌尿器科専門医・外科認定医・消化器外科認定医・スポーツドクターです。
現在の自分の仕事を可能な限り努力することで、名医と呼ばれるようになるかも知れません。さらに神の手(ゴッド・ハンド)と呼ばれるようになるかも知れません。研究研鑽しているうちに、新しい発見や発明をするかも知れません。それを評価されノーベル賞を受賞するかも知れません。そして偉人として伝説の域に到達するのです・・・。
・・・以上のことは夢物語ですが、このように極めて具体的に想念して願うのです。この具体的な思いの中には、「お金」という概念は出てきません。「お金」は、あくまでも社会を生きていく上での手段であって、目標にはならないのです。人間は「お金」にはなれません。当たり前のことです。自分が成れる具体的なイメージに付随する存在が「お金」なのです。
こんな私ですが、開業してから18年を経過し、税務署に2回も入られ、見解の相違?という理由でかなりの「お金」を追徴されました・・・。それでも何とか支払って、こうして生きている訳ですから「お金」は付随するのでしょう。

現在の私は、富士山で例えれば五合目までも到達していません。田子の浦港から上陸して富士市を経由して、まだ麓の富士宮を少し上がった地点です。願いの大きさに躊躇することもしばしばです。

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お妾(めかけ)さん

風邪で来院した患者さんが体験したお話です。

今から15年前、彼が独身だった頃の2月、そう今頃です。6畳の部屋で一人で寝ていると、深夜に突然寝苦しくなり、急にかけ布団ごと誰かにガバっと上半身が起こされました。
すると目の前に40歳代の女性の姿がありました。恐くて仕方がありません。この日を境に、この現象が1ヶ月も続き、屈強な彼もさすがに精神的にまいってしまいました。

Omekake_2家族に相談して、そっちの方のスペシャリストを呼んでもらいました。その方の支持で部屋をいろいろ捜してみると、仏壇の奥に小さな木魚があり、さらにその奥に亡くなった祖父のアルバムを見つけたのでした。心霊写真と思しき写真が何枚かありました。もちろん、まともな写真があり・・・その中に・・・祖父のお妾さんの写真があったのです。その顔・姿が深夜に突然に現れるご婦人その人だったのです。【お妾さんの浮世絵】

そのお妾さんはすでに亡くなっていますが、彼女の命日が話しをしている患者さんの誕生日と同じだという偶然が重なり、さらにその年が亡くなって50年、50回忌の年だったのです。

そこで成仏してもらおうと、スペシャリストの方に祈祷をしてもらうことになりました。角部屋で三方が窓になっている部屋です。部屋を閉めきり部屋の真ん中に線香を一本立てました。読経しながら線香に火をつけました。線香の煙が初めの内は一本線になってゆっくり立ち昇っていました。しかし次第に「ボッボッ」とあってはならないリズムを取りながらお線香が燃え始め、アッと言う間にその線香は燃え尽きてしまいました。

スペシャリストの方が「窓を開けてこの部屋の魂を解放しましょう!」と言って、一斉にすべての窓を開放しました。窓を背にして座っていた患者さんは、突然ガクッとなって気持ちが悪くなりゲーゲー吐き始めました。
スペシャリストの方が、「窓を背にして座り、魂の通り道を邪魔したので・・・」と言って霊的な処置を施してくれ、事なきを得ました。

その後、深夜のこの怪奇現象は起こらなくなりました。患者さんの診察の時間よりも、このお話を聞いていた時間の方が長かった・・・ある日の暇な診察室での出来事でした。

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工事の人は何処へ?

先日、自宅の電話回線をデジタルに変更しました。
そのため、東京ガスから連絡が入り、メーターと電話との接続をアナログからデジタル交換機に変える必要があるとのこと。そして、昨日、クリニックの私の方に東京ガスの下請けの工事会社の人から午前の診療中に電話が入り、「今日の10時に工事に参ります。」という内容でした。「工事に立ち会うのは妻だから、自宅に電話して欲しい」と伝えました。

午後の休み時間に、妻に工事のことを聞いたら「?」と、電話連絡は来ていないとのこと。また午前10時の工事にも誰も来ていなかったのでした。急遽工事中止の理由が不明でした。
午後の診療中に妻から、工事会社から連絡が入り、今日工事に来る予定のスタッフが朝から行方不明だ!というのです。午後予定の工事現場にも姿を現さずに、午後の予定現場から連絡が入り、私の自宅に訪問したかの確認の連絡だったそうです。自宅を出ているのは確かなのだが、本人の携帯電話にもつながらず工事会社はてんやわんやの大騒ぎをしているらしいとのこと。

本日、工事会社から連絡が入り、別のスタッフを派遣してあらためて工事を行なうとこと。問題のスタッフは未だ発見できず、家族も捜索願を出したそうです。
どうしたんだろう?理由が分からない!私の電話の対応がまずかったのかい?結末を知りたい!

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ザ・シークレット

Secret書店に「ザ・シークレット:秘密」という題名の本が山積みになっています。そして、その関連書がいくつも平積みになっています。例えば「引き寄せの法則」、「マスター・キー」などです。
この宇宙には、究極の「因果律」が存在し、自分の周囲で起きる現象や人生のエピソードは、良いにつけ悪いにつけ、すべて自分の思考の結果だというのです。
「悪いこと」を思考すれば「悪いこと」が起き、「好いこと」を思考すれば「好いこと」が起きるというのです。
宗教の中の逸話などにそのことが見え隠れします。「求めよ!さらば与えられん!」「汝の敵を愛せよ!(敵を愛せるように努力すれば、いつしか味方になる)」「情けは人のためならず(回りまわっていつしか自分が困窮した時に、自分が助かる)」「人を恨まば穴二つ(恨んだ相手が死ぬかもしれないが、自分も死ぬような目に遭う)」「我思う故に我在り コギト・エルゴ・スムス(チョッと違うか?)」などなどです。
このブログをお読みの方も、幾つか経験したことがあるでしょう。願っていたら思いがけずに実現したことなど。
そのような現象を「たまたま」と思わないで、「法則」として積極的に取り入れようというのです。
私事ですが、高校2年生のクラス分けの時に、1年生のエリートクラスから普通クラスに落とされました。勉強不足もあったのですが、さすがに悔しい思いをしました。一度、思いっ切り勉強してやろうと1学期の中間試験を一生懸命勉強しました。普通クラスの生徒なのに・・・、一番をとりたい、その一心で・・・。テストの結果、何と学年で一番の成績を取ったのです。人生の中で一番を取ったのは、これが最初で最後でしたが・・・。2年生のクラス分けをした先生たちは大慌てです。勉強のできるエリートクラスからではなく、普通クラスの生徒が一番の成績を取ったのですから・・・。『思いはかなうものだ!』と実感したのでした。そして、その学年の年間最優秀成績の生徒として表彰されたのです。(その後は下る一方でしたが・・・医学部に入学するのに2年浪人しました・・・_l ̄l○)

Perfectvision3思わず自分の過去を吐露してしまいました。さてさて、話を本題に戻しましょう。
 宇宙に存在する無尽蔵のエネルギーが、有形・無形のあらゆる具体的な存在の形となって、思考した通りに目の前に実現するというのです。(超科学ですが、理論的にはエネルギーは物質に変換可能)
この法則で注意しなければならないことは、因果律そのものは人間のように善悪の判断をしないということです。また、細かい所まで思考の内容を反映しないのです。思考した最重要項目、全体像のみを反映するらしいのです。そして思考した概念と同じ性質のものを創り出すのです。ですから思考するサイドは注意を要します。

Perfectvision2私の領域で例えを上げれば、病気になった患者さんは、『病気から逃れよう』、『早く病気が治って欲しい』と病気のことしか思考しなくなります。この患者さんの思考で何が最重要事項かというと「病気」そのものです。ですから宇宙の因果律で、「病気」のことをなお一層思考できるように、病気がだんだん治りにくく、あるいは再発するというのです。

では、宇宙の因果律を利用して、今現在の病気の苦しみから逃れるにはどうしたらよいのでしょう。
方法は単純です。思考の中心の重要事項を「病気」でないもの、すなわち「健康」なるものを置けば良いのです。
上の文面は、病気の人が宇宙の因果律を利用して、現在の状態から脱出するためのおまじない(呪文)です。「この宇宙」を「神様」でも「御仏」と置き換えても構いません。ご自分で文面を工夫・アレンジして下さい。
就寝前と寝起きに頭の中で唱えるか、実際に口に出して唱えるとよいでしょう。

地球上で意味のある言葉が発せることのできるのは人間だけです。人間は言葉に乗せて思考を確実なものにすることができます。ですから、バカバカしいと思われる呪文であっても、真面目に取り組んで損はしないでしょう。希代の陰陽師、安倍清明が真剣になって呪を唱えていたのです。荒唐無稽とあからさまに否定はできないでしょう。現在の科学だって400年後には陳腐なものになるでしょう。

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匠(たくみ)

Takumi私も今年で56歳になります。
幼稚園の園児から始まって大学卒業するまで、同学年の同級生だけで1300人以上にはなるでしょう。もちろん会話した人も見たことがある程度の人も含めてです。
開業医として18年診療し、2万を超える患者さんのカルテがありますから、2万人も診察・診療したことになります。勤務医の時代が大学8年、救急医3年の11年ですから、1万人以上は診察・診療にかかわっていたでしょう。医師との交流もあり、総勢3万3千人くらいは何らかの形で接触しています。

このように多くの人と接していると、さまざまな人の才能の形が何となくおぼろげに見えて来るものです。私が「凡才」だっただけに、才能豊かな人に憧れることもありました。勉強に関していえば、どうしてパパッと理解できないのか?一瞬にして解答が出せないのか?計算ミスをいつもするのか?授業中に自信を持って手を上げることができないのか?・・・。

上のイラストは私が考えた「才能」のイメージです。
人の才能を植物に見立てています。人が「認識できる世界」をはさんで上に「無限の神の宝庫」があり、下に「有限の人智の宝庫」が横たわっています。
私たち一般人は、「凡才」ですから「有限の人智の宝庫」から芽を出した植物のような存在でしょう。
「秀才」と称される人たち(東大・京大やハーバードに入学できるような人)は、「有限の人智の宝庫」にシッカリ根をはり、十分栄養を吸収して育つ樹木のようです。

「天才」あるいは「天賦の才」と称される人たちは、「無限の神の叡智・宝庫」から栄養を供給されて育つ植物のようです。このような人は本人が意識しなくても物事を認識・理解・行動ができるのです。少年で大学へ飛び級するような子供たちです。
我々「凡才」には可能性がない訳ではありません。コツコツと目標に向かって積み重ねれば、「努力の才」が花開くこともあります。


Takumi5しかし、天才や神童とマスコミなどで持てはやされた子供たちが、10年経っても20年経っても、一向に表舞台に出て来ません。
たまにマスコミに出て来たとしても、「あの人は今・・・」的な番組で、普通の人、我々と同じ「凡才」になっているのを発見します。本人の立場であれば、悲しい環境でしょう。
これを理解するため右上に図示しました。
急に育てられたりこねくり回されると、根や幹が十分に育たないうちに果実が大きくなり、ついには落ちてしまいます。「天才」は「凡才」の領域に下ってしまうのです。
「天才」の人が、ジックリと育てられれば、安定した存在になるのです。根も幹も太くなり、その果実はたわわに大きく立派になります。例えれば、アインシュタインがそうです。彼が子供の頃、教師に何でもかんでも質問をする「変な子」として周囲から見られていました。周囲がチヤホヤどころか白い眼で見ていたのでした。そのことが彼には逆にラッキーだったのです。日本では「米米クラブ」のカールスモーキー石井さんがそうです。彼は子供の頃、花を見てはメロディーが、また風が吹けばメロディーが頭に浮かび口ずさんでいたそうです。周囲からやはり「変な子」として見られたそうです。

Takumi3これと同じ現象が「秀才」にも起きます。
「秀才」が、コツコツと研鑽すれば、茎は幹となり大きく成長します。すると、「神の宝庫」から援助の芽が出てきて補強しようとします。「神の宝庫」からの援助の芽は短いので、十分な高さがないと援助されません。
ところが、研鑽を怠り、ただ己の欲望のままに果実を大きくしていくと、背が低いままで不安定な樹木になります。すると、「神の宝庫」の裏に潜んでいた「闇」から援助の長い手が伸び、果実を補強します。と同時に根が腐り果実は熟してしまいます。

Takumi4私たち「凡才」にも成長の可能性があります。
コツコツと「努力」の人に成りきるのです。目標を決めても構いませんし、決めなくても結構です。がむしゃらに一心不乱にただひたすらコツコツと己の信じた道を進むのです。
すると、細い茎と根が次第に太く大きな幹となり、背の高い樹木に変身していきます。さらに成長すると「神の宝庫」から芽が出て援助の手を差し伸べてくれます。補強された時点で、「神の宝庫」からも十分な養分が供給されるので、「匠たくみ」の域に達します。
成長の段階で、バランスの悪い大きな果実を持つと、「闇」から援助の手が伸びてくることに気をつけて下さい。果実が直ぐに熟してしまいます。

「天才」や「秀才」と呼ばれる人が「匠」の人になったとは聞いたことがありません。「凡才」の人しか、まず「匠」になれないのです。
仏教の世界では、この世の人しか「仏」になれないのです。この世の人が修行して初めて「仏」という存在になるのです。仏教では、よい行いをすると天国に生まれ変わりますが、天国人は「仏」にはなれないのです。天国人が「仏」になるためには、一度人間に生まれ変わらなければなりません。

「仏教」のこの世界観と、「凡才」だけが「匠」の域に入れるというのは似ていませんか?

【注意】
このイメージは私の妄想ですから、左から右へ受け流して下さい。
特定の宗教を補佐するものでもありません。念のため。

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お金と引き換えに・・・

大田区の三医師会(大森医師会・蒲田医師会・田園調布医師会)の新年会が、ホテルで開催されたので出席してきました。
帰宅のタクシーの中で耳にした話が驚くべきものだったので、ご紹介します。

乗車したタクシーの運転手さんは60歳過ぎの方でした。かれこれ20年間タクシー業務に就いているそうです。その20年間に勤務した大手も含めた幾つかのタクシー会社で、飲食を共にしたり仲良く会話した仲間の内、50人!が亡くなっているのだそうです。
タクシー会社の運転手の中には、会話したこともない人はたくさんいますが、身近にいた運転手さんだけで50人も病気で亡くなっているそうです。その50人は、いずれも若い頃、会社の中でトップクラスの稼いでいた運転手さんだったそうです。会話をしたこともない運転手さんも含めれば、信じられないくらい多いでしょうと・・・。

最近では、飲み仲間の運転手さんが、2年前頃に酒の席で「体の調子が悪い」と言っていたそうです。話の運転手さんが「仕事を辞めたら?」と忠告すると、「年金がもらえる65歳まで頑張る」と答えたそうです。結局、年金がもらえる前の64歳で亡くなったそうです。「馬鹿野郎が・・・」と淋しそうにつぶやいていました。

その運転手さん曰く、
「長生きするためには、稼げるからといって無理をしたらダメなのですよ。」
「今日はこれで仕事は上げます。」

・・・私も仕事はほどほどにしたいです・・・。

【補足】
高血圧で通院中の患者さんでタクシー運転手さんがいます。
先の話を尋ねた所、患者さんの会社でも昨年の一年間に5人が病気で亡くなっているそうです。中には高速道路を運転中に心筋梗塞の発作で運転を誤り壁に接触したそうです。幸いにお客さんは乗っていなかったのですが、運転手さんはそのまま息を引き取ったそうです。

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薄い影#2

午前の早い時間帯の診療中、50台の男性が、「昨日から風邪のようだ」と言って、診察室に入ってきました。
『!』・・・愛想の良い笑顔の患者さんですが・・・その笑顔が白いのです。・・・私の見え方でいえば、「影が薄い」のです。

風邪の症状をお聞きすると、体がだるく胸が少し痛いとのこと。風邪のウィルスで胸肋関節(胸骨と肋骨の関節)の軟骨が炎症を起こすと痛みます。痛みのある部分を押しましたが患者さんは痛がりません。通常、胸肋関節炎は自発痛と圧痛があるので容易に判断できますが、この患者さんには認められません。

しかし、お顔を見ると・・・「影が薄い」のです。・・・胸の痛みなので、心電図を取りました。すると、見たこともない心電図の所見です。典型的な心筋梗塞であれば、容易に診断できますが、心筋梗塞の心電図所見でも狭心症の心電図所見でもないのです。

地元の医師会に、循環器の専門医がいるので、その先生を紹介し、すぐに行ってもらいました。
診察室を出るときに患者さんは、「大丈夫ですよね?」とニコニコしながら私に尋ねました。さすがに「影が薄い」とは言えずに、「風邪のウィルスで心内膜炎や心嚢炎になることがあるので、専門医に診ていただきましょう。」と告げました。

午後の診療中に紹介先の循環器の先生から電話連絡がありました。その先生も診察した時点で急を要すると判断し、近くの赤十字病院へ紹介しました。即刻入院、ICU(集中治療室)で治療を受けているそうです。

月曜日に循環器の先生から連絡がありました。患者さんが風邪で来院したのは、木曜日です。当日に赤十字病院に入院しましたが心臓の働きが次第に悪くなり、土曜日に急遽、最新高度医療病院に転送になり、緊急バルーンパンピング(機能不全に陥った心臓を助けるために、心臓・大動脈に特殊な装置を挿入し心臓を補助する)をしましたが、残念ながら日曜日に亡くなられました。診断は「劇症型心筋炎」だそうです。何らかの原因(風邪のウィルス?)で、心臓の筋肉が炎症を起こし、炎症を起こした心筋は死にます。心臓全体の筋肉が炎症を起こした時点で、心臓が停止するというものです。(日本心臓財団HPを参照

私が感じている「薄い影」は、近い将来から半年後の将来の間の生命の危機を暗示します。絶対的な運命ではなく、先の「薄い影」の患者さんのように生還される可能性が多々あります。健康面の「薄い影」についての理論は、前回のテーマで詳述していますから、参考にして下さい。
しかし、患者さんをぼんやりと診察していたり、検査やデータだけに注目していると見逃すのです。最近の若い医師は検査データ至上主義です。また、患者さんを直に診察していると言っている割には、直感を低く見ています。井原さんの霊感ではないけれど、もっと感性を高めましょう。そのような覚悟で患者さんを観察すれば、見えるようになるのです。何事も訓練・鍛錬です。

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薄い影

先日(9月21日)、前立腺肥大症の術後の66歳の患者さんが、術後報告に来院されました。
手術後の経過は良好で、排尿状態もすこぶる良く、手術をしてもらって良かったと喜んでおられました。・・・しかし、・・・しかし、その患者さんの「影が薄い」のです。貧血で顔色が悪いのでもなく、とにかく影が薄く見えるのです。

「体の調子が悪くありませんか?」と尋ねると、否定されます。しつこく尋ねると「胃がチョッともたれます。」という返事です。
「地元の大きな病院で、必ず胃カメラを行なってもらってくださいね!」と私に念を押されて、患者さんは帰られました。

Maca20039m66pathoその2ヵ月半後の本日(12月8日)、その患者さんが久しぶりに来院されました。患者さんの影が戻り濃くなっているのです!
「先生の言いつけ通り、地元の病院で胃カメラを行なったら、胃前庭部に胃癌が見つかり、手術しました。」
「地元の外科の先生が、胃前庭部に発赤がある。私は様子をみたいと言ったら、主治医が胃癌を疑うので手術をすすめられました。」
「術後の結果は悪性度が中くらいで、浸潤も転移も発見されませんでした。」と喜んで報告されました。

Maca20039m66私もホットです。「実は・・・」と言って、カルテを患者さんに見せました。殴り書きのカルテでお恥ずかしいですが・・・カルテには「胃不快」の記載の下に「白い」とコメントをつけています。「白い=影が薄い」の私の隠語です。
患者さんも泌尿器科医である私が胃カメラ検査をしつこく念を押したのが気になっていたんだそうです。

影で何かを診断した、最近あった実話です。

【補足】
Kageこれだけの話しだと、非科学的と云われてしまうので、少し科学的な根拠を説明しましょう。
前立腺肥大症があり排尿障害が存在すると、オシッコを我慢することが多くなり、交感神経が常に興奮状態にあります。
また、癌細胞が体内にあると、癌細胞を殺すために免疫抗体を産生しようと副交感神経が興奮します。
高校生の時に学習した生物学でご存知のように、交感神経が興奮すると、体が戦闘体勢に入る状態になります。副交感神経が興奮すると、体が安静な状態になります。この二つの自律神経が同時に興奮すると、体は交感神経と副交感神経の興奮が混在した表現をとります。それが影の濃さになるのでしょう。一見元気に見えるのです。

Kage2しかし、内視鏡手術で排尿障害が軽快すると、排尿障害による交感神経の興奮は少なくなります。そのため副交感神経の興奮だけになります。免疫抗体産生顔貌になり、おそらく、その表情が「影が薄く」見えるのでしょう。

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幽体離脱

先日、前立腺肥大症の術後の74歳の患者さんが、1ヶ月ぶりに術後出血で深夜来院されました。午前0時36分です。
カテーテルを挿入し保存的に止血を懸命に試みましたが、止血できずに止む無く緊急手術になりました。
Coagulatampon12518m723超音波エコー検査で膀胱内にたまった血液の塊(凝血塊)を確認できます。
カテーテルを挿入して洗浄するのですが、一向に止血される形跡がないので止血手術に踏み切ったのです。

Coagulatampon12518m72上記の超音波エコー検査の3D画像です。
丸い球のように見えるのが凝血塊です。
手術が終了したのが午前2時47分です。
Coagulatampon12518m722止血洗浄で凝血塊は除去して、カテーテルだけが膀胱内に確認できます。
この後も、出血が続くので緊急止血手術になりました。

麻酔は仙骨神経ブロックですぐに歩行できます。手術中の録画を患者さんに説明しました。
その後、午前3時15分に手術台から立ち上がろうとした時に、いわゆる立ちくらみ状態で、患者さんが軽いショック状態になり一瞬意識を消失しました。すぐに気がつきましたが、完全ではないのでしばらく安静にしてもらいました。
結局、しっかりとした足取りで帰宅したのが午前6時ちょうどでした。

自宅の妻は0時前に、急患で私がクリニックに呼ばれたのを知っています。午前3時過ぎにふと目を覚まし、私がまだ帰宅していないのに気がつきましたが、また夢の中に入りました。
その時妻は、患者さんがショックを起こして私がてんやわんやになっている夢を見たそうです。午前3時15分に患者さんがショック状態になりましたから、まさにその時刻なのです。
緊急手術で止血に手間どり遅くなると思ってもよいのに、術後に患者さんがショックを起こしていると夢見たことに驚きです。私の手術技量に妻が絶大の信用を置いてくれているのか?、はたまた幽体離脱でクリニックの現場を見ていたのか?不思議な出来事でした。

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排尿障害と水分代謝と原因不明の病気

【人体は宇宙】
人の体は小宇宙にたとえられます。宇宙のようにすべての次元が幾重にも織られて造られた複雑な存在です。現代医学で理解されているの人間の構造やシステムは、未だに不完全です。
しかし、科学が万能だと勘違いされている人たちは、重箱の隅をつつくような努力はしていますが、現在の診断法や検査手段に固執し旧い考え方から脱却できないでいます。

実際に原因不明の解明されない病気は結構存在します。シェーグレン症候群然り、最近話題になった線維筋痛症然り、間質性膀胱炎然りです。原因が不明だと、自己免疫疾患やアレルギー疾患という分類に何でもかんでも収めて、後でジックリ考えようという態度に思えて仕方がありません。

【医師の思考回路】
重箱の隅をつついて研究し没頭する世界は、受験勉強の難問を解くのに慣れている医師たちにとっては、心休まる世界です。特に知能指数の高い医師にとっては、難問の世界は仮想世界ではなく、現実世界と錯覚していたのでしょう。小学生、中学生、高校生と難問の解答の先が現実の世界にそぐわないものであった事実に虚無感を覚えた、若かりし頃の気持ちはすでになく、現実に苦しむ患者さんをよそに、研究のための研究というのが現実です。
数年前に癌治療学会の席上、高名な医師が「これら基礎研究が実際の臨床現場で役立つのか?」と苦言を呈したことがありました。
研究のための研究は、「木を見て森が見えない」状態だと私は思います。
【葉と枝と木と林と森】
さてさて、前置きが長過ぎました。
ここで水の流れを中心に、人の体を「森を見る」ようにして考えてみましょう。
臨床で調べる検査データは「枝葉」を視ることです。人の解剖学・臓器を調べるのは「木」を診ることです。人の生理学・内分泌・代謝は「林」を見ることです。全体像=森=真実を観るためには、さらに大きな視点から観ることが必要になります。大きな視点は、科学的な現代医学からは逸脱することがありますから、その辺はご了承下さい。
Watercycle_1
【水の流れ】
上記の図式は、細かい医学常識を無視した「水の流れ」の大よそのイメージです。(こころの中のこのイメージが大切です)
食事や飲水で口から体の中に入った水は、水分代謝の世界を作ります。大腸で吸収された水は、血液の溶媒として流れに乗ります。この水を「場」として内分泌システムや免疫システムが円滑に稼働します。もちろん血液細胞・免疫細胞・免疫抗体・胃液腸液胆汁などの消化液も水という「場」なしでは存在は考えられません。
この水が作る「場」はとても重要です。生命現象であるイオン反応・電離現象・酵素反応などのあらゆる化学反応は、水の「場」という存在なしには考えられません。しかし、重要な生命反応が華々しい表の現象であるために、「場」としての水の本当の顔、つまり裏の重要な現象である「水の排泄」が見えなくなってしまうのです。血流や免疫反応を「単なる水の排泄現象だ!」とは誰も思いもよらないでしょう?
血圧の維持も水が必要です。涙が出なければ視界を確保できませんし、唾液が出なければ食事ができないばかりでなく会話もできなくなり、人としての社会性までもが阻害されてしまいます。

Water_1生命の営みは極論すれば(あくまでも極論です)、水の様々な形での「排泄」の一言に尽きます。血液システム・内分泌システム・免疫システムでの「場」としての水は、内部環境への水の排泄ですし、尿・汗・涙・消化液での水は外部環境への水の排泄です。
この排泄のどこかに支障があれば、システム全体に狂いが生じるのは容易に理解できるでしょう。よっぽどのことがない限りシステムに狂いが生じないと考える方が、無理な考えだと思います。

【水と臓器の役割】
尿は腎臓で生産され尿管を通過して膀胱にたまり排泄されます。
涙は涙腺から分泌されます。唾液は唾液腺から分泌されます。肺呼吸の呼気からは水蒸気が排泄されます。運動を行なった時の汗は汗腺から分泌されます。食物の消化・吸収に必要な消化液は、胃腺から胃液が膵臓からは膵液が肝臓からは胆汁が腸腺からは腸液が分泌されます。
骨髄で血液細胞・免疫細胞がつくられます。脳下垂体・甲状腺・副腎・膵臓・心臓・腎臓からホルモンが分泌されます。これらすべての臓器・器官は血液中に溶けたホルモン・電解質・濃度や自律神経を介して複雑に微妙にコントロールされています。一部が全体であり、また全体が一部であるという状態です。
ここまでは、葉から枝へ、枝から木へ、木から林への思考の広がり的考え方です。

上図のシステムの中で、一番多く排泄される水が尿ですから、尿排泄の微妙な変化は、たとえ微妙であっても他の水排泄に関わっている器官や臓器に負担をかけるというのはうなずけると思います。
調べてみるとわずかな排尿障害があり、頻尿と陰部の痛みがあるご婦人が、涙と唾液の出ないシェーグレン症候群を合併していると聞き、「排尿障害を治療したらシェーグレン症候群が軽快するよ!」と予言したのを全く根拠のないホラとは思えないでしょう?
汗分泌に負担がかかる皮膚や免疫の異常で生じるとされているアトピー性皮膚炎が、排尿障害の治療で軽快できると予測が立つのです。
掌蹠膿疱症という原因不明の手のひらと足の裏の皮膚炎が、排尿障害の治療で治ったと聞き、不思議に思わない私です。
シェーグレン症候群に関しては、次のように考えます。
軽微な排尿障害で膀胱が過敏、頻尿になった状態を体がフィードバックで抑え込もうとしたのですが、腎臓・膀胱を抑え込めなかった。その代わり、他の器官が被害を受け、涙腺と唾液腺が抑えられ、その結果、涙と唾液が出ないシェーグレン症候群になったと推理したのです。
ここでは、自己免疫抗体の存在やアレルギーなどという言葉は使用しません。大きな目的のために、複雑な過程を経て小さな器官が被害を受けたという認識でいいのです。最近は、科学的エビデンス(根拠)を追求するあまり、森が見えなくなっているのが現実です。困っている患者さんは今困っているのです。10年後20年後に治療法が考案されても遅いのです。

多汗症という原因不明の病気があります。緊張すると手・顔・腋の下からポタポタと滴り落ちるほど汗が出るのです。自律神経の病気あるいは心因性とされることがあります。健常人からすれば、汗ぐらいと思われるでしょうが、患者さんは悩み苦しみます。
隠れ排尿障害が存在していて、水分代謝に負荷がかかり、その結果、汗腺を刺激して発汗しやすくなっているのかも知れません。
この辺で、林から森への思考の広がりになりました。しかし、この広がりは恐らくまだまだ続くでしょう。

Water_1【補足 図の説明】
水の代謝の観点から考えれば、生物は水を取り込んで、ただひたすらに排泄している存在です。水の排泄形態が、尿・汗・消化液・血液・リンパ液・ホルモン・涙などの様々な形をとります。それぞれの排泄形態に付随的機能があり、医学的生理学的には、その付随的機能が重視されていて、水の排泄が軽視されているに過ぎません。
尿の出が悪ければ、他の水排泄形態に余分な負荷がかかり、汗だけに負担がかかれば多汗症になり、汗と免疫のセットで掌蹠膿疱症になると考えます。また、消化液に負担がかかれば過敏性腸症候群に、消化液と免疫に負担がかかれば潰瘍性大腸炎になるのです。

【補足】
【東洋医学の考え方】

東洋医学は、日本の漢方、古代中国の漢方、中医(現代中国医学)、チベット医学、アーユルベーダー(インド医学)に大まかに分類できます。インド医学はチベット医学や古代中国漢方に強い影響を与えています。古代中国の漢方は、日本に伝わり、日本独自の漢方になりました。中国漢方では、脈診・舌診を重視し、日本漢方では腹診に重点をおきます。中医は西洋医学に強く影響され古代中国の漢方とは別の医学と考えた方が良いでしょう。
現代医学は、解剖学・生理学・病理学・微生物学・臨床検査学を駆使して、病気と原因(病因)を科学的な手法で調べ実証しています。実証できない背景が前提となっている場合、例えば気の流れ、経絡、ツボ、チャクラなどというのは、実証できないので存在しないことと等しくなり、それらを土台にして成り立つ医学は荒唐無稽の絵空事の医学になります。
しかし、歴史的には、本来科学は神が創った混沌としたこの世界を浅はかな頭しかない我々人間の理解できる言葉で表現しようとした学問です。正確にいえば、信仰が宗教と哲学に分かれ、哲学が概念だけで思考する狭義の哲学と再現性を求める実証主義の科学に分かれたのです。何千年経過しても歴史から見れば当然完成されず、未だに手探り状態です。科学を真に知る人は謙虚ですが、中途半端に科学を知る知識人は科学を妄信します。ある意味、宗教に近いものがあります。「科学教」とでもいうべきでしょう。
私も科学的な思考法にどっぷり浸かった人間です。ですから一生懸命に科学的な考え方をするように努力しますが、それ故、科学的思考法の溝にはまり抜けなくなることがあります。
歴史が示すように、再現性のある実証、つまりエビデンス(証拠)が呪縛になり、問題の解決を遅らせるのは科学のはらんでいる矛盾でもあります。解決を早めるためには、呪縛から解放された頭の中で繰広げられるイメージの力が必要です。このような思考法が非科学的とののしられても構いません。患者さんのために科学が存在するのであって、役に立たない科学は一時でよいですから引っ込んでいるべきです。
科学的思考法は、思考が膠着し油断するとそれこそ非科学的思考に陥ることがあります。新たな科学的思考や証拠を拒絶するという愚行に出ることが、歴史を振り返るとしばしばあります。一例を挙げましょう。
出産後の産褥熱で産後の婦人がバタバタと亡くなる時代に、医師の汚い手が原因に違いないと、今では常識の医師の手洗いを薦めた医師がいました。【注】しかし、周囲の医師からは手の汚れが人間を殺せるわけがない、非科学的だとののしられました。たとえ科学的な根拠をリアルタイムに示すことができなくても、科学的な発想で証明することに意義があります。

【注】
『・・・一方,「傷は化膿して治る」という常識への挑戦も,同じく1840年代に始まる。その最初は産婦人科医,ゼンメルワイスだった。当時,出産には産褥熱がつきもので,多くの場合,それは避けられないものと考えられていた。 しかし彼は,医者が行なった出産介助で高率に産褥熱が起こっているのに,助産婦が介助した場合にははるかに少ない事に着目する。医者と助産婦で何かが違っているはずだ,とゼンメルワイスは考えた。さまざまな可能性について考え,最後に行き着いたのは「医者の手」だった。 医者は病人や産婦を見るだけでなく,病理解剖も行うが,助産婦が解剖を行なう事は無い。 当時,手術や処置の前に手を洗う習慣は無く,素手で解剖を行なった後,手についた膿を布でぬぐって,出産にたち合う事もしばしばだった。ゼンメルワイスは,解剖の時に何かが医者の手に付き,それが産婦の体内に入り込み,産褥熱を起こすと考えた。これが最も合理的に,助産婦と医者の間での産褥熱の発生率の差を説明できる。 彼は直ちに「出産に立ち合う前には,必ず手を洗うように」と医局員に命じる。それにより,産褥熱の発生は劇的に下がり,多くの産婦が救われた。 しかし,医学会は彼のこの簡単な提案とそれによる産褥熱の発生率の圧倒的な低下のデータを,徹底的に拒否した。「手を洗うなんて煩わしい」「手を洗うなんて,教科書に書かれていない」「手を洗うなんて誰もしていない」という理由で・・・。結局彼は,病院から追放され,紆余曲折の果てに失意のうちに発狂し,人生を終える。・・・』外科の夜明け(トールワルド,講談社文庫)から

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重い段ボール箱

院長夫婦が、ヨーロッパ旅行に行きました。
帰国してからしばらくたったある夜のこと、病院と自宅の間の廊下を重い荷物の入ったダンボールを引きずる音がします。「ズー・ドン、ズー・ドン」と聞こえる音です。『こんな夜遅くに、荷物が届いたのかしら?』とその時院長婦人は思いました。
翌日、院長婦人が病院スタッフに尋ねると、誰も荷物の搬入を知りません。『???』と思いながら、気にも留めませんでした。
その日の夜も、「ズー・ドン、ズー・ドン」と重い荷物の入った段ボール箱を引きずる音がします。ご主人である院長も聞いています。
その翌日も、荷物の搬入を誰も知りません。
Gyokuza【玉座のナポレオン】

日がたつにつれ、院長夫婦ばかりでなく、病院のスタッフも謎の音を聞くようになりました。
院長が次第に体調が悪くなってきました。困った院長婦人は、日頃から信心深かったので、常日頃相談する霊能力者がおり、早速訪問してもらいました。
開口一番、「最近どこかに行かれました?」
「ヨーロッパ行きました!」
「そこで何か購入しませんでしたか?」
「いいえ、特に。」
「旅行中、写真をとりましたね?全部見せてください。」
ヨーロッパ旅行をした際に撮りためた何十枚もの写真を言われるままにすべて机にひろげました。
「これは?」
「フランスの古いお城で撮った玉座の写真です。撮影してはいけないと注意されていたのですが、とてもきれいだったので思わず撮ってしまいました。」
「この玉座に憑いていた非業の死を遂げた王様の霊が写真に憑依して憑いてきたのでしょう。」
「その音は長いガウンをまとった王様が歩く音です。重いガウンを引きずる音です。」
「直ぐに写真とフィルムを処分しなさい。」
言われて、話題のお城に連絡をとると、直ぐに送って下さいとのこと。しばらくして、写真とフィルムは適切な処理をしたと報告がありました。手際のよさから、同様の事件が何例もあったのでしょう。玉座の撮影禁止も、実はこのような事件がおきないようにとの配慮だったのだろうと、後日話が盛り上がりました。

しかし、院長の具合はさらに悪くなり、遂には癌で亡くなりました。院長婦人は、3ヵ月後、後を追うように、やはり癌で亡くなりました。

Shiryofuunhaijo悲しい結末ですが、このエピソードは、事実を少し脚色した本当のお話です。
癌に限らず、原因が良く分からない病気は現実にあります。
すべての病気の原因を超常現象で済ませていたら、医師の存在価値がなくなり、陰陽師、シャーマン、魔法使いの独壇場になるでしょう。
しかし、医師がすべて治療できるわけでもありません。
右の図は、死霊たたりから身を守る中国の護符です。ご利用下さい。


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偶然

Kobe【ホテルオークラ神戸の33階の部屋からの景色】
4月14日(土)から17日(火)の間、神戸の日本泌尿器科学会総会に参加してきました。その間、クリニックは臨時休診にしました。
学会へは積極的に参加することにしています。なぜなら定期的に新しい情報を吸収しないと、患者さんに不利益を与えることがあるからです。
例えば、治せるものを治せないとか、明確な原因がある病気にもかかわらず、気のせいと誤診することもあるでしょう。
さて、16日の火曜日に午前中の発表を聞き、午後に興味のある発表がないので、昼食がてら神戸市内を散策しました。
Kobe2【海側から見た夜景】
三宮のセンター街入り口の薬屋さんで立ち止まっていると、5mほど先から見覚えのあるご婦人が男性と中むつまじく歩いてきます。通り過ぎたところで、「○○○ちゃん」と私が声をかけました。ご婦人は振り返りながら怪訝そうな顔で私を見ます。「東京の高橋です」と言うと、ハッとした顔から笑顔になりました。私のいとこでした。「平日の月曜日の午後に神戸で何をやってんの?」と矢継ぎ早に質問を受けました。横のご主人に握手をしました。従姉は私よりも年上で、ご主人は定年を迎えたと聞いていました。熟年カップルが、平日の午後に商店街を仲良く歩いている姿が印象的でした。
神戸の人口は152万人です。神戸には叔母さんといとこの2人の親戚がいます。まさか偶然に会えるとは思ってもみませんでした。2人とも神戸のどこに住んでいるかも知らなかったからです。76万人分の1人の確率です。

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聴診器の秘密

Tyosinki1816年フランス医師のラエネックが聴診器の原点を発明しました。

医師は、それまで患者さんを聴診をする際に医師の耳を患者さんの胸に直接当てて心臓や呼吸音を聞いていました。
音はよく聞こえないし、若い女性の患者さんなどはあぶらぎった医師が自分の胸に頬ずりするように耳を当てるのですからとても嫌がり、診察も十分に出来ません。
何か良い方法はないものかと悩んでいました。
ある時、ルーブルの中庭で少年たちが長い木の棒を耳に当て音を聞いて戯れているのを見て、ふとひらめくことがありました。
すぐに心臓の悪い若い女性患者さんの所に走り、紙を丸めて筒状にして患者さんの胸に当てて見たところ、心臓音がとても良く聞こえ病気の診断に非常に役立ったという有名な伝説です。

この伝説にはさらに続きがあります。ラエネックはルーブル中庭の少年たちに聴診器ヒントの御礼を言いたくて捜しましたが、少年たちの行方は分かりませんでした。
ルーブルの中庭で遊ぶ少年たちは存在しなかったと思われるのです。
偉大な発明や歴史の影には、人知の及ばない不思議な存在が見え隠れしています。
さしずめガブリエルとミカエル(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の大天使)が少年に姿を変えて神の啓示を授けに来たのでしょう。
これを書いている私には何時、神の啓示が来るのでしょう。

【写真】はHP「聴診器の広場へようこそ(北里大学医学部胸部心臓外科 風間繁先生)」からの写真転載です。

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シロアリ

Ari_m_i知人のご婦人が渋谷のネイルサロンで聞いた話です。
ネイルアーティストの女性との話の中で、彼女の実家の不思議な話がでました。彼女の実家の家にシロアリが出現したのです。シロアリはご存知のように木材を食い散らし、木造の家を破壊してしまいます。そこでシロアリ駆除の業者に早速連絡したのですが、何かの不手際で1ヵ月半も放置されてしまいました。
やっとシロアリ駆除業者が来てくれ床下をくまなく調べました。「シロアリはどこにもいません!」という言葉を残し、業者はさっさと帰ってしまいました。
一度住み着いたシロアリがいなくなるなんて、不思議なこともあるものだと思った翌々日に地震がありました。彼女の実家は石川県能登だったのです。
【キンチョールのHP】
Shiroari_bunpumapそれを聞いたご婦人はゾッとしました。その前日に読んでいた週刊文春(4月12日号)の室井滋さんのエッセイの中で、やはりシロアリがいなくなったら実家が地震だったという内容が掲載されていたからです。室井さんの実家も石川県だそうです。
【シロアリの分布図】

シロアリに地震予知能力があると初めて知ったエピソードです。

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客人

Arigato夕方、玄関のチャイムが鳴り、ご主人が疲れて帰宅しました。ドアを開けると、ご主人の他にもう一人見知らぬご老人がおられます。

その男性は口を開きました。
「ご主人には日頃から大変お世話になりました。一度奥様にご挨拶をと思い、今日機会があったので参上致しました。」ととても丁重なご挨拶です。
奥様はきりっとした顔になり、客人背後のご主人に、
「あなた、今日誰かお亡くなりになった?」と質問しました。
「ああ。長いこと闘病していた方がお亡くなりになったよ。」とご主人が答えました。
「その方があなたの目の前におられるわよ。」と奥様。
ご主人はバッと数メートル飛び退きました。

「お気持ちはありがたく承りました。でも自宅には入らないで下さい。自宅には子供もおり怖がります。このままお帰りください!」と奥様はその老人の霊にピシャリと言いました。

この話は実話です。私の2年先輩の外科医の奥様はかなりの霊感が備わっている方です。
(お嬢様の時代に、故人の宜保愛子さんにそっちの世界に入ったら大成するとまで言われたそうです)
彼女に言わせると、ほとんどの霊は図々しいので、怖がらずに「嫌のものは嫌!」と声を出してハッキリ説明しないと、迷惑であることを理解せず、いつまでも家に居候されてしまうそうです。
この接客法を覚えておくと不愉快な現象から身を護ることができます。
ただし一般の方は霊を見ることが出来ませんから、寒気や嫌な感じの雰囲気がした時には実践して下さい。

【マンガ】 自筆

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プリンターの暴走

3月25日(日)に1年後輩の医師が亡くなりました。3月29日(木)にお通夜に参列しました。神式の葬儀でした。
彼が泌尿器科の研修医1年生の時に、研修医2年目であった私が、わずかな期間でしたが指導しました。
2年間の泌尿器科研修を終えて、彼は外科に興味を持ち外科の教室に入局して外科医として人生を歩んだのでした。その後、彼とは20年以上も会うことはなかったのですが、3月27日に泌尿器科教室から訃報が入ったのです。享年54歳です。

今年の1月5日の病院当直の日に、鎖骨のしこりに気付き、検査を行なったら胆管癌の全身転移だということが判明しました。彼の患者さんの写真だと勘違いした放射線科の医師が、余命3ヶ月と彼に宣告したのでした。
彼が1月なのに、あわただしく「忙しい忙しい」、「時間がない」と言っているのを病院のスタッフが聞いており、自分の身辺整理をしていたのだと後に判明したのでした。

通夜から帰宅して、着替えて診察室でパソコンを起動したら、突然にプリンターが印刷をし始めました。印刷内容は、何年も前に印刷した記憶のある内容です。今のプリンターは、この5年間で4代目になるプリンターです。購入して半年もたっていない新しいプリンターです。印刷された内容は、以前のプリンターで印刷したことのある内容ですが、完全な内容ではなく、かすれていたり、内容が途切れ途切れに多段に印刷したり支離滅裂です。
プリンターのストップボタンを押しても止まらず、止む無く電源を落としました。

パソコンのコントロールパネルのプリンター設定で確認すると、現在のプリンターにはドキュメントは残っていませんが、過去の3台のプリンターには、それぞれドキュメントが残っていたので、それらを消去してパソコンを再起動したら、プリンターの暴走は止みました。
パソコンを始めてから初めて経験した現象です。診察室で「おいおい冗談は止めろよ」とひとり言を言ってしまいました。

亡くなった後輩は、一言で言うと面白い男でした。通夜の席で久しぶりに会ったので、一緒についてきていたずらをしたのかな?と家族で話題にした最近のエピソードです。
合唱。

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言霊(ことだま)

この世の真理を追究するのが哲学です。その哲学を解明するために、道具としての言葉や科学的考え方があります。
科学は専門家に任せるとして、この人生や社会生活をおくっている内に経験する多くの事柄を言葉で表記すれば、たとえどんなにささいな事であっても、この世の真理・本質が見えてくるかも知れません。(もちろん見えてこないかも知れない)
しかし我々が表記する言葉は、決まった概念(言霊)にしばられています。ですから、複数の言葉を使用して正確な意味を伝えなければなりません。
座右の銘として利用される偉大な思想家や宗教家の言葉には、なるほどとうなずけることが多々あります。それを真似て、周囲で起こることを心を込めて言葉にします。
常に未完成で、私の一人よがりですからご了承下さい。

人生の言葉
1.俺が俺がの「が」を捨てて、おかげおかげの「げ」で生きる。(テレビ番組から)
2.宿命と運命は違うもの。宿命は変えられないが、運命は変えられる。宿命は大雑把な設計図、運命は精密な青写真。設計図の範囲内で青写真は修正可能。(オーラの泉から)
3.他人の顔は、自分の鏡。暗ければ笑顔で対処。
4.心無い人に遭遇したら、精神的に乳幼児だと思え。そう思えば、腹も立たない。
5.社会的ステージとこころのステージとは、必ずしも一致しない。社会的に身分の高い人でも心の貧しい人は多い。
6.社会的に本当に偉い人は腰が低い。中途半端に偉い人は横柄。(実体験)
7.極端は身を滅ぼす。良い人過ぎてもダメ、悪人過ぎてもダメ。食べ過ぎてもダメ、食べないのもダメ。運動し過ぎてもダメ、しないのもダメ。大富豪でもダメ、貧乏でもダメ。(中庸のこころ)
8.宇宙空間に慣性の法則があるように、人の心にも慣性の法則が存在する。良い習慣にしろ悪しき習慣にしろ、一度始めたらなかなか止められない。同じ習慣を続ける方が楽である。
9.「中庸」の状態とは、静止状態をいうのではなく、動的平衡状態をさす。地面に置いた綱引きの綱の中心目印は静止状態、綱引き真っ最中の綱の中心目印は動的平衡状態。
10.仕事は人生のベストタイム。仕事が忙しいと嘆くな!ベストタイムなのだから充実していると思え!(ドキュメンタリー番組プロフェッショナルから)
11.原因が分からないからと断念をするな!幾つかの仮説を立てて徹底的に熟慮・論証しろ!到達できる筋道は1本ではない、無限にあるはず。

医師としての言葉
1.一見若いからと油断をするな。体力は年齢相応だと思え。80歳の人は、どんなに若く元気に見えても体は80歳。
2.見かけの若さはエネルギーの供給能力。本当の若さは正常な守備範囲(免疫力)。広くても狭くても老化現象。
3.スキンシップで患者さんは安心する。
4.患者さんはエゴの塊、自分の事しか主張しない。そのエゴの塊を解くのが医師の仕事。ただの人である医師は、気を静め、怒らず、叱らず・・・。
5.癌は診断されにくいのが使命。容易に診断されたら癌とはいわない。早期発見とは夢物語。どんなに小さな癌でも早期発見と浮かれるな。
6.繰り返す些細な病気に悪性疾患が隠れる。
7.病気は単純ではない。A→Bと思えても、実はA→(C→D→E→F)→Bということが多々ある。因果応報は単純ではない。複雑な縁が絡み合っている。それを解くのが医師の喜びである。
8.検査で「異常なし」とは、決められた検査の決められた条件で「異常と出なかった」ということであって、「正常」ということではない。
9.安易に「気のせい」という言葉を使うな。
10.患者さんの言葉に耳を傾けろ。患者さんの守護霊が教えてくれる。
11.スポーツで健康になるというのは幻想。データ上、外見上健康に見えるだけ。過ぎたスポーツは癌の原因。何事もほどほどに(中庸のこころ)。
12.動体視力は、5歳児と50歳が同じ。一人で活発に動き回る5歳児と、いつまでも若いと思っている50歳の人間に交通事故が多いのがその証拠。
13.この世のあらゆる現象は、それが起きるのに必要な「場」というものが存在する。時間は空間がなければ存在しない。空間が存在すれば、必ず時間が存在する。生きた肉体がなければ病気は存在しない。病気が存在すれば必ず生きた肉体が存在する。しかし、「場」は起きる現象の原因になるとは限らない。「場-現象」は必ずしも「因果-応報」の関係ではない。病気を考える時に、原因ばかり追究すると、この「場」が見えてこない。
14.風邪をこじらせて起こる咽頭炎や肺炎は、白血球が作る「場=炎症」の行過ぎ結果である。風邪はウィルスが原因であるが、ウィルスを攻撃をする免疫抗体が作られるまでタイムラグがある。待つ間、免疫抗体が仕事しやすいように、白血球が炎症という「場」を作る。白血球が「場」を作る間に免疫抗体が間に合わないと、炎症にストップがかからず、暴走してしまう。それが、風邪による化膿性扁桃腺炎・肺炎・髄膜炎である。だから、風邪のひき始めに抗生剤を少しの間、服用すると、白血球の暴走を抑えることができる。

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真理の法則 実例

1.六本木ヒルズはバベルの塔
急成長をした羽振りの良い企業は、こぞって六本木ヒルズのような高層の虚飾に満ちたテナントビルに本社を置きます。すると、一定期間で次第にその企業の業績が悪化し、場合よっては倒産します。
絶対に大丈夫という御仁は別として、六本木ヒルズのような超高層ビルは、たまに遊びに行く所です。生活の場や仕事の場としては不向きでしょう。
【対策】
急成長の羽振りの良い企業は、地方の(出来れば貧乏県に地方税をたくさん払うという意味で)安価な土地を千坪単位で広大に購入して、1階から3階立ての低層で広い建物を立てて本社を置くべきです。
インターネット・光通信などのインフラ整備で、本社・支社相互のやり取りは、長距離、離れていても容易です。

2.自家用飛行機の購入は、破産への扉
自家用飛行機を持っている起業家、ライブドアのホリエモン、ヒューザーの小島社長、東京協和信用組合の高橋治則理事長など末路が見えています。
【対策】
空を飛ぶものはダメ。自動車はOK。でもスーパーカーはダメ。
自家用は止めて、旅客機や新幹線などの公共交通手段を大いに活用すべきです。

3.高層マンションの住居はエネルギー窒息空間
高層の居住空間は、地面からのエネルギーが十分に届かないので、人間が不安定になります。
【対策】
金が十分にあるのであれば、地方でも良いから1戸建てを購入すべき。出来れば庭があり、直に土と触れられるのが望ましいでしょう。

4.金だけの仕事は破滅への道
お金儲けだけが目的の仕事では、最終的には破滅します。その仕事が大勢の人の喜びや幸福のためにあるのならば、問題ありません。
【対策】
しかしその仕事が、純粋にお金儲けだけの仕事の場合、得たお金を全く利益にならない寄付や慈善事業にある程度浪費しないと破滅します。ホリエモンのようにお金儲けの効率だけを追及すると、結果は皆さんがご存知のようになります。村上さんも同様です。

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気分は007

Omega007先日、品川プリンスのエグゼクティブタワーで映画「007カジノロワイヤル」を見てきました。主人公のジェームス・ボンドが初めての金髪俳優です。
ボンドガールの財務省女性とボンドの会話シーンでのことです。
「時計は何?ローレックス?」
「オメガ」
「素敵!」
というシーンです。
「そうか、オメガは素敵なのか・・・」と単純に思ってしまう自分が情けない。
007は当初ローレックスを愛用していたはず。映画のスポンサーになったオメガをジェームス・ボンドが愛用するようになっただけなのです。
Tagheuer私が愛用している腕時計は、タグ・ホイヤーのクオーツ・ダイバーウォッチです。20年前にハワイのデューティフリーで18万円(当時)で購入しました。それ以来、ズーッと私の右腕におさまっています。
妻は、亭主の私が年がら年中いつも同じ時計を身に着けているのが不満だったらしく、新しい時計の購入を薦めます。以前からローレックスに食指が向いていたのですが、周囲の人がローレックスばかりなので興味をなくしていました。
Omega113クリニックの待合室の時計を新しく変えようと、有楽町のビックカメラに行きました。カシオの電波時計を購入し、ついでにオメガ売り場に顔を出しました。たくさんのオメガ時計の中で、007モデルが陳列してありました。定価39万9千円が37万円台です。ガラス越しに見ただけですが、なかなか良さそうです。チョッと食指が動きました。
Casioクリニックに帰って、時計をセットしたのですが、正常に動いてくれません。デジタル表示は動くのですが、針が秒針以外動かないのです。
翌日、時計を持って、ビックカメラに行きました。スタッフがセットしても動きません。不良品ということで、新しい時計と交換してくれました。目の前で動作チェックを行い、今度は大丈夫です。
Omega1132再びオメガ売り場に行きました。今度は手にとって見ました。007モデルは、本当に007モデルであって、文字盤に007の銃身の螺旋溝のデザインで、裏には007と刻印してあります。今はよいでしょうが、10年20年と所持するにはオタクと思われてしまいそうです。
Omegasmproベースモデルは定価26万円が16万円です。クリスマスサービスでさらに5千円引きで、15万円台です。購入してしまいました。
20年ぶりに満足な時計を購入しました。

日本製のカシオの柱時計の不良品に遭遇する確率はどのくらいなのでしょう?おそらく、10万個に1個以下の確率でしょう。オメガの購入は偶然ではなく必然だったのでしょう。

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天国?

Tengoku夏の日の夜、ふと目が覚めました。私は当たり一面真白の雲の中にいます。
『ああ~!とうとう天国に来てしまった』と思ったほどリアルな感じだったのです。
すると頭の上でブ~ン・ブ~ンと機械的な音がします。その音に呼応して雲が舞うのです。『天国なのに扇風機?』『この雲は煙の臭いがする?』目を凝らしてみると、赤い光が薄ぼんやりと数メートル先に見えるではありませんか。

意識がだんだんハッキリしてきました。『そうだ!私は左ひざの骨折手術で留めた金属ネジを抜くための抜釘手術で外科病院に入院中の筈。ここは病室だ。』
なんと同室の患者さんの上掛けのタオルケットがベッド下の蚊取り線香の上に覆いかぶさり、そこから真白い煙が立ち昇り部屋中に充満していたのでした。
私は術後すぐでまだ歩けないため、必死になって大声で病室の人を起こしました。
するとその火元の人が目を覚まし、急いでシビンのオシッコを掛け鎮火しました。

火事になれば本当にあの世に行ったかも知れない事件でした。病院のスタッフにしかられるので、病室の人たちだけの秘密になりました。
その時、死んだら当然のように天国に行けると思っていた高校2年生の自分を思い出すと、とても懐かしく思える事件でした。

泌尿器科医である私は、この時から「おしっこ」とただならない関係になる運命と誰が想像したでしょう。

【イラスト】 自作

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運気の相互作用

先日、膀胱頚部硬化症の手術をした男性患者さんが占星術を生業とする方でした。手術中に雑談した中で、金運のお話が出ました。
この患者さんは、占星術で株の相場を見極め、固定客のその方に合った株銘柄を紹介し、お客様を儲けさせる仕事だそうです。ところが気をつけなければならないことがあるそうです。お客さんに儲けさせ過ぎると、その方の他の運気が下がってしまうのだそうです。例えば、健康を害したり家庭内に不幸が忍び寄るのだそうです。
この一連のお話しを私が参加しているとある団体の医師の会で雑談したところ、会のみんな(私を入れて6人ですが)が口々に私の知らない他のエピソードが話題になりました。
ある有名な芸能人は、自分の運気が上がると必ず家庭内に不幸が起こるので、事前に犬を飼うそうです。すると運気が上がり収入が急激に上昇すると、家庭内の一番弱い飼い犬が亡くなるのだそうです。しかし、運気が上がるたびに飼い犬が亡くなるので、そのことが辛く、最近では金魚を飼うことにしているそうです。
ヨーロッパやアメリカに存在する秘密結社では、この運気の相互関係は公然の秘密であり、必ずその対策を立てるそうです。マイクロソフトで有名なビル・ゲイツが、兆を超える資産があるにもかかわらず、無事でいられるのは毎年巨額の慈善事業や寄付を行なっているからです。表向きは税金対策で寄付などを行なっているのでしょうが、実際はこの法則を知っていて実践しているのです。
ライブドアのホリエモンさんは、確かに巨万の富を築きました。しかし、彼は手に入れたお金を自分の利益にならない慈善事業などには一切使わず、更に増やすことだけに猛進したので、彼の人生の運気バランスが崩れ、あのような結果になったのだろうと結論しました。

私がこの話題から運気について視覚化できるモデルを作りました。あくまでも仮説ですから読み流してください。
Un_1様々な運気は分子のように相互に連絡しています。ここでは、金運・家庭運・健康運・社会運の4つが、中心基幹運(黒い部分)を中心として赤いダクトで連絡しているモデルを想定します。中心基幹運は各運気のバランス調節の働きをします。全体を包む青円は運気の全体量です。

Un2人生の中で千載一遇のチャンスをつかみ、金運が上昇すると、金運がダクトを通して他の運から運気を吸収して大きく膨らみます。運気の絶対量はなかなか増えませんから、金運を除く他の運(家庭運・健康運・社会運・中心運)はしぼみます。とてもアンバランスな運気になります。

Un3アンバランスなままでは、その人の運気は破裂してしまいますから、ここで何か手を打たなければなりません。自分の仕事や名声とは全く無関係な慈善事業や寄付を行なうと、金運は少しすぼみますが、その排出された運気は中心運に注がれます。

Un4中心運から注がれた運気は、その他の家庭運・健康運・社会運を膨らませ安定した運気バランスになります。どういう訳か運気の全体量も増え、金運は安定した形で益々増えます。
運気は他にもたくさんあります。仕事運・出世運・恋愛運・出会い運・名声運・棚ぼた運・危機遭遇運などいろいろです。それらが複雑に組み合わさり分子を形成しています。また、仕事運と社会運が直接連結したり、名声運と金運が同じく結び付き複雑になります。そうなると、人それぞれの運気分子の形は特有な形になりますから、今までの人生を参考にして、その人の運気モデル地図を作ることが可能かも知れません。人生の荒波を乗り越えて行くには、バランスのとれた巧妙な運気コントロールが必要だということが分かります。

Fal昨年、可愛がっていた愛犬が亡くなりました。私の行っている手術件数が非常に増え、昨年の年収を増大させたことに関係があるように思えて仕方がありません。手術を希望するたくさんの患者さんには悪いのですが、今年は手術件数を極力減らすように努力しています。
この話を妻にしたら、愛犬が死んだには私のせいだと責められてしまいました・・・。

Tt500余談ですが、先ほどの医師の集まりで、それぞれの先生が似顔絵の入ったカードを頂きました。事務局の担当の方が他の部署に移ることになり、当日は起こしにならなかったのですが、感謝の言葉のカードでした。自分の似顔絵を見るとチョッとしあわせになります。

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エントロピーの法則と生命

エントロピーの法則をご存知ですか?
熱力学第2法則のことで「熱が拡散し閉ざされた空間の中で均一になる」という法則です。

エネルギーは常にこのエントロピーの法則により拡散・均一になろうとします。エントロピーが増加することは拡散・均一化することです。
全ての物質は原子・分子が存在し運動エネルギーが存在しますから、森羅万象、このエントロピーの法則の呪縛から逃れられません。全ての事がエントロピー増加の一方通行の筈です。

ところがエントロピーが減少するものもあります。重力・磁力・生命力などです。重力により物質同士は集まろうとしますし、磁石はいつまでも鉄板にくっ付いています。生命は生きているの間はエネルギーを活発に集め(エントロピー減少)、発散しながら動き回ります(エントロピー増大)。

a-122

こうして考えると生命活動は一時的にはエントロピーを減少させる不思議な現象です。しかしもっと深く読むと、生命に一度エネルギーを集めさせ、移動しながら広範囲にエネルギーを発散してもらう方がエントロピー増大の観点からは効率的にも思えます。生命はエントロピー増大のお先棒(?)的役割を担っているとも言えるのではないでしょうか。

【写真】動物細胞構造 教育用画像素材集から 

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天体ショー

以前、たまたま読んだ新聞記事で、大きな銀河が小さな銀河を吸収している写真が掲載されていました。インターネットで検索すると次のような内容の記事です。
galaxy
「東北大学の谷口義明助教授とカリフォルニア工科大学のニコラス・スコビル博士らの研究チームは2004年の1月から2月に、すばる望遠鏡の主焦点カメラを使ってろくぶんぎ座の方向の広視野撮像観測を行った。その結果、偶然に、大きな銀河に壊されつつある矮小銀河の2例目を発見したのだ。画像【写真】には、大きな楕円銀河とそれを含むハローによる潮汐力で矮小銀河が破壊され、引き剥された星が長く巨大なスケールで帯状に伸びているようすが捉えられている。(写真の左上は、比較のために同じスケールで置かれたアンドロメダ星雲)
これらの銀河までの距離は10億光年で、楕円銀河と矮小銀河とはおよそ33万光年離れている。また、引き剥がされた星の広がりは差し渡し50万光年にも及んでおり、以前ハッブル宇宙望遠鏡によって発見されたものと比べると5倍以上の長さになる。」

宇宙で起こる壮大な天体ショーを見て感激したのですが、一つ疑問が残りました。潮汐力とは、地球と月の間でも起こる現象です。地球の海面が月の引力でホンの少し引っ張られるので、海面の高さが高い所と低い所が生じ、潮の満ち干きができる現象です。
その程度の作用が、小さいとはいえ銀河から太陽などの星ぼしを引っ張ってこれるのでしょうか?そんな強い力であるなら、大きな銀河がだんだん収縮して一つの大きな星になってもよさそうと思えるのですが...。他に何か違う理論があるのでは?と考えた記事でした。

興味のある方はこちらをご覧下さい。

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家相の不思議

往診に行っている90歳を超えるご婦人からお聞きしたお話です。

現在、家を建て直しています。敷地が約300坪で、半分の敷地の古い家を取り壊し、そこに新しい家を建てています。残りの敷地の家は、新しい家が出来たら、取り壊し更地にして売却するそうです。

今から50年前、戦後間もなくの頃、現在の土地近辺に家を建てたいと思っていたそうです。懇意にしている占いの方が、「その内、青いモンペの女性が良い話を持ってくるだろうから、それまで待っていなさい。その土地はとても運気が良く、あなた方の家庭に幸運をもたらすでしょう。」と告げたそうです。ご婦人は半信半疑でしたが、その言葉が頭の隅に残っていたそうです。

占い師さんの言葉をとうに忘れてしまった頃、不動産屋さんに紹介されて、全身青いモンペ姿の女性が畑の土地を売却したいと訪問したそうです。ご婦人はビックリして即座に購入を決断しました。

この土地を購入し家を建てた頃から、ご主人の勤める小さな会社の業績が上がり、一流企業となりました。さらにご主人のポストも上がり、最後には副社長まで登りつめました。その後、ご主人は業績不振の8つの子会社を社長として次々に出向し、8つの会社全てを立ち直らせたそうです。

ご主人は国から勲章をいただき、10年前に他界されました。最近になって、現在の自宅が耐震強度に問題があることが分かり、経済的なこともあって、建て直しに現在の敷地の半分を売却することを決めたそうです。

亡くなられたご主人の勤めていた会社が、実は現在の富士通です。ご婦人の自宅建て直しの始まった頃から、富士通が関与した東証のシステムダウンと誤発注取り消し障害などの不祥事が続くのは、土地の家相と富士通の運気とが深くリンクしているのでは?と思う今日この頃です。建設中の新居は来年の2月には完成です。3月以降には、半分の敷地も売却されるでしょう。3月以降の富士通の運命やいかに!

★本日朝、2006年5月11日(木)、このご婦人が亡くなられました。5月6日に脳梗塞で入院、肺炎を併発し小康状態でした。
新しい自宅が出来上がり、半分の土地の売却も決まりそうだったといいます。結局、富士通には災いは来ず、一番弱いこのご婦人の命運がなくなったのでした。92歳の一生でした。合掌。

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肛門の秘密

発生学の本を紐解くと、驚くことがあります。

受精卵から細胞分裂を繰り返し、胞胚期に入ってからの現象です。
細胞の外壁に突然くびれ(へこみ)ができます。これを「原口」と呼びます。この原口から内側に向かって、外壁の細胞が滑り込んでいきます。この滑り込んだ外壁の細胞群が後に「中胚葉」と呼ばれる組織になります。
中胚葉からは、骨・筋肉・心臓・血管・血液が生まれます。この「原口」は要するにそれら組織の元になり又つながっています。
この原口こそ、後の肛門になるのです。何と!我々多細胞生物は、人類も含めて全てが、口よりも先に肛門から出来るのです。脳神消化管よりも先に肛門が出来るのです。

肛門に中胚葉由来の骨・筋肉・心臓・血管・血液と密接なつながりがあるかも知れないと思う今日この頃です。

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夢の秘密

今朝、楽しい夢を見ましたか?
夢は、脳神経細胞であるニューロンの抑制が外れた状態の神経活動とその結果による精神活動です。
日中、私たちは、ニューロンの神経活動は一定の制限を受けています。なぜ制限を受けるのでしょう。

ニューロンは他のニューロンとシナプスという半導体的なゆるい結合を無数にしています。
もし、ニューロンの神経活動に制限を加えないと、無限の神経回路を形成し、表面的な精神活動では錯乱状態なりまともな社会生活が出来なくなります。
ですから、高等生物である人間に秩序ある社会生活を営ませるために制限を加えるのです。
睡眠中は制限がゆるんだニューロンがさまざまな神経回路を形成して、荒唐無稽な普段であれば考えもしない夢を見ることになります。

ニューロン neuron.jpg

神経細胞ニューロン ところが夢には秘密が隠されていて、自分の見る夢を自在に操ることが出来れば、現実の世界も自由に操ることが出来るという説を唱えている方がおられます。

歴史上の人物で、自分の夢を利用した人物がいます。
「大化の改新」で有名な聖徳太子です。
彼は自分の見る夢をコントロールして、自分の周囲の人心を掌握していたらしいのです。
それを裏付けるものに、法隆寺の夢殿があります。
もともとは法隆寺八角堂と呼ばれる建造物ですが、「夢殿」という名前が付けられました。これは、聖徳太子が夢の中で啓示を受けたという伝承によるのだそうです。
啓示とは受身的現象ですが、実はこれは表向きで、本当はもっと積極的に夢を操作していたのです。

夢殿 yumedono.jpg

ニューロンの神経活動が抑制されずに自由な神経回路が形成された結果として、日中では考えもしない発想が出来ることがあります。

化学の教科書で見る「亀の子」ことベンゼン環の構造式を見たことがない人はいないでしょう。
この構造式を発見したのが化学者ケクレ(ドイツ人1829~1896)です。
当時、ベンゼンの分子式がC6H6 であることは確認されていましたが、その構造は解明されていませんでした。彼もその構造について非常に悩んでいました。
1865年のある日、彼が暖炉のそばでうたた寝をしていると、1匹の蛇が自分の尾をくわえてぐるぐるまわる夢を見ました。そのことをヒントにして、6個の炭素原子を1つのリング状の構造にすることを思いついたといわれています。
一説には疲れていて馬車の中で居眠りしていたら蛇の夢を見たというお話もあります。
夢から啓示を受けたのには変わりありません。

化学者ケルン kekure.jpg

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時空間

アインシュタインが唱えた「相対性理論」によれば、時間も空間もニュートンの考えた絶対的に膠着したものではなく、それぞれが容易に変化する流動的なペア「時空間」という考え方をします。
ブラックホールの強力な重力に吸い込まれる宇宙船という極限の環境状態が相対性理論の説明の例として有名です。
ブラックホールの引力の影響を全く受けない場所でこの状態を観察すれば、宇宙船は細~くつぶされながらアッと言う間にブラックホールに吸い込まれる現象になります。
しかし、宇宙船の乗組員とってつぶされる瞬間は永遠に来ないというのです。宇宙船の周囲の空間が重力で微塵に小さく引き伸ばされるに従い、宇宙船内の時間は永遠に引き延ばされて極端に長い時間になってしまうからです。
逆に何らかの原因で空間が極端に広がれば時間は極端に短くなるのでしょう。

      時間(T)×空間(S)=一定

という数式が成り立つのかも知れません。(自論)
空間エネルギーが小さくなれば時間エネルギーは大きく(長く)なり、空間エネルギーが大きくなれば時間エネルギーは小さく(短く)なるというのです。

ブラックホール blackhall.jpg

そういえば、最近、毎日の時間のたつのが早いと思ったことがありませんか?
1年があっという間に過ぎてしまいます。誕生日がすぐに回ってきます。正月が来たかと思えば、また正月。子供の頃は時間の流れるのがもっと遅かったような気がします。
恩師の先生がよく口にしていた言葉を思い出します。30歳代で3倍、40歳代で4倍、50歳代で5倍時間の流れが速くなるというのです。

周囲の時間が速く経過することは、言い換えれば、相対的に自分の時間が遅くなっているということです。
時空間の考えからすると、私の持っている空間エネルギー(宇宙空間での私の存在価値?)が小さくなっていると考えたら私固有の時間が遅くなるのは合点がいきます。
子供の頃の私と現在の私との違うところは「老いた」ということです。すると空間エネルギーの縮小=生命エネルギーの縮小という構図になるのかも知れません。

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DNAの陰謀

私らちは遺伝子によって動かされています。白人には冒険心をそそる遺伝子が多く、日本人には少ないそうです。
肥満の人には節約遺伝子があります。
思春期の異性への憧れは、遺伝子の命令による性ホルモンの分泌量増加が原因です。
老化現象は染色体のテロメアが短くなり消失した時点で細胞分裂停止を意味します。
テロメア異常が癌細胞分裂です。

遺伝子は我々生き物に何をやらせようとしているのでしょうか。
様々なパターンの固体を作り、ただただ繁殖し増えるだけが生き物の使命なのでしょうか。
その答えの一つとして「利己的遺伝子」学説があります。

DNA構造 DNA.jpg


私達の生命活動・形質・性格・能力などの必要な情報を記録する遺伝子はDNA情報中たった4%前後にしか過ぎません。
残り96%の遺伝子記録は「余白」と解釈されています。
実は無駄と思われているこの余白こそ遺伝子本体の姿で、我々生き物はこの「余白遺伝子」を増やすための乗り物(容器)に過ぎないという学説です。
そのため余白遺伝子を「利己的遺伝子」と名付けています。
利己的遺伝子には原始細胞から人へ進化する過程の膨大な情報が隠されていると言います。

遠い未来、進化が完成した時にスペース・マイクロソフト社製炭素系バージョン「利己的遺伝子完全∞版」を誰が購入あるいは採取に来るのでしょう。
ひょっとして神か?はたまた宇宙人か?どちらにしても半永久型テロメアを持つ進化のないDNA型不老不死生物でしょう。

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ある体験

●エピソード1
私の娘の同級生のお母さんで、私の妻の友人でもあるYさんから聞いたお話です。Yさんはインフルエンザ予防接種や花粉症の注射に、季節風の如く私のクリニックに訪れます。
さて、彼女が結婚する前の20歳代の頃、海水浴で神奈川県宇佐美海岸に双子の姉と一緒に遊びに来ていました。遊び疲れて宿泊先の宿のベランダで夕方の海を眺めていました。薄暮の海はきれいで気持ちがいいなぁと思っていた時です。はるか沖の海面が大きく丸く一箇所キラキラ輝き始めました。

太陽は沈んでいるのに不思議な自然現象だな?と思い、双子の姉と二人ではるか彼方の海面を眺めていました。魚の群れでも集まっていて水面が輝いているのかと思っていると、そのキラキラ輝く海面から「シュッ」と何かが空に向かって真っ直ぐに飛んでいき夕方の空に消えてしまいました。遠くから見ていても「シュッ」といった感じですから、かなりの速度です。そして空にシュッと昇っていく数が次第に増えていくのです。「シュッ・シュッ・シュッ」という具合にです。

いったい何が飛んでいるのか?と目を凝らしてみると、不思議なことにどう見ても人影にしか見えないのです。「シュッ」と昇る数がピークを過ぎて、次第に減っていき、最後にはキラキラした輝く海面も消え、元の薄暮の海面に戻ったそうです。この時点で二人はその日に起こった事故を知りません。
1985年8月12日夏の日の夕方のエピソードです。

リオのキリスト像 riox.jpg

●エピソード2
以前にクリニックのスタッフとして働いていたMさんから聞いたお話です。
彼女が中学生の頃、高校受験のために塾の夏期特別講習会に参加しました。山の中のプール付きの研修センターで一週間宿泊しての特訓です。
毎日の勉強に疲れてぐっすり寝ていると、真夜中にもかかわらず外がガヤガヤ騒がしいのです。どうやら子供の声のようです。同室の4人全員が目を覚まし、音の発生源を確認しようと部屋の窓を開けて、下を見ました。

5階の窓からは下にプールが見えます。どうやら真夜中なのに子供たちが数人プールの中ではしゃいでいます。外灯も消えて真っ暗の筈ですが、なぜかプールで遊ぶ子供たちが見えるのです。
よく見ると、子供たちは着衣のまま水の中にいるではありませんか。さらに奇妙なことに、プールで遊ぶ子供たちの数が次第に増えていくのです。そのうち大人も出てきました。プールサイドにも人がいます。プールとプールサイドに老若男女があふれかえっています。かなりの騒がしさです。そしてプール全体が明るく輝いています。

その時、5階の彼女たちの目線の高さの正面の空間に、長い白装束を着た人(年齢不詳・性別不明)が一人、いつの間にか宙に浮いているのです。あまりの突然の出来事ですが、4人誰一人不思議に思わずにずっと見ています。その宙に浮く人はプールをジッと見下ろしていました。
その時、プールサイドにいた一人のご老人が、ゆっくりと空中に浮かび始め次第に加速しながら夜空に昇って消えてしまいました。するとまた一人、また一人とスルスルと気持ちよく空に昇っていくではありませんか。最後の一人が空に昇ると、あれほど騒がしかったプールは静寂と闇に包まれました。

気が付くと4人全員がベッドで寝ていました。変な夢を見たと思ったのですが、同室の4人が同じ夢を見ていました。朝の新聞、1985年8月13日朝刊には、「日本航空・東京-大阪123便、御巣鷹山に墜落」の文字が躍っていました。

この二つのエピソードは、私がよく知る2人が御巣鷹山から遠く離れた東京近県の全く異なる場所で別々に体験した実話です。共通点は「水」です。私だけでも2つのエピソードを知っているぐらいですから、これをお読みになった貴方の身近にも、似たような体験をなさった方がいる筈です。

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旧約聖書・創世記から

聖書は古代ヘブライ語→ラテン語→?→日本語と翻訳され続けたので、表現に正確さやニュアンスが変性した可能性があるかも知れません。
しかし、聖書に書かれたことが全て真実の歴史的証拠として、現代風に解釈すると、聖書が意外な光景を見せてくれます。

旧約聖書・創世記から神の真実のお姿を想像します。

【 初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。
神は光を見て、良しとされた。
神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。 】

聖書の冒頭の言葉をそのまま信じれば、
神の霊は、混沌の闇の中、水面にうごめく存在であったのです。神が天地を創造したにもかかわらず、神は天空を飛翔する存在ではなく、水辺に漂う存在だったのです。私の正直な印象からすると、原初の世界の巨大なアメーバをイメージしてしまいます。
旧約聖書では、これからも神の具体的な姿かたちは出てきません。ガブリエルなどの大天使が神の使いとして具体的な姿で出てきますが、神のお姿は輝く光としてしか出てきません。
神は無形の存在で意識と光の集合体として解釈されています。また、神は光を造ったのには間違いありませんが、もともとは闇の中で生きる闇の存在とも推察できます。

さて、では闇の中の存在の神が、なぜ光を造ったのでしょう。意味もなく光を造ったとは思えません。光を造らなければならない訳があった筈です。理由を考えてみましょう。
闇の水面を這っている表現からすると、神は一定のスペースを占拠する存在であることが分かります。すると、他にも多数の意識の存在があると考えるのが自然です。天地を創造できる能力を有する存在とすると、空間も素粒子も時間も想像したことになります。今から考えると超科学でしょう。ある一つの秀でた意識の存在が光子(フォトン)を素粒子から作り、他の意識を圧倒し、優位に立ちたかったと思われます。

このように考えれば、闇の天使(堕天使)といわれたルシファこと「サタン」が神に反乱を起こす理由が見えてきます。造物主である神とその僕(しもべ)である天使を考えれば、神は圧倒的優位の存在です。なのに、堕天使のサタンが身分をわきまえずに、神に戦いを挑むとは、よっぽどの勝算がない限り考えもできないでしょう。

神と天使の間には、もともと圧倒的な優位差はないのでしょう。恐らく、神も天使も始めの内は闇の水面に漂う同じ意識の存在で、同列だったのでしょう。ある時、光を造った意識の存在が圧倒的な力を得て「神」になり、その他の意識の存在が、その配下の天使になったと考えるとスジが通ります。光子のノウハウを我が物に出来れば、堕天使サタンも神になれると考えて、光の将軍大天使ガブリエル(本当はサタンと双子の兄弟)率いる神の軍団に、しつこく戦いを挑んでいるのです。

恐らくは闇の存在であった聖書の神(YHWH・ヤハウエ・ヤーウェ・エホバ)が光の神になったために、どうしても軍門に下りたくなかったサタンが、闇の世界にそのまま居座ったと解釈したほうが分かりやすいでしょう。

この世界は闇が本来の姿であって、光は一時的な姿でしかないと考えられます。なぜなら、神が密かに無理をして光を造り、昼と夜を分けたということは、考えようによっては、どうしても夜を消すことが出来ない、神にも光を永遠に持続させることが出来ないということです。ここで、全能といわれた神の能力に限界があることが証明できます。

大天使ガブリエル gavriel.jpg

同じ創世記に次のことが記載されています。

エデンの園でアダムはヘビの口車に乗せられたイヴによって禁断の実(善悪の実)を食べ、知恵を獲得してしまい、神の怒りに触れエデンの園から「エデンの東へ」追放されてしまいます。
知恵はイコール理性です。しかし神はこの時点で善悪の知ることを善しとしませんでした。人間が理性的であることを善しとしない、すなわち獣のように無知で本能のままの戦闘的な人間を好んだと思われます。

現在のイスラエル・パレスチナの血なまぐさい争いは、現代の私たちから見ると、善悪の判断のできない、理性とは程遠い愚行です。しかしこれは、聖書から見え隠れする神の考えからすると、神が望んだ形なのかも知れません。

聖書に書かれているエデンの園は、水の豊富なオアシスのイメージがします。そしてエデンの園には滾々と湧き出る泉があり、世界中に散らばる河川の源泉という記載が聖書にのっています。
また、天地創造の冒頭での神のイメージ(神の霊が水の面を動いていた)からも、神ヤハウエは水にかかわっています。

モーゼが行う十戒の奇跡も水にかかわる奇跡です。モーゼがナイル川に彼の杖を触れると、ナイル川は血の色に染まり悪臭を放ち魚は全て死に絶えてしまいました。出エジプト後、海の前で彼が杖をかざすと、海は二つに割れ海底が露出し、ユダヤの民は海を渡ることが出来ました。モーゼ自信もナイル川に流された捨て子という設定になっています。
砂漠の流浪の民であったユダヤの民にとって神様はやはり「水の神」様でなければならないのでしょう。

エデンの園 eden.jpg

【参考】 メソポタミア文明で有名なシュメール人は、多神教を崇拝していました。その中で主力の3人の神様が存在しています。海の水の神様・川の水の神様・雲の水の神様の3人(3柱)です。やはり水に深く関連した神様です。シュメール人の影響を強く受けたヘブライ人は同じく多神教でしたが、ヘブライ人のモーゼが興したと思われるユダヤ教は、多くの神様の中から唯一水の神様だけを崇拝するようになったと思われます。

【注】 このエッセイは、聖書を基にした私のフィクションです。
決して神や聖書を冒涜するつもりはありません。
ただ、聖書は様々な人種・国・言語の異なる人々に読まれ解釈される訳ですから、様々な解釈があると全能の神ご自身もあらかじめご理解・納得している筈です。

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神社仏閣の世界

神社仏閣は、観光旅行すると必ず寄っていく名所です。修学旅行で興味がないのに行かされたという感想の方がほとんどでしょう。若い人には抹香(まっこう)臭くてつまらない印象だけが残ります。ただ、これから述べる観点から神社仏閣を観察すると、きっと興味が持てる筈です。

神社仏閣は、建物の配置によって次の2つのタイプに分けることができます。
一つは、敷地が非常に広く、ほとんど大した囲いがなく、建造物が無造作に点在している神社仏閣です。今流行りの方位や鬼門などを全く無視した配置で、このタイプで有名なのが、明治神宮や伊勢神宮です。
もう一つは、敷地はそれほどでもないのに、しっかりした壁で囲われていて、建造物が幾何学的に計算されて東西南北に、ある程度シンメトリーに配置されている神社仏閣です。方位や鬼門などが十分に意識された造りです。このタイプで有名なのが、法隆寺や大宰府天満宮です。

【図1】は明治神宮のホームページからコピーした案内図です。建造物が脈絡なく点在しています。新年の初詣では毎年日本全国でベスト3にはいる名所です。
明治神宮 meijijinnguu.gif

【図2】は伊勢神宮内宮(ないぐう)のホームページからコピーした案内図です。ご覧のように各施設が雑然と並んでいます。
天岩戸(あまのいわと)伝説で有名な天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭っている神社です。天皇家の祖先とされています。
伊勢神宮 isejinnguu.gif

【図3】は奈良の法隆寺のホームページからコピーした案内図です。大化の改新で有名な聖徳太子が建立あるいは祭られているとされる寺です。建造物が東西南北に配置され、計算された幾何学的配置です。主要な建物は、東西南北に囲われています。
法隆寺 houryuuji.gif

【図4】は九州の大宰府天満宮のホームページからコピーした案内図です。
学問の神様である菅原道真公が祭られているので有名です。東西南北に建造物がきれいに配置されて、やはり主要な建物は囲われています。
太宰府天満宮 dazaifu.gif

さて、これらの違いは、何を意味するのでしょうか?
実は、神社仏閣は、存命中に権勢を誇った権力者を揚げ奉るための建物と、非業の死を遂げた元権力者の荒ぶる魂を鎮めるための建物に区別できるのです。
前者の建物は、権勢を誇った権力者の魂によって、残された子孫の勢力が永遠に繁栄するようにと、その魂が自由に往来できるような設計になっています。ですから、囲いはほとんどないのです。また風水による魔方陣もありません。ところが、後者の建物は、聖徳太子や菅原道真のように、歴史上非業の死を遂げたらしい?悔いの残る死に方をしている魂が、その恨みで後世の人間に災いがないようにと、陰陽師の科学(方位学)や呪法に沿った建物の風水配置になっているのです。つまり魔方陣で結界を張っているのです。

このことを知っていると、表向き善い神様や仏様のご本尊が祀られていることになっていても、建物の配置が極端な対称性に凝っていたり、しっかりした城壁のような囲いがある場合には、本当のご本尊は「荒ぶる魂」と考えてよいでしょう。つまりはカモフラージュされているのかも知れません。また、ご本尊が帝釈天や不動命王などの武力や力の神様の場合も、災いや荒ぶる魂を抑えるためのご本尊だと考えてもよいのではないでしょうか。
また、聖徳太子が存在しなかったと唱える歴史家がおられます。しかし、この法隆寺を観察する限りでは、魔方陣を利用してまで囲まなければならない魂は、やはり聖徳太子なのでしょう。

いかがですか?神社仏閣の観光に深みが出て楽しめそうでしょう。歴史上の人間のドロドロした欲や煩悩が感じ取れませんか?神社仏閣の境内に一歩足を踏み入れたならば、そこは東西南北を風水という魔方陣で結界を張られた異世界に他ならないのです。さあ!スリルと未知への恐怖!異世界へいざなう神社仏閣へ貴方もどうぞ。
ただし、この考え方や観点は私のオリジナルですから仮説の域を出ません。間違っていても保障の限りではありません。

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