淋病

リステリンが淋菌感染予防に! m3.comの記事から

マウスウォッシュが口腔内の淋菌の殺菌に役立つ
リステリン製造業者の長年の主張に裏づけか

Listerin2
 市販の口内洗浄液(マウスウォッシュ)が口腔内の淋菌抑制に役立つ可能性があり、日常使用は淋病の広がりを抑える安価かつ容易な方法になりうるとの研究結果が、「Sexually Transmitted Infections」に12月20日オンライン掲載された。オーストラリア、メルボルンセクシャルヘルスセンターのEric Chow氏らの研究。

 コンドームの使用率が減少しているため、多くの国で男性の淋病の罹患率は上昇しており、その大多数は同性愛者/両性愛者の男性で発生している。口内洗浄液リステリンの製造業者は、発表された研究では証明されていないが、リステリンが淋病に有効であることを1879年から主張していた。

 Chow氏らの実験の結果、リステリン「クールミント」と「トータルケア」(いずれもアルコール濃度21.6%)により淋菌のレベルが有意に低減し、食塩水(生理食塩水)では低減しなかった。

 さらに、以前の検査で口腔・咽頭の淋菌が陽性であった同性愛者/両性愛者の男性58人を対象に臨床試験を実施。被験者をリステリンまたは食塩水のいずれかで1分間、口をゆすぎ、うがいをする群に無作為に割りつけた。その結果、咽頭部で生存している淋菌はリステリン群では52%、食塩水群では84%であった。5分後、リステリン群は食塩水群に比べて、咽頭の淋菌検査が陽性になる可能性が80%低かった。

 Chow氏らは、「口内洗浄液の日常的な使用により未治療の感染症の期間が短縮したり、淋病になる可能性が低減したりすることが示されれば、この介入は男性と性交渉のある男性の淋病抑制に非常に重要な公衆衛生上の意味をもつ可能性がある」と述べている。
HealthDay News 2016年12月20日

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ジスロマックSR 淋病・クラミジア感染の救世主になるか?

ジスロマックという抗生剤は従来から存在していました。クラミジア感染に対して、1回4錠1日の服用でOKの薬でした。淋病・淋菌にも有効であることは知られていましたが、今まで認可されていませんでした。
ところが今度、ファイザー(株)から新たに発売される抗生剤、「ジスロマックSR」は淋病・淋菌の承認が得られたのです。
Ztmpo服用の仕方に特徴があり、抗生剤の入ったボトルに60mlの水を入れ、よく攪拌して一気に飲むという具合です。
Ztmまた、この薬は、従来のジスロマックと比較して24時間有効血中濃度が何と3倍!です。
このグラフに掲載されているAUCとは、Area Under the Curveの略で、訳すると血清中濃度・時間曲線下面積といいます。要するに、Y軸を血液中の薬剤濃度、X軸を時間とし、血液中の薬剤濃度曲線を一定時間にわたって積分した値です。
薄い青色の曲線が従来のジスロマックです。紫色の曲線が新発売のジスロマックSRの曲線です。服用してから24時間のAUCは、従来のジスロマックに比較して3倍の積分値です。抗生剤はダラダラ治療するのではなく、短期にガツッと治療するのが効果的です。特に欧米人は短期決戦型の治療を好みます。

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