休診のお知らせ
【休診日】
7月23日(木曜日)〜7月26日(日曜日)は院長の都合で休診です。
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突然のメールですいません。
私は岡山で無店舗型風俗店を営業している者です。
風俗業界は性感染症になる可能性が高く、日々頭を悩ませております。
今回当社HPを作製することとなり、性感染症をお客様にも理解して頂きたいと思っていました。
そこで、分かりやすく説明しているHPはないかと探していた所、高橋クリニック様のHPに辿り着きました。
文章だけでなく写真も充実していて、感染症の危険性を周知するのには最適であると感じました。
我々風俗営業を行う者が危険性を周知徹底し、感染の危険性を減らしていくことは重要であると考えています。
そこで当社HPにおいて高橋クリニック様のHPを引用させて頂けないものかとメールさせていただきました。
風俗業者ごときのHPですが、性感染症を減らす為にもどうか引用の許可をお願いいたします。
勝手なお願いで申し訳ありませんが考慮の程お願いいたします。
店名 アールグレイ
住所 岡山県岡山市天瀬南町
責任者 ○○○○
Mail ・・・・@・・・・.ocn.ne.jp
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
お答えいたします。
OKです。
逆に、このメール内容をブログ(http://hinyoukika.cocolog-nifty.com/std/)に掲載してもよろしいでしょうか?
もちろん貴方のお名前とメールアドレスは匿名にします。
ご返事をお待ちします。
高橋クリニック 高橋 知宏
クリニック:03-3771-8000
院長直通:03-3771-8034
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
返事頂き有難うございます。
ブログに掲載していただけるなんて光栄な話です。
当社のような風俗業界の者で良ければ是非とも載せて頂きたいと思います。
県名・店名に関しては匿名でなくても構いません。
先程も書きましたが、業界的に性感染症は増えている現状です。
サービス内容的にも感染を完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、
お客様に安心してサービス受けて頂く為にも、この難題に正面から挑んでゆくつもりです。
現在、サービス内容等についても検討している所です。
感染症対策万全のサービスを目指してゆきます。
本当に有難うございました。
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高橋 知宏先生、突然のメールで申し訳ありません。
私は福岡市の婦人科開業医で、吉満陽孝と申します。
訳あって尖形コンジローマの診断に関する情報をネットで検索していましたら、先生のウェブサイト(http://hinyoukika.cocolog-nifty.com/std/)を見つけ、内容を拝見し、お尋ねしたくメールを差し上げた次第です。
先生の記述の中で、女性婦人科医が膣内の粘膜のヒダをコンジローマと誤診した症例があり、先生は男性医師による診察を勧めていましたが、実は男性医師でも同様の診断を行い、しかも正常であると思われる部位にレーザー治療(?)を多数行っているケースが身近にありました。診断の未熟さは男性女性は関係なく、同様の誤診をする男性医師がいる事も知って頂ければと思います。
男性医師は「膣内に多数のコンジローマがあり、biopsyを行った組織検査の結果でも尖形コンジローマである」と説明し、手術を勧めているようです。
婦人科医の私が質問するのも変ですが、外陰部や子宮膣部の例はよくありますが、膣内のコンジローマの症例をほとんど診た経験がありません。それほど多いケースなのでしょうか?
もうひとつの疑問は、患者さんがその検査結果のコピーを持参されましたが、確かにその結果には、「診断名:尖形コンジローマ。koilocytosisを認める。」と記載されていますが、しかし視診では膣内は正常であり、病的なイボは見つかりませんでした。私は病理の専門医ではありませんので、病理の資格を持つ他の婦人科医に尋ねてみたところ、コンジローマの診断の基本は肉眼的所見であり、組織検査はあくまでも補助的なもの(悪性や他の疾患の鑑別)で、組織検査から「尖形コンジローマ」という診断をつけるのは少々行き過ぎだと思うが、最近は病理医も積極的に診断をつける傾向があるようだ、とのコメントでした。
病理検査側の問題はないのでしょうか。その病理検査の結果があるが故に、臨床医も診断を誤り、不必要な治療を行うという結果になっているように思えてなりません。先生の後意見をお聞かせ下さい。
吉満陽孝
***************** Y F C ******************
よしみつ婦人科クリニック-不妊カウンセリングオフィス-
E-mail= yfc@asahi.email.ne.jp
URL= http://www.ne.jp/asahi/clinic/yfc/
****************************************
お答えいたします。
メールありがとうございます。
さて、病理医の誤診?については、私もかねてより疑問を持っていました。
明らかな膣前庭乳頭症を病理の医師が尖圭コンジローマと診断することについて、私の先輩の牛込新一郎先生(東京慈恵会医科大学名誉教授、国際病理学会会長、病理診断アトラス編著)に、以前お聞きしたことがあります。すると、臨床医が十分に情報を与えてくれれれば、病理医は誤診はしない。病理医はあくまでも臨床医の診断を優先するとのこと。病理申込書に「尖圭コンジローマの疑い」としか記載がなければ、病理医は臨床医の診断を尊重し、尖圭コンジローマを明らかに否定する所見がなければ、尖圭コンジローマと診断するのは止むを得ないでしょうとのことでした。
何のことはない、臨床医と病理医がお互いを過信したところに誤解が生じたのでしょう。要するに臨床医が自分の目を鍛え信じていればよかっただけなのです。
お互いに臨床医としての診断能力を鍛えましょう。
また、膣内の尖圭コンジローマですが、私で3例経験しています。膣の正常粘膜と明らかに異なる粘膜でした。ただ通常は膣外に尖圭コンジローマが多数存在していて膣内に浸入したという印象です。
このメールのやり取りをブログに匿名で掲載してよろしいでしょうか?
また、先生をブログの中で信用できる婦人科医としてご紹介してもよろしいでしょうか?
お便りお待ちします。
高橋クリニック 高橋 知宏
クリニック:03-3771-8000
院長直通:03-3771-8034
高橋 知宏先生、婦人科の吉満です。
さっそくの返信をありがとうございます。大変参考になりました。
また遅くなりましたが、貴重な症例を多数供覧していただいている先生のサイトは婦人科臨床医にとっても大変勉強になることを付け加え、お礼を申し上げます。
> このメールのやり取りをブログに匿名で掲載してよろしいでしょうか?
> また、先生をブログの中で信用できる婦人科医としてご紹介してもよろしいでしょ
>うか?
お役に立てるのであれば、どうぞ掲載して頂いて構いません。
自分は信用できるかどうかはわかりませんが、紹介していただく事も支障ありません。
逆に私のホームページは最近ほとんど更新していませんでしたが、今回を機会に久しぶりに更新致したく、先生のサイトにリンク(紹介)させて頂いてもよろしいでしょうか?
今後ともよろしくお願い致します。
吉満陽孝
追伸:慈恵医大出身で、婦人科をしている東原潤一郎先生と田村次郎先生を御存じですか?二人とも私のよき友人です。
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高橋先生、こんにちわ。
沢山メールを貰っておられる中、読んで下さりありがとうございます。
私は○○○○在住が長い、36才ですが、最近気になる事で考えていた所、先生のサイトを拝見いたしまして、安心して産婦人科に足を運べました。ありがとうございます。
性病ではないはずなのに、おかしい、そんな覚えは無いと数日考えていて、アメリカのサイトとかも色々研究したのですが、アメリカの場合はすぐに法律沙汰になる為か、表面上の情報がご存知の通り限られていましたので、とても参考になり、また勉強にもなりました。
実際に一般の私達の中途半端に得る情報では、混乱が多い中、色々なケースの拡大写真付きで詳しく、ハッキリと説明をしてくださっている先生は、高橋先生だからこそ出来る事では無いでしょうか。
私自身は、あくまでも勉強をしたくなり、色々と自分以外の症状のケースも全て読ませて戴きました。医学は面白いですね。
高橋先生の様な先生が日本にもっと増えればいいですね。また、海外在住の私達、日本人にとり、先生の様なサイトがもっともっとあると、どれだけ助かる事でしょう。
今回は、お礼を言いたくて、メールを書いてしまいました。私は世界を飛び回る仕事を持っていた者です。前年も○○○○とか○○○○とかもいきました。○○○○も数え切れない位いきましたので、今36才ですが、これが何したいとか言う事も、欲も無いのですが、勉強だけには欲がいつもありますが。
先生も、もし○○○○に奥様、御家族と足を運ばれます際は、御声をお掛けください。なんて、ただ厚かましい事言っていますが、ただ単に、海の向うより、海外在住日本人を代表して?ありがとうの声を差し上げたかったのみです。私の写真添付もどういう人物が記載したメールなのかを、礼儀がてら、御送りした迄ですので、変にお取りにならないで下さいね。先生のご活躍、御家族の健康をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
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次のようなメールが届きました。ご意見と応援が混じったメッセージです。
「ホームページを見ました。病気の写真など、とても良い勉強になりました。性病の怖さ、リスク、予防、色々な知識を多くの人に知って欲しいと思いました。
ひとつ気になったことは、「先生は包茎でも良い」というお考えなところです。私は以前、風俗嬢として働いていましたが包茎の人は不潔です。剥いたら白いゴミの塊がポロポロ落ちてきたり、あのヨボヨボにシワシワに縮れてまとわり付いてる余った皮の奥から滲み出てくる大量な透明なガマン汁が皮にベトベト染み込んで見えるのとか、やたらウエットで臭いのとか、もう最悪です。
女性・・・というか、風俗嬢は全員、間違いなく100パーセント包茎が大嫌いです。包茎の男性は救いようがありません。包茎なりに清潔を保とうと綺麗に洗う人が居ないのか、上手く洗えないのか、もう本当に大変なので、もっと包茎手術に積極的になって頂きたい。色がツートンになろうが、手術痕が残ろうが、そんなの全く問題では有りません。どんなにツートンになろうが痕が残ろうがしっかり剥けて、しっかり洗えて、サッパリ綺麗なペニスであれば良いんです。
それと、先生方にお願いです。多くの人に性病の怖さ、症状、予防法などなど知ってもらってください。病状の写真など沢山掲載して欲しいです。どれだけ痛くて痒くて辛いか、どれだけ人が迷惑するか、情報をありとあらゆる手段で発信してほしいです。まぁ、元風俗嬢がこんなこと言っても「おまえらみたいな奴こそどうにかしろ。病気をうつすな。そんな仕事すんな。」などなど言いたいと思いますが、意外にも風俗嬢は風俗嬢なりに調べて調べて、気にして気にして、検査して検査して、観察して観察して、情報交換して情報交換して、性病などを本当に本当に怖がってるんです。産婦人科はもちろん、耳鼻咽喉科や皮膚科など、繁華街の近くには風俗嬢御用達!みたいに多くの同業者の通う親切で相談にのってくれるお医者様に頻繁に行ったり、風俗に居るなんて頑張って無いように見えて、頑張ってるんです。病気の恐ろしさから考えると、本当、無駄な抵抗というか、風俗辞めろよとしか言いようが無いんですけど、口内に精子を出させないとか、速攻イソジンするとか、頑張ってるんですよ。
しかし、一般人は、病気について知識が無さ過ぎです。びっくりするほど命知らずです。風俗の世界では、風俗なりに病気予防アイテムがあります。オスバンウォッシュっていう殺菌石鹸やオーラルセックス用のローションを入れて使うサランラップのようにブカブカで薄いコンドームのようなトリップスキンという物など予防しようがない割りに病気予防してます。しかし病気の知識が無い人に限って遊び方もしらず、お風呂に入りたくないだ~ローション使うなだ~生本番したいだ~もう本当に救いようが無いんです。
性病で来院する患者、ならびに世界中の無知な人々、十代で怖いもの知らずな子、を教育してください。何らかの理由で風俗など性病と隣り合わせで生きている女の子達が元気なまま仕事を卒業できるように、無知な男性客がマナーと健康を守りつつ御遊びできるように、泌尿器科の先生お仕事頑張ってください。 おわり」
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