HPV(ヒトパピローマウィルス)の予防ワクチン
産経新聞の平成18年7月26日の健康欄で、子宮頸癌の予防ワクチンについて記事が掲載されていたので、ここに紹介します。画面をクリックすれば、記事を読める大きさになります。
【要旨】
1.子宮頸癌の若年化(最近では20歳~30歳代前半での発症が増加している)が問題。
2.子宮頸癌の99.9%にヒトパピローマウィルスHPV感染が確認できる。
3.HPV感染者を5年~10年にわたって長期観察すると、高率(10%~15%)に子宮頸癌を発症することが分かった。
4.成人女性の50%がHPVに感染するが、ほとんどの人は2~3週間で自然治癒している。
5.自然治癒しないで持続感染するHPVが、100種類中13種類存在し、この13種類のHPVが高危険群とされる。
6.HPV感染率は、10代と20代が顕著に高く、30代を過ぎてから感染率は低下する。しかし、子宮頸癌の発症率は、感染率と反比例するように30代以降に急増する。
7.HPV感染から癌発症まで10年の猶予があるので、その間に定期的検診(細胞診)の必要性がある。
8.自治体ではHPV検査費用を一部公費負担にしようとする動きがある。
9.今年の6月にアメリカFDAで子宮頸癌の予防ワクチン(抗HPVワクチン)が承認された。
10.高危険群HPVの代表である16型と18型に効果があるとされる。
11.16型と18型以外にも効果がある可能性がある。
12.日本でも今年から予防ワクチンの臨床試験が開始された。
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コメント
おめえにさんざんな目に遭わされた者だ。覚えてるか? いや気づかねえだろうな。おめえの腐った頭には。このブタ野郎! 患者の痛みも知らず、さらに追い打ちをかけるようなことばかりしやがって!! おめえはそれでも医者か! このカス野郎!! 早く死ね!!! 早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!早く死ね!!!
【高橋クリニックからの回答】
はい。はい。IPアドレス125.55.243.8vuouさん、了解しました。
投稿: vuou | 2006/08/31 16:28
いったいなにがあったのですか??
【高橋クリニックからの回答】
私も分かりません。
どなたかも分からないからです。
私も平凡な人間ですから、患者さんの100%全員と良好な関係になるとは限りません。90%くらいの方とは良好な関係になりますが、中には物別れ状態になることもしばしばです。その中のお一人でしょう。
投稿: ケイ | 2006/09/25 09:42
先生初めまして
質問させていただいてよろしいでしょうか。
先日彼女がコンジローマになってしまいました。自分から感染したものだと確信があります。しかし自分には症状がまったくないのです。
どうすればいいか教えていただけますか。半年間このまま症状がなければ自然完治ということなのでしょうか。彼女は電気メスでの治療を行いましたが焼いたところにまだ疣があるとのことでした。ウイルスがローリスクの型でも何度も再発するものなのですか。
別のサイトで口腔内へも感染すると書いてありました。ウイルスの型が違えば口腔から陰部へまたその逆への感染はありえないのではないのですか。
ウイルスがハイリスクの型である場合、上記の感染は容易に起こりえるのでしょうか。
ワクチンの記事を読ませていただきました。適応症は19から26歳の女性なのですね。男性、26歳以上の方に効果はないのでしょうか。予防ではなく治療としては使えないのでしょうか。
毎日不安な日々をすごしております。返信よろしくお願いいたします。
【高橋クリニックからの回答】
あなたがご質問になっている事柄は全て未だに不明です。
ワクチンは日本ではまだ許可が取れておらず、婦人科で臨床治験中です。
投稿: guti | 2006/10/10 07:19
こんにちは、
コンジローマにはハイリスクタイプとローリスクタイプが有ると聞きました。自分の物は2年有ります。自然に治癒するものは形的にはどう言うものか分かりますか?
僕のはまるく尖っていません。上にも記述されてる通り
非常に心配です。 よろしくお願いします。
【高橋クリニックからの回答】
2年も経過してそのままというのは、尖圭コンジローマではないでしょう。
ホクロかボーエン様丘疹症の可能性があります。
投稿: 匿名希望 | 2006/12/17 13:13
ボーエン様丘疹症の画像見ました。疣が密集して出来るんですね、自分のとは違います。 どこかのサイトで見たんですがコンジローマでも大人しいタイプという写真を見た事があるのですが、これにそっくりでした。
2ちゃんねるでもコンジローマに何年も患わされている
人達がいます。1年弱で自然に治癒するのは本当でしょうか?
【高橋クリニックからの回答】
ウィルスが死滅しても、イボが残ることはあります。
投稿: 匿名希望 | 2006/12/23 01:27
ご多忙中すいません、また質問させて下さい。ハイリスクタイプの中には僕の疣の様に丸くあまり増えないタイプはありますか?
【高橋クリニックからの回答】
ないでしょう。
投稿: | 2006/12/24 15:33
ということはハイリスクの物はほとんどが増えるタイプなんですね? また、液体窒素とアルダラと言う軟膏で4つ位固まっていた疣が無くなり、他に転移した1mm弱の疣があります。病理検査に出す事は大きさや疣が無くてもそこの皮膚を採取することで可能ですか?
あと、ボーエン様丘疹以外に陰茎癌になるものは有るのですか? 質問ばかりで申し訳ありません。
【高橋クリニックからの回答】
誤解されています。ハイリスクタイプというのは、子宮頸癌や陰茎癌の原因ウィルスのことを指し、ローリスクタイプというのは、尖圭コンジローマやボーエン様丘疹症の原因ウィルスのことを意味します。
ですから、尖圭コンジローマでハイリスクという概念はありません。
投稿: | 2006/12/26 10:32
どういうことか良く分かりません。尖圭コンジローマ、ボーエン様丘疹はローリスクで、他にハイリスクのウイルス性の疣をつくる物があるという事ですか?
あと、この状態で病理検査は可能かどうか教えてください。
【高橋クリニックからの回答】
ハイリスクというのは、死に至らしめるに癌を想定してhigh riskといっているのです。
尖圭コンジローマやボーエン様丘疹症などの致死性の癌ではないイボは、良性ですから全てロ-リスクの範疇です。
組織が採取できれば、病理検査は可能です。
投稿: | 2006/12/26 11:55
難しいですね、陰部に出来る疣自体は良性なんですね。
まだ良く分かりません。ご迷惑おかけ致しました。
投稿: | 2006/12/26 13:11
申し訳ありませんが、また質問させてください。
皮膚科医に聞いたところHPVウイルスに感染しても陰茎癌になることは滅多に無いと言われました。これは事実なのですか?
それとウイルスが死滅しても、癌の原因因子ということは変わりは無いのでしょうか?(ウイルスが生存していれば癌の原因因子?)
またHPV18型の形状はどの様な物でしょうか?
【高橋クリニックからの回答】
事実です。
ウィルスが死ねば、癌の原因は消滅です。
ヒトパピローマウィルスHPVはすべて形状は同じです。ウィルス中のDNA型が異なるだけで、外見では判別できません。
投稿: | 2006/12/28 12:13
ありがとうがざいます。自分も段々分かってきました。
HPV18の疣の形を知りたかったのです。
疣の形はHPVの種類によってやはり違うのですよね?
【高橋クリニックからの回答】
HPV18は、陰茎癌と子宮頸癌の原因ウィルスです。ですから、疣・イボという可愛いものではなく、癌として発見されます。
投稿: | 2006/12/29 12:25
あけましておめでとうございます。
HPV18は疣ではなく、腫瘍みたいな物なんですか?
僕のは丸いと言うより、楕円で球状に盛り上がってました。
【高橋クリニックからの回答】
はい。癌です。
抗ウイルスワクチンはもう使えるのでしょうか?
婦人科のサイトで見た事があります。
【高橋クリニックからの回答】
まだです。3年ほど先でしょう。
投稿: | 2007/01/01 20:39
初めまして。
昨年結婚したのですが、夫が今年コンジローマと診断されました。
わたしも感染しているかもしれないとのことで、ウィルス検査を病院にて受けた所、ハイリスク型が検出されました。
コンジローマはローリスク型のHPVとのことでしたが、ローリスク型からハイリスク型がうつる事はあるのでしょうか。
また、高低型同時に保持することはあるのでしょうか。
ないのであれば夫が気に病むことはないと伝えてあげたいのです。
ご返答どうぞ宜しくお願いいたします。
それと、上記の私のコメントを削除していただいてもよろしいでしょうか。
アドレスが出ると知らず入力してしまいましたので、お手数ですがお願いいたします。
【高橋クリニックからの回答】
以前に高型単独感染、今回高低同時感染で高型のみ残る、などいろいろな組合せが考えられます。
この状況で、確定できません。
投稿: H.K | 2007/02/04 06:52
迅速な対応・ご返答共に有難うございます。
確定できないということで、納得致しました。
ところで昨日コメントを送信後に2006年1月6日の先生の記事を拝見いたしまして、イボの形状が夫のものと酷似しており、驚きました。
こちらのサイトにたどり着くまでにいくつもコンジローマの症例写真を拝見しましたが、夫のものとは似ても似つかず、不思議に思っていたのです。
夫いわく、1年以上まえから付け根に1つだけ5mm大のイボがあり、最近それがいくつか増えていたため検査に行ったとの事だったのですが、1つのイボが1年以上も増えずにいたなんてコンジローマとは違う病気なのではないかとも思っていたため、もしボーエン様丘疹症なのであれば非情に納得がいく点が多いと感じました。
コンジローマと誤診されることが多いと他の記事でもありましたが、治療法が変わらないのであれば気にせずにいた方がよいのでしょうか。
先生のクリニックで見て頂くのが1番なのでしょうが何分住まいが九州なもので、残念でなりません。
HPVの型がボーエン様丘疹症の場合はハイリスク型だという点がとても気になるのですが、、、、。
何度も大変恐縮ですが、ご返答どうぞ宜しくお願いいたします。
【高橋クリニックからの回答】
ボーエン様丘疹症は、尖圭コンジローマに比べて感染力が弱く、発育が遅いのが特徴です。
ところが、遺伝子型は、子宮頸癌と同じ16型です。恐らくは16型にも、サブタイプがありさらにa型b型c型などがあるのかも知れません。そのどれが癌化するのかわかりません。
投稿: H.K | 2007/02/05 03:54
そうなんですね。
夫と話し合った上で、もう一度、前回と別の病院で相談してみようと思います。
どうも有り難う御座いました。
投稿: H.K | 2007/02/05 20:39
先生こんにちは。
私は今年の二月頃梅毒に感染してしまった26歳の男性です。
先生の梅毒に関する記事はとても為になりました。
もう治療を終え、お医者さんには『また半年程したら検査しましょう』と言われひとまず安心してます。
ですが、やはりhivにももしかしたら感染しているのではないかと心配しております。
勿論hivの検査を受ければ一番手っ取り早いと思うのですが、もし陽性だったらと思うとなかなか踏ん切りがつきません。
ですが落ち着いたら行こうと思ってます。
ところで、梅毒の治療は終えたのですが、まだ足の付け根のリンパ節が微妙に腫れており、まだ直りきってないのではないか、他の病気にも感染してるのではないか等不安で仕方ありません。
次第に腫れは引いていくのでしょうか?
それとも、そのまま腫れたままなのでしょうか?
なかなか文章では判断しづらいと思いますが、よろしくお願いします。
【高橋クリニックからの回答】
そのうち小さくなるでしょう。
投稿: k.k | 2007/07/30 21:52
有難うございます!
しばらく様子を見たいと思います。
投稿: K.K | 2007/08/02 01:58
はじめまして。30歳女性です。
先日、皮膚科にてコンジローマと診断されました。
液体窒素での治療を行うこととなったのですが、膣内にも疣が出来る可能性があると先生のHPで拝見いたしました。そこで、
1)一度婦人科を受診したほうが良いのでしょうか?
【高橋クリニックからの回答】
受診したらいかがでしょうか。
また、私はひどい生理不順で自然に生理が起こるのが年意一度あるかないかです。それに関しては、特に治療は行っていないのですが、コンジローマにかかったことにより、
2)他の女性疾患(子宮頸がんなど)を併発する可能性は高まりますか?
【回答】
可能性は変わりません。
そのほか、膣の入り口近くがただれた様になっているのですが、
3)これもコンジローマの症状のひとつなのでしょうか?
【回答】
違うでしょう。
皮膚科の先生の診断によると、顕微鏡検査ではカビは見られないので、経過をみるということとなりました。
4)コンジローマの治療跡は残りますか?
【回答】
治療法によっては残ります。
以上4点、お教えいただきたく思います。
お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: 匿名 | 2007/08/24 01:25
高橋先生。
上記の質問を投稿させていただいた30歳女性です。お忙しい中、丁寧なご対応、心より感謝いたします。
婦人科を受診したところ、膣内にコンジローマは認められませんでした。よって、液体窒素治療をしばらく続けてみようと思います。
初めて疣を見つけたときに「なんだろう?」とおもい、しばらく放置しておこうと思ってもいましたが、気になったので、調べたところ、このBBSを見つけました。病院にいく勇気が沸き、不安や絶望から開放されました。
重ねて御礼いたします。ありがとうございました。
【高橋クリニックからの回答】
よかったですね!
投稿: 匿名 | 2007/08/31 22:13
別のところで質問させていただいたのですが、最後にもう1つ質問させてください。
男性なのですが陰茎癌というのはどのような症状が現れますか?
また陰茎癌や子宮頸癌のウイルスに感染しても発症しなかった場合、どのくらいの期間発症しなければ自然治癒したと考ぇてよいのでしょうか?
また自分は18歳でオーラルセックスから2年たつのですが、亀頭の左側に小さいシミがあります。
陰茎癌だったりしますか?
【高橋クリニックからの回答】
何の心配もありません。
投稿: 中島 | 2008/03/06 10:33
どうか返答おねがいします。
自分は2年半前くらいにオーラルセックスをしました。クンニもフェラもしました。自分は童貞でオーラルセックスもそれが初めてです。
相手の女性は処女でしたがオーラルセックスは前に別の男性と経験したことがあるそうです。その別の男性は童貞でオーラルセックスもそれが初めてだそうです。しかしキスやディープキスだけならほかの人とたくさんしていたそうです。
最近自分には彼女ができたのですが、彼女とはたくさんキスやディープキスをしています。
最近になって彼女が風邪のような症状が現れ、また花粉症も併発しておりだるさも感じているようです。それが1週間以上続いています。
自分も風邪のような症状が現れています。
彼女とはキスやディープキスしかしていないのですが自分は唇が切れやすく出血しながらディープキスなどすることがしばしばありました。
また他人のカミソリを使い回ししたことがありそのとき肌を切ってしまったり他人のピアスをつけたりしたこともあります。自分は2年半前のオーラルセックスかカミソリなどによってHIV感染していて彼女にも移してしまったのでしょうか?
風邪もHIV感染の初期症状なのでしょうか?
【高橋クリニックからの回答】
思い過ごしです。
投稿: 中田 | 2008/03/10 12:10
質問追加です。
唇からそれなりに出血しながらディープキスをしたらHIV感染させてしまったりしますか?
【高橋クリニックからの回答】
可能性はゼロではないでしょう。
投稿: 中田 | 2008/03/10 12:27