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ヒトパピローマウィルスHPVのご婦人感染・罹患率

15歳~29歳の若い女性のヒトパピローマウィルスHPVの罹患率は平均40%です。
年齢別に詳細に分類すると、
●15歳~19歳:45%
●20歳~24歳:40%
●25歳~29歳:30%
です。20歳未満のご婦人の感染率がとても高いのに驚かされます。このデータは首都圏のデータではないので、首都圏・都内のご婦人の場合、これ以上の感染・罹患率である可能性が高いと考えれられます。

ヒトパピローマウィルスHPVは子宮頸癌と尖圭コンジローマの関連ウィルスですから、これを子宮頸癌危険度で分類すると、
●high-risk(子宮頸癌危険群:16・18・45・56型DNA):23.6%
●intermediate-risk(子宮頸癌中等度危険群:31・33・51・52・58型DNA):20.0%
●low-risk(尖圭コンジローマ群:6・11・42・43・44型DNA):3.6%
となります。

尖圭コンジローマウィルスの罹患率は、若いご婦人のヒトパピローマウィルスHPV罹患率が約40%で、low-riskが3.6%ですから、次の計算式で求められます。
【0.4×0.036=0.0144】
すなわち、1.44%の確率で若いご婦人が尖圭コンジローマウィルスに罹患している計算になります。具体的には、若いご婦人の100人に1人~2人は尖圭コンジローマウィルスをお持ちになっていることになります。

※参考資料:日本性行為感染症学会誌2001年第12巻 第1号

【注意】
女性性器に関する病気は全て婦人科の診療範囲の病気です。ですから、女性性器の病気でお悩みの時には、始めに必ず婦人科を受診して下さい。婦人科を受診しても尖圭コンジローマのように治りが悪い場合には、高橋クリニックでもご相談を受けます。


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コメント

質問させてください。


風呂場でオナニーをして湯船または風呂場の床や壁などに精子または膣分泌液やなにかしらで血が残っていたりしたらそれが性器や肛門や口内や傷口に付着してHIV感染したりすることはありますか?
【高橋クリニックからの回答】
ないでしょう。

投稿: 辰巳 | 2008/03/26 13:01

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