手術の工夫2
包茎手術で包皮がタップリと余っていると、外板と内板にメスで切開して、外板と内板の間を切除します。当然として切除部分から出血もしますし、凸凹にもなります。
それを回避するために、外板の表面にマーキングを」します。マーキング部に局所麻酔を行い、マーキング直下に大きな鉗子でクランプします。そしてマーキング部分に電気メスや電気焼灼で焼きます。すると、外板と内板の小血管・毛細血管が凝固されます。
そしtr凝固した部分をメス・ハサミで切除すると、余分な外板・内板が同時に切除されます。すると、最後のイラストです。出血がない状態でバック筋膜を十分に剥離して縫合します。
こんな面倒くさい手術を希望されないのであれば、当院での手術を拒否して、普通のクリニックで手術してくださいね。
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コメント
コメント失礼します。
この前、高橋先生のもとで手術を受けたもので、患部の腫れが引かないのですが、診察に伺ってもよろしいでしょうか?
水分は1L以下に抑えております。
回答
電話で修正手術を予約してくださいね。
投稿: | 2021/07/11 15:50
焼却するということは、最後の縫合は省略でしょうか?
回答
いいえ、縫合します。
でも、私より元気な医師に手術を依頼してくださいね。
投稿: タカ | 2021/07/12 11:19
他院で包茎手術をしたものです。
つっぱり感があるのですが、皮オナなどをして皮を伸ばせばつっぱり感がなくなることはあるのでしょうか?
回答
普通はありません。
投稿: あ | 2021/07/12 19:41