手術の工夫
私がいろいろな病気になり、体調は元気な時の三分の一以下です。当然、手術もクタクタです。
通常の方法は、切開部分にマーキングを行います。そして、その部分に局所麻酔を行います。局所麻酔は八か所近くに注射針を刺します。その結果、何か所に皮下出血が起きてしまうのです。そしてメスで切開すると、小血管・毛細血管が切れ出血しますから、内部が十分に観察できません。電気メスで頻繁に止血します。手術の初期からクタクタです。
余分な時間や出血を減らすために、少し工夫をしました。途中まで同じです。局所麻酔をした部分の切開予定線に電気焼灼で蒸散させます。すると局所麻酔の出血はすべて止血できます。その中央部分をメスやハサミで切開しても、剥離できます。出血なしで余裕をもって剥離できます。長茎増大手術の場合は、バック筋膜を剥離しなければならないので、楽にできます。
この歳になって手術を工夫するとは……手術を希望する人は、他のクリニックの若い医師にご依頼くださいね。傷が出来たら、私が修正手術で綺麗に治してあげますから(笑)。
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コメント
仮に手術が順調に行われたとして
この工夫によって術後の結果や感覚や痛みや効果などは
従来の手術の結果と変わらないのでしょうか?
回答
変わらないです。
しかし体力低下で手術時間が長くなり、下手くそになりました。
私よりも若く元気な医師に手術を依頼してくださいね。
投稿: A | 2021/07/11 09:49
切開してから、剥離は陰茎根本側だけ処置するのですか?切開部分より、亀頭側の内板下の筋膜は剥がさないのでしょうか。
回答
全部剥がします。
投稿: | 2021/07/31 06:19