手術の料金(包茎手術)
平成19年から、高橋クリニックでは包茎手術を下記のような料金体系とします。
【学生】
8万円
真性包茎・仮性包茎の区別なくの総額です。学生はお金がないから低料金(私としては)にしています。学生証を提示して下さい。
【成人】
真性包茎:12万円
仮性包茎:12万円
他の医療機関で行なった包茎手術後の修正手術:12万円
手術的には、真性包茎の方がチョッと難しいのですが、仮性包茎は手術の必要が全くないという私の考えの反映です。
私が手術を行なっても、残念ながら患者さんのご希望に添えない結果になることもあります(100人中1人程度)。その場合の包茎手術後の修正手術は、もちろん無料です。
包茎手術費用を少し値上げしました。なぜなら、前立腺肥大症・慢性前立腺炎・膀胱頚部硬化症・間質性膀胱炎などの病気治療である内視鏡手術で私が多忙で、包茎手術の患者さんの数を少しでも減らしたいからです。ご理解下さい。
包茎手術の費用は、高橋クリニックも含めて自由診療とする施設が多く、医療機関によってその金額はまちまちです。高橋クリニックの包茎手術は、自由診療を標榜している訳ですから、もちろん経済的活動であって、金儲け主義と非難されても仕方がないと思っています。
総合病院の泌尿器科や大学病院の泌尿器科では、低料金あるいは保険で手術を行なってくれる施設があります。安価重視の方は、総合病院や大学病院にお問合せ下さい。自由診療の高い買物をするか、保険診療の格安の買い物をするかは、消費者(患者さん)の選択の自由です。
おそらく、ここ5年以内に診療のすべての分野において、自由診療と保険診療が両立するでしょう。医師の裁量あるいは技量に応じて選択できる可能性が迫って来ています。医師は保険診療だけでは生活できないような時代が来るのです。技量の高い医師は自由診療で高額に治療費を請求するでしょうし、技術も知恵もない医師は保険診療で安い治療費を請求するのです。
安価だから手術が下手、高額だから手術が上手いというものではありません。泌尿器科医も含めて外科医は、手術の結果に最善を尽くします。金額や手術法によって仕上がりに多少の差異はあっても、ほんのわずかです。
わざわざ松竹梅とランク分けをして、仕上がりに極端な差があるように印象付けさせている医療機関は、医師として最善を尽くさない訳ですから、詐欺的行為と叩かれても弁解の余地はないでしょう。
費用対効果から考えれば、安価な方を選ぶべきです。高橋クリニックよりも低価格であれば、そちらを選ぶべきです。(医師の本音)
掲示板を拝見すると、包茎手術の悪い結果は執刀医の責任ばかりが強調されています。下手な執刀医の肩を持つ訳ではありませんが、手術の結果(出来、不出来)は執刀医の技量と、手術を受ける患者さんの生体反応の相互の要因が影響します。例えば瘢痕体質の患者さんは、どんなに技量の高い名医でも、手術結果は満足いくものではないでしょう。
さらに、金儲けのために、一般的な環状切除手術ではない手術、亀頭直下埋没手術・バックカット手術・数々のオプション手術(コラーゲン注入)などを行なえば、要因のリスクが高くなるのは当然です。そのような不必要な手術のリスクは、執刀医の技量ではどうすることもできません。そのようなリスクを己の技量で凌駕できると過信している医師がいるとすれば、それは医師ではなく、無機物相手のただの技術屋です。(技術屋さんを悪く言っているのではありませんから、念のため)
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