グロービッシュ英会話

英語を母国語としない、インド、中国、シンガポールの国々の人々が使う英語をグロービッシュ・イングリッシュと言います。世界共通語として英会話ができればいいのです。そのための英語力と英単語は、中学英語で十分です。ただ通じればいいのです。多少の文法の間違いは気にする必要はありません。場面ごとの会話に必要なフレーズを覚えればいいのです。

❶買い物
What kind of OOO, do you have?
Let me think,I come again.


❷タクシー
地図を見せながら
To here,please.
OOO, please.
I want to go to OOO.
It’s nice weather today.
How long does it take to OOO?
What’s the fare?
Thank you.Have a great day.

❸レストラン
Excuse me, OOO please.
Table for four.
We need table outside.
By the window?
Is there a restroom?

❹エレベーター
You go first.
Go ahead.
Let me help.
I’ll hold the door.
No problem.


❺病気
I’m not well.
What’s trouble for you?
My stomach hurts.

❻挨拶
How’s it going?
Haw have you been?
Good to see you.


I'd like toOOO.= I want to OOO.

Would you like something to drink? = Do you want OOO?


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実学

D8e8b82dfeb14ec8818a732a2c3e8891慶応義塾の創立者である福沢諭吉大先生(塾生の尊称)は、「学問のすゝめ」でも強調したように、生きていく上で実生活に役に立つ学問を身に付けるように説いていました。
しかし、I.Qの高い人や知識人と言われる人々は、理論学や知識学、文献学に専念・追求するのみで、役に立たない重箱の隅を突つくだけの人が多いのが現実です。

Img_0399医学の世界も同じで、患者さんを治せる治せないは別にして、病気の理論だけに執着している医師が多いのも事実です。症状が治らないと、「治らない病気です。」「気のせいです。」「ストレスが原因です。」などと診断し、原因追求を全くせずに満足している医師の何と多いことか!

学会の何百という発表を見ると、分子標的云々、遺伝子云々、細胞のレセプター云々、海外文献の二番煎じ、効果があると分かっている治療の症例数分析など、重箱の隅をつつくだけの発表がほとんどです。実学=臨床に役立つ内容は、ほとんどないのです。
癌学会で、ある著名な先生が、「これらの発表内容が、何に役立つのですか?」と意見したのは有名な話しです。

Img_0411医学の世界では、明治時代からドイツ医学が主流でした。ドイツ医学は理論医学です。逆にイギリス医学は、実践医学(実学)です。私の母校の慈恵医大は、このイギリス医学から発展しています。ですから、私は実学を中心に置いてます。
しかし、最近の母校はI.Qの高い頭脳明晰の人を集め過ぎて、教科書の延長線上の事しか考えられず、脇が見えない想像力のない人が増えているような気がします。病院内にすれ違う若い医師達も偉そうで、弱者である患者さんを助ける人材には見えません。私が入院中、中央棟エレベーターで医学生が7、8人待っていて、そこに入院患者さんと思われる高齢者が来られても、一目見ても、その人たちを残してサッサと乗り込んで行きました。順番待ちだから当然でしょうが、一人くらい「お先にどうぞ」と言っても良いのではと思いました。東大や慶應のように理論医学に傾倒しているのでは?と危惧しています。
PSA検査で異常を見つけ、針生検を実施し前立腺ガンを見つけるというのも単純な理論医学です。前立腺ガンは積極的に発見する必要はないというのが、患者さんのためであり、私の実学です。

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自己啓発

巷には、昔から自己啓発セミナーなるものが流行っています。
一見、口が達者で精力的な講師が、カリスマの宗教家のような雰囲気で、受講生を先導・扇動・洗脳して行くのです。

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私の周囲でも、自己啓発セミナーを体験してから、離婚する人もいれば、会社を潰す不幸な人もいました。「今のあなたは本当の貴方ではない!」「自分の限界を超えるべきだ!」など自己啓発は一見、理性的には、とても良いように思えます。現実には、小学生の頃より競争心や向上心を植え付けられた人の「隣の芝生は青い」と誰でも思う人の弱味を利用するのです。そして、その思いを誇張させ、現在の自分の生活に満足させずに、客観的には幸福であったものを破壊してしまうのです。自己啓発により、自己能力を100%引き出すことが、逆に社会的に障害を作り上げているのかも知れません。

過去の歴史において、そのいい例がドイツのヒットラーです。ゲルマン民族こそ、地球上で最も優れた神に選ばれし人種であることを強調し、当時、第一次世界大戦の敗戦で傷付いたドイツ国民を啓発・高揚し、そして破壊・破滅へと導いたのです。ヒットラーこそ、自己啓発の神がかり的な講師そのものです。

だいたい、他人を開発させようとすること自体がおこがましい。講師そのものが社会的には成功者でもないのに、ブレイクスルー(障壁を乗り越え前進する)というフレーズを多用し洗脳するのは、型にハマった人間を作るのと同じです。神様は、あるいは、自然は、この世界に多種多様な生命を作り上げたのです。それが百歳にも満たない人間風情が、他人様の人生を管理しようなどと言語道断です。

ある意味で医師も、このセミナーの講師と同じように思われがちです。しかし、医師は患者さんに対して、患者さんをコントロールするのではなく、あくまでもアドバイスなのです。患者さんの意思によって、このアドバイスを受け入れることも、拒否することもできます。また、多くの医師の中から受け入れる医師を選ぶこともできます。患者さんは、ご自分の世界観に合った人間を選択すべきです。ですから、私などは、患者さんとケンカすることも、他を当たってくださいとアドバイスすることもあります。

自己啓発は、他人に扇動されるのではなく、ご自分の努力で、ご自分の能力内の力で対処すべきです。


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外科学会認定登録医

Gekaraisence

私は永久外科認定医だったのですが、最近の専門医改革の影響で、新たに外科認定登録医なる資格が作られ、その更新のために学会に出席してポイントを稼がなければならなくなりました。
そのために去年のうちに外科学会や関連学会にいくつか参加しました。その結果、外科学会認定登録医に必要なポイントを獲得しました。

おかげで、学会を調べ探し、慢性腎不全の体で、去年は走り回りました。昨日の5月11日に認定証がやっと届きました。


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慈恵医大同窓会設立90周年記念式典

Jikeiteiki20151003
10月3日(土)慈恵医大定期支部長会議に出席しています。
大学中央講堂で開催されています。この大学を受験した43年前、私の試験会場はここ中央講堂でした。中央講堂に来るたびに受験の時の背水の陣の複雑な気持ちがよみがえって来ます。絶対にこの中央講堂に戻ってくるぞ!という気持ちです。ここでいつも青春にリセットされ、初心を忘れないようにという気持ちになります。

Jikei90
同日の午後6時、慈恵医大同窓会設立90周年記念式典が東京プリンスホテルで開催されました。450人も参加しているそうです。
慈恵医大同窓会は大正14年に設立されました。大正12年の関東大震災で建てたばかりの大学病院が壊滅して大学の存続が経済的にも物理的にも危ぶまれたそうです。当時の同窓生が一丸となって大学を建てなおしたと語り継がれています。それが同窓会の設立のキッカケになったようです。
同級生や後輩や先輩に久しぶりに会えてとても嬉しいです。互いの情報交換がとても新鮮です。

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