自己導尿しているご婦人
70才代の婦人が、排尿障害で残尿が多いのと、尿もれがあるのです。地元の医師が膀胱鏡検査で異常なしと判断して、何らかの原因で膀胱出口の神経が麻痺していると考えているのです。自己導尿の方法を指示しました。この治療では、一生涯続くのです。医師は単なる膀胱の病気だからと思っているのです。
しかし私は、単なる膀胱の病気とは思いません。女性も男性と同じように膀胱の出口が十分に開かないからなのです。
女性の膀胱の病気は、二時的な症状であって、膀胱出口が正常に開かないので、膀胱全体に負担がかかるだけです。
膀胱出口が開かないので、膀胱括約筋が肥大しているのです。それを緩めるためには、ザルテイアを処方すれば、膀胱出口が開きやすくなり、残尿が減ります。
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