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PSA検査をしない!

Img_0253 アメリカで研究・開発したPSA検査をアメリカでは、PSA検査は中止にしました。過去にPSA検査を行なっていないイギリスとPSA検査を行なっているアメリカとでは、グラフのように前立腺ガンの死亡率は変わりませんでした。逆にアメリカではたくさんの前立腺ガン手術をするために、手術後遺症で悩まれる患者さんがとても多くなったので、PSA検査を中止したのです。その後、アメリカでは前立腺ガンの死亡率が低下したのです(笑)。

Pca98500 にも関わらず、日本泌尿器科学会はPSA検査を維持しているのです。現在は『PSA検査+針生検』で毎年9万8,500人が前立腺ガンを発見されて、毎年1万5,000人が死亡しているのです。治療しているにも関わらず、前立腺ガンの死亡率が上昇してるのです。

つまり、前立腺ガンの世間の一般的な治療法は、悪性度が増加するのです。更年期が過ぎて男性ホルモンが減少したので、前立腺ガンが生まれたのです。治療で男性ホルモンを極端に低下させると、前立腺ガンが刺激されて悪性度が増して死亡率が上昇するのです。

直腸触診で前立腺ガンが硬結として触れなければ、針生検や治療してはいけません。針生検をして寝ているラテント癌を発見して治療すると、次第に悪性度が増して死亡率が上昇するのです。

触診で硬結として前立腺ガンが確認されたら、治療を開始します。しかしながら、積極的に男性ホルモンを低下させて前立腺ガン細胞を殺す治療を行うと、前立腺ガンが増殖して悪性度の高い強い前立腺ガンに変身するのです。

それを回避するために、ガン細胞が気付かないマイルドな治療をするべきです。
❶男性ホルモンを低下させない治療薬として、【女性ホルモン+抗がん剤】であるエストラサイトを処方します。
❷エストラサイトの正式の処方量は、毎日4カプセルですが、それでは前立腺ガン細胞が攻撃されていると気がついてしまいます。気がつかせないために、週に1回1カプセルの1/28、あるいは2週に1カプセルの1/56にします。一見効果が出ないと思われますが、前立腺ガンの硬結が次第に柔らかく小さくなりPSA値も必ず低下します。
❸前立腺ガン細胞をリラックスさせるために、排尿障害の治療薬であるザルティアを処方(週1カプセル・2週に1カプセル)処方します。リラックスしてくれるので、治療を受け入れてくれます(笑)。
❹ある意味で、正常の細胞とガン細胞が共存・共栄できれば長生きできます。

 

 

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コメント

28日に診察していただき、ありがとうございました。先生の言葉に明るい勇気を頂戴し、クリニックの皆さまの優しさにふれ、お腹にいる「彼?」が悪者に変化しないよう、気長に取り組んでいきたいと思いました。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 河合 健 | 2021/12/29 09:08

28日に診察していただき、ありがとうございました。先生の言葉に明るい勇気を頂戴し、クリニックの皆さまの優しさにふれ、お腹にいる「彼?」が悪者に変化しないよう、気長に取り組んでいきたいと思いました。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 河合 健 | 2021/12/29 09:12

28日に診察していただき、ありがとうございました。先生の言葉に明るい勇気を頂戴し、クリニックの皆さまの優しさにふれ、お腹にいる「彼?」が悪者に変化しないよう、気長に取り組んでいきたいと思いました。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 河合 健 | 2021/12/29 09:19

28日に診察していただきました。先生の言葉に明るい勇気を頂戴し、クリニックの皆さまの優しさにふれ、お腹にいる「彼?」が悪者に変化しないよう、気長に取り組んでいきたいと思いました。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: 河合 健 | 2021/12/29 09:29

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