体調が治らない理由

私が、難病で悩まれいる多くの患者さんをたくさん治して喜ばれています。開業して32年間で、難病だけでおよそ10,000人以上の人数です。

普通に考えれば、たくさんの人を治して幸せにしているのだから、神様が私にご褒美を、与えてくれるでしょうね。例えば宝くじが当たるとか、収入が上昇するとか、医学会で有名人になるとか、テレビ番組に出演するとか、私が病気をしないとか、いろいろあるはずです。………

………でも私は無名の開業医に過ぎません。それどころか糖尿病が原因で慢性腎不全になり、週3回4時間の血液透析を行い、白内障手術を行ったら緑内障になって視野が減少し、さらに網膜が浮腫を起こして視力は極端に低下しました。頻脈が時々発生するので調べたら、心房粗動と心房細動が認められました。心房粗動のカテーテル手術を行ったら、後遺症で大量出血のため入院が1週間延期になりました。以前から心不全の血液データが高く理由が分かりません。聴診器で調べると、大動脈弁狭窄症の音がして私が初めて確認しました（笑）。

こんな人間が医師とは思えませんね。私が難病の原因に気が付いたのが、開業してから20年前後です。年齢にすると58歳前後です。それまでは、とても元気で海外旅行も頻繁に行きました。フランス、イタリア、ニューヨーク、カリフォルニアのディズニーランド、ハワイ10回以上です。病気になってからは一泊２日の国内だけです。

難病患者さんを助けなければ、58歳前の体調の良い自分に戻るかもしれません。しかし私は助け続けます。ある日に突然死して、天国に行ったら必ず神様にお会いして、絶対に文句を言うつもりです（笑）。

人生のエネルギーは一定で、人を助けることを一生懸命に努力して助ければ助けるほど、エネルギーは激減して短命になるのでしょう。個人主義で金儲けや出世や遊ぶだけや有名人になればなる程、長生きするのでぢょう（笑）。

私はどうしましょうか？（笑）