悪魂コレステロールと平滑筋
悪魂コレステロールは、実は必須の分子量の小さいLDLコレステロールなのです。分子量の大きい善玉コレステロールことHDLコレステロール自体は分解して分子量の小さい悪玉コレステロールにしないと体内で役に立たないのです。
では悪玉コレステロールは人体に何の働きがあると思いますか?……実は人体の全てのホルモンの原料なのです。もしも悪玉コレステロールを激減させたら、全てのホルモンの原料の激減になりますから、どんな病気になるか分かりません。
更年期を過ぎると、性的ホルモンが極端に低下(男性60%、女性20%)するため、ホルモンを上昇させるために、肝臓で悪玉コレステロールがたくさん生産されるのです。しかし悪玉コレステロールが消費されないと、全身に蓄えようとするのです。それが血管壁の内膜なのです。
人体の血管を全て繋げると、10万km(1億m=1千億mm=地球2周半)の長距離になるのです。全ての血管の太さを1mmとすれば、面積が平方ミリmm2とすれば、総面積1千億mm2=10億cm2=10万m2になります。具体的な面積で言うと、317m✖️317mの広い面積です。こんなに広い面積であっても10年も経過すると満タンになるでしょう。
そこで内膜の外に存在する平滑筋が内膜に侵入してマクロファージに変身して悪玉コレステロールを食べて泡沫細胞になります。
さらに平滑筋が線維芽細胞に変身して、コラーゲン線維を作り、泡沫細胞を集め固めて動脈硬化になるのです。
悪玉コレステロールを増やさないためには、性的ホルモンが増えていると人体に誤解ささればいいのです。そのために性ホルモンの構造式に類似している大豆イソフラボンを飲んでもらうと、悪玉コレステロールは低下します。また、大豆イソフラボンは平滑筋の興奮を鎮めるので、マクロファージ・泡沫細胞・線維芽細胞が減少して、動脈硬化が
減少します。
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コメント
健康オタクの世界は、毎回の様に。
毒素 毒素… と云いますが。
本当に人間(生命体)の体内に毒が存在するのでしょうか?
本当に人間(生命体)の体内に
回答
人間が永遠に生きれるのであれば、存在しないでしょう。
投稿: | 2021/06/07 11:59