ワクチン接種後の免疫過剰反応
高齢者がインフルエンザに感染しても、検査反応が陰性で、高熱だったので「風邪ですね」と診断し、ウィルスに効果の
ない抗生剤も処方せずに風邪薬だけ処方しました。その翌日に、このご老人はインフルエンザ原因の肺炎で亡くなりました。この症例の診察と治療の手順に盲点があります。
❶インフルエンザ検査の精度は70%〜80%です。つまり感染者の20%〜30%は誤診します。
❷インフルエンザなどのウィルス感染は、ウィルス免疫力を高めるために必要なのは『微熱』です。しかし、高熱が出たと言うことは、適確な免疫反応ではなく、細菌感染=白血球+マクロファージ免疫反応を強化しているのです。
❸ウィルスは肺炎を直接作りませんが、白血球+マクロファージ免疫反応が強化すると、肺内の常在菌にた対して、強度に反応して結果、「急性肺炎」になるのです。
以前に公開したサイトカイン・ストームで新型コロナウィルスが重症化しやすいことを解説しました。コロナウィルスワクチンに対して、白血球・マクロファージ・T細胞を刺激して、サイトカインが大量に産生されて副作用が出るのでしょう。
⑴ですから、少しでも副作用を減らすためには、白血球・マクロファージ・T細胞の反応を抑えるえるステロイド・プレドニンをワクチン接種前後に内服します。わ私は実行しました。
⑵完成度を高くするために、白血球・マクロファージの細胞を抑えるために、、抗生剤をのみます。
⑶副作用の高熱=白血球+マクロファージを強化=体内の60兆個の無害の常在菌に過剰攻撃=あらゆる感染症疫反応と考えて、抗生剤を処方すれば、肺炎は防止できます。
| 固定リンク
« 更年期とコレステロール | トップページ | 便秘薬 »
コメント
先生 こんにちは
本当に お世話になっております。
コロナワクチン 大変な接種予約を家族4人で挑戦し娘がとってくれ 13日の日に掛かりつけ医で 接種いたしました。
接種直後は 痛みも何もなかったのですが 次の日から 頭痛と肩こりがひどくなりました。
ネットなどで調べると そのような副反応が数日続くとありました。
熱は平熱ですが 体のだるさ 頭痛 肩こりが4日ほど続き 今も 頭が重い感じです。
2回目はまだ決まっておりませんが 2回目の方が
副反応がきついとの事 ちょっと心配です。
先生が接種されるときに 服用されたお薬は
このような副反応にも 効果があるのでしょうか?
これくらいは 当たり前なのでしょうか。
【回答】
あくまでも免疫の過剰反応です。
日にち違いで接種した主人は 注射の跡が痛かっただけで 元気でおります。
投稿: CK | 2021/05/17 14:34
先生お世話になります、地元のドクターに副作用を抑えるのにプレトニンを話しましたら「そこまで考えられる先生なんですね」ビックリで勉強になりますとおっしゃいました!
質問です、副作用で高熱が出た場合に抗生剤を処方とありますが抗生剤はどの様な物が良いのでしょうか?
その場合は抗生剤だけで良いのでしょうか?
回答
何でもいいです。
投稿: けんじ | 2021/05/17 17:45
先生お世話になります、重ねての質問で恐縮です
コロナワクチン接種で肺炎などの副作用も出るのでしょうか?
【回答】
はい。
投稿: けんじ | 2021/05/17 20:30