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関連症状


「慢性前立腺炎・間質性膀胱炎」の患者さんの症状には下記のような症状があります。
❶頻尿 ❷膀胱痛 
❸陰部痛 ❹尿道痛 
❺睾丸痛 ❻陰嚢掻痒症・膣掻痒症
❼尿道分泌液 ❽会陰部痛 
❾肛門痛・肛門のかゆみ ➓鼠蹊部痛 
⓫大腿部痛・しびれ ⓬坐骨神経痛
⓭足の痛み、しびれ ⓮腰痛 
⓯胃痛 ⓰舌の痛み 
⓱首の痛み ⓲幻臭症
⓳口渇 ⓴手のしびれ・震え 
㉑慢性副鼻腔炎 ㉒過敏性腸症候群 
㉓花粉症 ㉔冷え性

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これらの一見、無関係の症状は、実は原因が同じなのです。イラストのように排尿障害の症状として、通常は多数の頻尿情報が脳中枢に伝達されます。ところが、人によって頻尿症状が十分に出ない人がいます。体としては頻尿が出せなければ、違う症状感覚を作ろうとするのです。それが関連症状なのです。

その理由は、脊髄内の尿意脊髄ルートが、十分に脳中枢へ情報が送信できなければ、周囲の別のルートにシナプスを他の神経ルートと接合して、尿意情報を漏出してしまうのです。神経のルートに応じてに応じて様々な症状が作られてしまうのです。その関連症状として有名な病気が、心筋梗塞です。心筋梗塞で胸が痛くならない人の場合には、肩の痛み・歯の痛み・胃の痛み・左小指の痛みになるのです。

以上の様々な症状のある患者さんに、排尿障害の治療薬であるα1ブロッカー(ユリーフ・シロドシン・ハルナール・タムスロシン)と、頻尿・過活動膀胱の治療薬のβ3作動薬(ベタニス・べオーバ)を処方して服用してもらうと、8割の患者さんの症状が軽快します。さらに追加で、鎮痛剤のトリージェ・トラムセット・リリカを服用してもらうと、症状の軽快の完成度が高まるのです。

しかしながら、一般の医師は慢性前立腺炎・間質性膀胱炎とは無関係だ、自律神経失調症、気のせいだ、歳のせいだと診断し、他科である精神科、整形外科・循環器科に行けと言うのです。医師として病気に対して想像力がなくワンパターンしか考えないので、治療が誤診するのです。

 

 

 

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