思いがけない認知症の原因
近所の街中の美容院で、私が時々散髪しています。その店長さんからお聞きした事です。
お客様の中で、ご主人がお亡くなり、お料理を作らなくなった高齢の奥さんが、何人かおられたそうです。その人たちが、「旦那さんに食事を作らなくて楽チン!楽チン!」と喜んでいるのです。そして料理をまったく作らずにコンビニでお弁当を毎日購入し、余った時間を楽しんでいるたのこと…。
…ところが、早い人で約1ヶ月、平均して5ヶ月で奥さん達が認知症になったことを体験したそうです。それから考えると、奥さんは旦那さんが亡くなっても、自分のためにだけでもお料理を自分で作らないと認知症になってしまったです。
その理由を考えてみました。ご婦人がお料理を何十年も作り続けると、脳細胞に一定のソフトウェアが出来るのです。その日の昼食・夕食は何を作ろうか?何時まで何をどこに買いに行こうか?この料理は何時から始めれば間に合うか?など様々なことを脳は考え続けるのです。ところが、ご主人が亡くなってしまい料理を作らなくなると、料理に必要な脳細胞を使わなくなり、脳細胞が萎縮してしまい、遂には認知症になってしまうのです。
ですから、認知症にならないためには、自分のためにお料理を作るか、あるいは体験したことのない、例えば書道とか英会話とか般若心経を暗記するなど、様々な勉強をしましょう。そうすれば脳細胞が萎縮しなくなり認知症を回避できるでしょう。
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