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次亜水の魅力

次亜水は、各種の細菌・ウィルス(インフルエンザ・ノロウイルス・コロナウィルス)を抹殺するのは、皆さんがご存知の事です。

しかし、人体にも悪影響があるかもしれないと、政府の一部が訴えていました。しかし生命の正確な比較をしないから、間違った考え方になるのです。

Jiasuiilast_20201023093901 次亜水の次亜塩素酸は細菌・ウィルスに接触すると、次亜塩素酸が分解して、攻撃性のある塩素イオンCl−と水分子になります。この塩素イオンCl−が細菌・ウィルスの粘膜に接触して、粘膜を変形させ細菌・ウィルスは死滅するのです。日本の水道水に含まれる塩素イオンは、消毒のために含まれるのです。

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上気道の細胞や消化管の細胞の細胞膜は、細菌やウィルスの細胞膜と比較して何十倍も厚いですね。また、上気道・消化管の細胞の表面には、気道粘液・消化液が存在するのです。次亜水によって粘液が無く、細胞膜がとても薄い細菌やウィルスは、容易に殺害することができます。しかし、人間の細胞に次亜水の次亜塩素酸の分子が接近しても、先ずは各細胞の粘液に接触します。すると、次亜塩素酸が分解して、攻撃性の塩素イオンCl−と水分子になります。粘液中に含まれるナトリウムイオンNa+と塩素イオンCl−が結合してNaCl、つまり塩になります。塩分は生体に必要な分子ですから、傷害は出ません。あるいは、粘液中に含まれるタンパク質や酵素とも次亜塩素酸が結合して、塩素イオンは無力になりますから、人間には毒性はありません。

A6e43e119a694ea58adbe985728a1301  殺菌のための塩素イオン含まれる水道水を昔から飲んだり顔を洗ったりウガイして問題無いのに、政府が実現結果が証明されていないと言うクレームは………バカなのか? 物事を専門家でなくても一つ一つ正確に考えるべきでしょう。

 水道水には1リットルに0.1ppm以上の濃度です。250ppmの次亜水を3倍〜5倍に薄めて50〜80PPMにして当院の待合室空間に1リットルの次亜水溶液を8時間かけてに噴霧すると、空気1リットル当たり、0.002ppm〜0.0032ppmまで薄くなるのです。水道水よりもはるかに薄いですね。だから次亜水を呼吸しても目の結膜や肌に付着しても、とても安心です。

 

 

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