記憶画像
昔はすぐに言葉が出て来たのに、今では名前が思い出せなくなって困っていました。68歳の高齢者になり、脳が部分的に萎縮しているのでしょう。
仕方なく、残っている神経を利用するしかありません。名前は分からなくてもイメージは直ぐに記憶想像できます。例えば、珈琲店のスタバは、「馬に乗ったお星様(スター+馬=スタバ)」とイメージするのです。
コジマ電気は「タレントの小島よしおさんがビルの上で踊る(コジマ電気ビルの前で小島よしおさんが裸で踊る)」、鎮痛剤のトラムセットは、「ドラムのセット」、β3作動薬の新製品のべオーバは、「ベタニスよりも効果が上(Over)=ベ(タニス)オーバ」などです。
一回覚えるだけで二度と忘れないでしょう。この方法を繰り返し行うと、脳中枢の別の部分が発達するのです。
私は、知能指数がそんなに高くありません。精々110前後程度です。知能指数の高い人は120以上です。知能指数の高い人は、質問されたり問題を解くと、一瞬で答えが分かるのです。ところが、頭の悪い人は答えが導き出すまでに、いろいろな事を考え答えを出すのです。この二人の内、どちらが認知症になり易いと思われますか?
正解は知能指数の高い人なのです。不思議でしょう?どうしてだと思いますか?
知能指数の高い人は、何でもかんでも直ぐに記憶して、いつでも直ぐに思い出せる記名力の高い人なのです。参考書を一回読めば、全て記憶できますから、テストは常に高得点です。当然、有名進学校を次々に入学卒業して、有名な大企業や政府の役人になるエリートです。しかし、このような人々は、記憶・記名力だけが優れていので、脳の他の部分をほとんど使用しないのです。そのような人の脳は使用する脳神経のルートは限られているのです。多くの神経ルートは使用しませんから、年齢を重ねるほどに多くの神経は廃用性萎縮をしてしまうのです。
知能指数が普通の人は、記名力が優れていませんから、答えが直ぐには出ません。解答を探すために、様々な脳神経ルートを常日ごろ使用し続けるのです。当然ですが、たくさんの脳神経ルートを使用するので萎縮しません。
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