特発性肛門痛
インターネットニュースで、TBSの安住伸一郎アナウンサーが、「特発性肛門痛」で悩んでいると訴えたそうです。肛門を調べても切れ痔や内痔核はなく原因不明なので、「特発性」という病名になるのです。
しかし、原因不明の痛みは他の臓器の関連痛だと考えるべきです。代表が心筋梗塞です。通常は心筋梗塞は胸の痛みですが、中には胸の痛みがない人がいます。しかし他の症状があり、歯が痛い、五十肩、左手の小指が痛い、などの痛み症状が出ます。これは胸椎レベルの脊髄神経内で、心臓の痛み情報が他の痛み神経に情報を流すことで発症するのです。
私が40年以上患者さんを診察治療して判明したことは、イラストの通りです。排尿機能障害が原因で記載されている多くのいろいろな病気や原因不明の病気を治してきました。その中の一つに「特発性肛門痛」があります。この患者さんには排尿障害の治療薬と頻尿の治療薬で軽快します。安住伸一郎さん、なかなか治らないのであれば当院の高橋クリニックにお越しください。待ってます。
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