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傍外尿道口嚢胞(オシッコの出口の水袋)

Bulla2_20200910093801 先天性の病気で傍外尿道口嚢胞があります。男性患者さんが見た目が悪く治療を希望するのですが、良性疾患なので医師から断られます。尿道口の手術をすると、後遺症として尿道狭窄になる可能性が高いからです。

良心的な医師であれば、注射器で中身を吸引してくれますが、内膜が残るので、そこから液体が作られるので、再生してしまうのです。


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さらに努力する医師は、外科的な処置を試みます。メスやハサミを使用して嚢胞を切除するのです。しかし、内膜の処置をしなければ、皮膚の表面に内膜が残る形になるので、常に皮膚が濡れている状態になるのです。

 

Bulla1_20200910100701

傍外尿道口嚢胞を完璧に除去するためには、嚢胞の内膜を除去しなければなりません。
私の考えた方法が電気焼灼手術です。イラストのように小さな雷を患部に照射するのです。そして内膜にまで焦すのです。ある意味で火傷(ヤケド)を作るのです。

Bulla7_20200910105301 作ったヤケドを治すために、特殊な軟膏を1カ月近く塗る続けると、新たな皮膚が再生して嚢胞は無くなるのです。右の写真が実際の写真です。

執刀する外科医、泌尿器科医、形成外科医、美容外科医で火傷を利用して皮膚をキレイに出来ると思っている医師は存在しないでしょう。過去の術後のケロイドや刺青の悩んでいる患者さんをたくさん修正しています。

 

 

 

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