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コロナ感染の後遺症

C51ddf95dd464a6ab253c9a726519714  先日のニュースで新型コロナウィルス感染から、救命できた患者さんの中には、後遺症で長期間苦しんでいる人々がおられます。その後遺症は次のようなものです。
❶味覚障害…知覚神経障害
❷嗅覚障害…知覚神経障害
❸全身倦怠感…筋肉の障害
❹発熱…免疫システムの興奮
❺頭痛…頭に存在する平滑筋が収縮する筋緊張性頭痛
❻呼吸痛…肺線維症・知覚神経障害
❼食欲不振…食欲中枢の神経障害・胃腸障害

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 さて、これらの症状から予想できることがあります。多くは神経障害です。また、平滑筋という内蔵全ての筋肉の障害です。血管壁、肺の中に存在するベースである肺胞の壁などです。

 では何故、神経や平滑筋が障害を受けるのでしょう?恐らく、感染すると、一個の細胞ばかりだけではなく、多数の細胞がコロナウィルスで傷つく、いや損傷するのです。コロナウィルスは細胞内に侵入すると、細胞の核に入り、自分の体を人体の細胞にたくさん創らせ増殖るのです。そして最後に細胞を破壊して拡散するのです。

7f9426f8d7b44e6580143d54ac077a4e  そこで拡散して周囲の細胞に次々に感染して、多くの細胞を破壊します。初めの感染が神経であれば次々に神経を破壊します。平滑筋であれば次々に平滑筋を破壊します。

Nursm  人間の健康は、ぁらゆる分野が微妙なバランスで成り立っています。一つの分野でアンバランスになると、全身がアンバランスになるのです。

 例えば、神経がコロナウィルスで障害を受けると、その神経に支配されている平滑筋や知覚が麻痺します。それが味覚障害¥嗅覚障害・深部神経麻痺になるのです。平滑筋は血管壁・消化管壁・気管支肺胞壁にありますから、血流障害呼吸障害になるのです。脳の血流が必要な時に、平滑筋が弛緩して動脈を拡張しなければ、頭痛が起きても不思議ではありません。 また、神経ではなく、平滑筋が障害を受けても同じことが起きるのです。司令塔の神経がダメになっても、手下の平滑筋がダメになっても同じことです。

Crnkoisyo  一例を上げれば、血管である動脈を支配する自律神経がコロナウィルスでダメージを受けたとすれば、動脈の平滑筋をコントロール出来なくなり、その結果、動脈の収縮・弛緩が出来なくなります。組織が酸素やブドウ糖が必要な時に、十分血流が流れませんから、組織が訴えます。それが頭痛だったり倦怠感だったりするのです。そして、逆に平滑筋がコロナウィルスでダメージを受ければ、自律神経のコントロールに反応しないために、やはり同じ症状になるのです。

 さらに、新型コロナウィルスにおけるいろいろな治療薬が、副作用として全ての細胞内のミトコンドリアをダメにするリスクがあるので、細胞内のエネルギーが作られなくなります。それも、これらの後遺症の可能性がありますね。ある意味で医療による後遺症とも言えます。



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