感染経路の不明
ニュースで新型コロナウィルス感染の経路不明が、多くて70%、少なくても40%です。感染者が集団に混入したクラスター、感染者と会話して飛沫感染する場合や、感染者とキスや握手や抱き合う濃厚接触感染場合は、感染経路が証明されたのです。
では、感染経路の不明は何でしょう?恐らくは、「空気感染」でしょう。例えば、咳やクシャミで飛沫感染する時に、その飛沫の粒子は常に同じ大きさではありません。そこで、飛沫感染の形態には二つあり、「飛沫と飛沫末」がその要因です。
ウィルスが空気感染をするためには、ウィルスの集合体である「エアロゾル」の大きさが0.5μm以下でないとダメです。その状態を「飛沫末」と呼びます。0.5μm以上は単なる「飛沫」と呼びます。
コロナウィルス自体の大きさは0.1μmですから、飛沫末になって飛沫感染し浮遊するためには、ウィルス粒子が10個前後の0.5μmのエアロゾルになると、3時間前後も浮遊できるので、100メートルほど浮遊飛行します。それ以上のの大きさ、例えば1.0μm、ウィルスの個数が20個以上のエアロゾルの場合は、大きな飛沫となって、1メートルほどで地面に落下します。地面のコロナウィルスは、歩行者の靴底に付着します。日本では靴を脱いで自宅に上がりますが、外国では土足で室内に上がりますから、コロナウィルスの感染リスクが高まるのは当然です。
コロナウィルスを殺菌するために私が紹介した次亜水(次亜塩素酸水)のミストが1.0μmほどですから3時間も浮遊しませんが、ほとんどが水なので、コロナウィルス1.0μmよりも軽いので、ある程度の時間の浮遊をしています。ですから、この半分ほどの大きさのコロナウィルスのエアロゾルを殺菌できます。唾液などの粘稠度の高く密度の高い1μmのコロナウィルスのエアロゾルは1メートルほどで地面に落下しますが、ほとんどが水の次亜水は密度が低いので長距離・長時間も浮遊してくれますから、室内に存在する全てのコロナウィルスのエアロゾルを十分に殺菌対応してくれます。
コロナウィルスにとっては、エアロゾルがとても重要な感染スタイルなのです。しかしWHOのバカどもが、新型コロナウィルス感染には空気感染がないと宣言しました。しかし最近になってWHOが「……空気感染は否定できません……。」と前回の宣言を否定したのです。
医師も含めて科学者や研究者は、実験などでデータが証明されないと、いつまでも公表しないのです。今回のようにたくさんの犠牲者がいるのであれば、可能性があるものを否定しないで公表すべきです。
過去にアインシュタインが相対性理論を公表した際には、現実的に証明されていませんでした。その後、様々な事で証明されたのです。例えば、高速のジェット機の中に、精密な原子時計を設置してジェット機を飛行させると、ジェット機内の時間が、地上の時間に比べて少し遅れた。ブラックホール近くを恒星の光が通過したら曲げられレンズのように集中した。……等など仮説理論がいろいろ証明されたのです。
この実例を証明される前から、科学者たちはとても相対性理論に興味を持たれ、必死になって証明しようとしました。ところが政府は、次亜水を積極的に使用しない、コロナウィルス感染を必死に防ごうとしていない現在を考えると、……悲しいです。
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