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新型コロナウィルスの血栓症→脳梗塞・肺梗塞・心筋梗塞

283e4afd476341778a86f43928356a7a  新型コロナウィルスの死因が、重症肺炎ばかりでなく、脳梗塞・肺梗塞・心筋梗塞で年齢に関係なく亡くなられている人がいます。その理由について解説しましょう。

 

 新型コロナウィルスが感染すると、人体内のあらゆる細胞が感染・破壊されます。血管の内皮細胞も、その傷害を受けます。血管の内皮細胞には、血流の振動が負荷されますもともと寿命がありますから、定期的に壊れるのです。そこに脊髄から送られて来た単細胞が、補てんされて新たな内皮細胞になるのです。

 

Daadf8df6a5844e7a03f02f20570ea02  新型コロナウィルスの感染を受けた血管の内皮細胞を、免疫システム、特に樹状細胞が気がつくのです。すると、マクロファージ・白血球・単細胞が貪食(どんしよく)細胞に変身して、感染した内皮細胞を貪食・破壊するのです。その場所にたくさんの貪食細胞が次々に集まります。すると、貪食細胞の白血球が次々と自滅崩壊します。

 

 白血球の成分の過酸化水素・スーパーオキサイド・次亜塩素酸が漏出して、血流内のタンパク質が変性して塊になります。当然として血管の内腔が次第に狭くなります。すると、常に流れている動脈血流が乱れるのです。

 

Kesen1_20200608112901  本来の血流が、どこでも常に一定に平行に流れています。ところが、貪食細胞が集まりゴタゴタしていると、血管内腔がドンドン狭く細くなります。すると、狭い場所を流れる血流が、急激に速くなるのです。いわゆるジェット流です。

 

ジェット流で内皮細胞の目の前に渦流が発生します。渦流は強い陰圧を引き起こします。それが流体力学の「ベルヌーイの法則」です。その陰圧で内皮細胞が傷害を受け死んでしまいます(アトロフイー)。

 

Kesen2_20200608112901  自滅した内皮細胞を単細胞が変身して補てん修復してくれるのが通常の現象です。しかし、コロナウィルスの騒ぎで、単細胞も貪食細胞に変身を優先してしまいます。

 

 その内皮細胞の欠損部分を保護するために、血小板が反応して血栓ができるのです。渦流の刺激で、血小板が「破損部がまだまだ塞がっていない!」と誤解させるので、ドンドン血栓が重なり大きくなり、さらにジェット流の圧力で血栓が破壊され飛び散ってしまいます。その血栓が下流の細い血管に詰まり、梗塞(脳梗塞・心筋梗塞・肺梗塞)になるのです。

 

 対策として、白血球・マクロファージ・単細胞の過剰興奮を抑えるために、免疫抑制剤・リウマチ治療薬・ステロイドを使用すれば、梗塞傷害を回避することが出来、亡くなる人は減少します。血栓が発生しないように、抗凝固剤などで、血液をサラサラにしようとしますが、正反対の反応が起きることがあるのです。コント55の坂上二郎さんも歌手の西城秀樹さんも、何回も脳梗塞を起こして亡くなりました。常識的な治療である「血液サラサラ」にする結果です。【血液がサラサラ=粘稠度が低下=狭窄部の血流速度が速くなる=ベルヌーイの法則で渦流が増加=内皮細胞の損傷増加】の結果、血栓が増加するのです。医師も専門外の物理学である流体力学を考慮しなければならないのです。

 

 

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