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水道水の残留塩素

 日本の水道水は、殺菌するために塩素で処置しています。その結果、日本の水道水は、外国と違い、安心して誰でも飲めるのです。この水道水には塩素が残っています。それを「残留塩素」と言います。残留塩素濃度は、0.1mg/㍑に決められています。0.1mg=0.1ppmの濃度です。

 最近ニュースで話題になっている、政府が唱える「次亜水噴霧の無効と副作用」問題には誤解があります。次亜水からは塩素イオンを出すので人体に悪影響を及ぼす可能性があると訴える科学者がいます。毎日飲む可能性のある水道水にも残留塩素0.1ppmが入っているのですよ。そして次亜水を飲むわけでもないのに……。

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 次亜水の噴霧ミストは通常50ppm~60ppm濃度の溶液が噴霧装置に入っています。水道水の0.1ppmよりも一見して濃いですよね? しかし、これは勘違いなのです。空間に次亜水ミストを噴霧しますから、次亜水溶液の濃度はさらに薄くなるのです。例えば、50ppm次亜水溶液1リットルを丸8時間かけて、私のクリニックの待合室(5m×2m×2.5m=25,000㍑)にミスト噴霧したとすれば、50ppmを8時間かけて25,000㍑で薄めたことになります。

Jiasuisuido  結果、0.002ppm/8時間=0.00025ppm/1時間になるのです。安心して飲める水道水の0.1ppmよりもはるかに少ない0.002ppmの塩素イオンが噴霧されるのです。これで、吸入すると塩素による傷害が発生すると思いますか?さらに、一人の人間が8時間かけて25,000㍑の空気を吸入できると思えますか?

 次亜水のミスト噴霧は、あくまでも空気中の新型コロナウィルスを殺菌するために行うのです。空気中なの新型コロナウィルスの濃度はもっと薄いのです。だから、こんな薄いミスト濃度でウィルスを殺菌できるのです。

 水道水にも塩素が0.1ppm/㍑含まれていますから、ミスト噴霧器に入れたらどうかな?と思いますよね。でも、25,000㍑の部屋に噴霧するので、濃度は0.000004ppm/㍑まで薄くなるので、効果はありません。待合室の25,000㍑に水道水を満タンにすれば、2,500ppmになりますから効果が出るでしょう(笑)。

 

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