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❼治療薬イベルメクチン

寄生虫の治療薬であるイベルメクチンが、このたび新型コロナウィルス感染に利用されます。

Crniberu_20200516104801  イベルメクチンは寄生虫を麻痺させて殺虫させる薬剤です。それが、なぜ新型コロナウィルスに効果が出るのでしょう。コロナウィルスが細胞に癒着して細胞内に侵入した後、細胞lMPα・IMPβ1運搬カップルタンパク質を利用し移動して、ウィルスRNAが核内に侵入するのです。そして、自分のコピーをRNAポリメラーゼに作らせて、m RNAを作り完璧なコピーの自分を作らせるのです。

 ところが、イベルメクチンが運搬タンパク質のIMP抑えて、ウィルスのRNAを移動させないと核に入れないのです。結果、ウィルスは自分のコピーが作れなくなり、ウィルスは増えません。

イベルメクチンは、ノーベル賞受賞者の大村智氏が土壌から発見したものです。

 生命体は本当に単純ではなく、多数の要素が存在するのですね。

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