関連痛
あ以前に慢性前立腺炎の多彩な症状と、四十肩の原因についてお話しを致しました。その根本的な原因が「関連痛」でした。
関連痛だ正式に認められているのは、心筋梗塞の関連痛です。イラストで示すように、心筋梗塞の痛み間隔が脊髄神経ルートを介して、心臓の痛みとして自覚するのが、一般的な心筋梗塞の症状です。
心筋梗塞の傷害を受けた部分が多いと、情報量が多過ぎて、本来の脊髄神経ルートに流れなくなります。神経は必ず伝達しなければならないので、他の感覚ルートにシナプス結合をして、大脳中枢に伝達します。その感覚ルートが、左の奥歯、左肩、左の小指の感覚ルートであると、虫歯の痛み、四十肩、小指の痛みと錯覚するのです。
関連痛は、膀胱・前立腺・心臓の臓器だけとは思えません。臓器があり脊髄神経を介して、大脳中枢に情報を伝達するのが基本システムですから、すべての臓器に関連痛があるはずです。原因不明の病気や難治性の病気の中には、実は関連痛症状の可能性があるのでしょう。
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コメント
ただ今、やむを得ない状態でホテルに滞在してます。先生から教えていただいたジア水スプレーを浴びるように使用しています。
日本医師会はなぜこれを推奨しないのか。都会には雪を溶かすためのスプリンクラーが無数にありますあら、それを活用すれば良いのに、と。
回答】
常識以外のことは、なかなか根拠にしないのです。
自分たちで新しいことを考えないのです。
投稿: イノマタ | 2020/05/07 18:03