コロナの陽性→陰性→陽性→重症化
新型コロナウィルス感染により、PCR検査で初めは陽性になり、軽症のまま時間の経過とともに陰性になって退院した患者さんが、その後に症状が発現して、再度PCR検査をすると陽性になる事がありました。そして意外にも更に重症化することがあるのです。この経過を正確に解説している記事はありませんが、私なりに想像力を高めて解説しましょう。
インフルエンザ感染でよくあることですが、インフルエンザの症状が発症した高齢者が、病院でインフルエンザ検査を受けたら陰性だったので、「風邪たね。」と診断を受けます。しかし、翌日にインフルエンザ性肺炎で亡くなられた方がいました。これは私から言わせると、診察した医師が大バカ野郎だったのです。患者さんをシッカリ見ないで、検査だけを読んでいるからです。おそらく、インフルエンザ検査が陰性だったから、『自分には責任は無い』と思っているに違いありません。
このような過程が存在することは、【コロナウィルス感染=免疫抗体陽性】と単純に考えるからいけないのです。
泌尿器科でもあることです。【PSA値が高い=前立腺ガン】と言うのと同じことです。3回も4回も針生検されて、患者さんを苦しめている泌尿器科医師の多いこと多ことです。ガン細胞が発見されても、逆にガン細胞を刺激することで、患者さんの命に関わり障害を与えてしまうのです。困った事です。
コロナPCR検査で陽性であるのは、コロナウィルスの粒子の量が多いからでしよう。もしも少なくても、必ずしも陽性になるとは限らないのです。
コロナウィルスは短命ですから、細胞内に侵入しなければ、自然に消滅してしまいます。その時点でPCR検査を行えば、初めは陽性で、時間がある程度経てば陰性になります。しかし、その時点で、細胞内に何とか侵入したウィルスが一個でもあれば、一個の細胞内で増殖して、大量のウィルスが拡散します。拡散したウィルスたちが、一斉にたくさんの細胞に感染すれば………突然として症状が発現・悪化するのは当然でしょう。
大量のコロナウィルスに対して、白血球、リンパ球、マクロファージが過剰に興奮するので、感染した細胞も免疫細胞も壊死するので、多臓器不全になるのです。一般の医師は感染症は免疫が低下するからだと、思い込んでいるので、たくさんの患者さんが多臓器不全になるのです。
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