免疫のアンバランス
新型コロナウィルス感染症の病状の悪化の原因についてを考えてみましょう。
イラストは新型コロナウィルス感染症をイメージしました。人間の細胞をコピー機に置き換えました。コロナウィルスが細胞に感染すると、コピー機=細胞がコロナウィルスを大量に作成=コピーします。無限にウィルスを大量生産するのでコピー機=細胞は壊れてしまうのです。
その異常事態を人体の免疫システムが察知して反応するのです。先ずは、軽い炎症を作ります。すると、現場に毛細血管がたくさん作られます。感染してから4日〜5日の時間差タイムラグで免疫抗体が作られ、現場の豊富な毛細血管に免疫抗体が集中するのです。
ところが、スムーズに免疫抗体が生産されないと、補助的に働いていた白血球免疫が過剰興奮して、白血球が大量生産されるのです。白血球が人体の炎症反応を作るのですから、致死性の肺炎や髄膜炎、最終的には白血球が大量の自己崩壊のために「敗血症」になるのです。
6月に販売予定の新たな抗インフルエンザ治療薬である「アビガン」が、新型コロナウィルスに治療効果が認められています。しかし、100%の効果がある訳ではなく、60%程度とされています。コロナウィルスを殺害しても病気の症状を抑える事のできない理由は、やはり白血球免疫の異常興奮を抑えることができないからでしょう。
白血球免疫の異常興奮を抑えることの出来るステロイドと、アビガンの併用であれば、新型コロナウィルス感染症を完治できるでしょう。
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コメント
このアビガンの販売が富士フイルムだそうです。私はカメラなどで富士フィルムにはお世話になっており、そういった会社が日本発であることがどこか誇らしいです。
投稿: イノマタ | 2020/04/13 06:53