ガンの生存率
国立がん研究センターが、ガンの生存率を公表しました。この表で観て分かるように、前立腺ガンの生存率は、5年生存率は100%、10年生存率が97.6%です。他のガンと比較しても断トツに生存率が高いのです。ガンが発見されなかった健康な人の5年生存・10年生存率と全く変わりません。
これは、ある意味で前立腺ガンを発見して治療する意味があるのでしょうか?健康は人と同じく生きて行けるのに、『癌だ!がんだ!ガンだ!』と残りの人生に精神的ストレスを与えてしまう医療が正しいのでしょうか?
泌尿器科の医師は、触診て触れることのできないステージ❶の前立腺ガンを針生検で発見してはいけません。触診て触れることの出来るステージ❷以上の前立腺ガンの場合は、硬さやイビツさから悪性度を予想して治療を考えるべきです。
・表面が平ら+前立腺肥大の硬さ=悪性度が低い
・表面が平ら+石のように硬い=悪性度が高め
・表面が凸凹=悪性度が高い
・硬結が左右に存在=悪性度が高い+ステージ❸以上
あくまでも、前立腺ガンは触診で確認できる患者さんだけを治療すれば良いのです。触診で確認できないステージ❶の患者さんを針生検をしてラテント癌を見つけてまで治療してはいけません。
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