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ミトコンドリア

Mit0yugo ミトコンドリアは、鉄呼吸をする古い生命体です。太古の今から30億年以上もの大昔に海底の噴火口周辺で誕生した生命体の子孫です。

地球上に酸素が多く広がったために、海水中の鉄が酸素と結合し、酸化鉄になって海底に沈殿したので、海水中の鉄分は無くなってしまったのです。そのため、鉄呼吸の生命体は、絶滅の危機に追い込まれたのです。すると、酸素呼吸をする未熟で不完全な生命体が、絶滅寸前の鉄呼吸生命体と合体したのが、今のほとんどの生き物の基本であるハイブリッド生命体なのです。

1つの細胞内には、ミトコンドリアが100個〜300個も存在します。細胞小器官の中では一番多い器官です。そのミトコンドリアは、1分間に100回ほどの「融合と分裂」を繰り返して、ミトコンドリアの均一性の完成度を高めるのです。細胞内でミトコンドリアが何の役目を果たすのかというと、酸素呼吸や食べ物で得たエネルギーATPを増幅させるのです。ミトコンドリアがなけば、ブドウ糖1分子で2個のATPができますが、ミトコンドリアではブドウ糖1分子で38個のATPが出来るのです。つまり、ミトコンドリアはエネルギー増幅装置なのです。

その他にも、タンパク質を作るのに必要な鉄−硫黄クラスターを合成すると言われています。

前回お話しした、精子の解剖学的構造で分かるように、精子のミトコンドリアはシッポ(鞭毛)に装着されています。精子が卵子と結合すると、精子の頭だけが卵子に入り込んで、シッポは外に捨てられてしまうのです。

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つまり、男性の精子のミトコンドリアは子供には遺伝しないのです。子供の生命エネルギーは、母親のミトコンドリアの能力に依存しているのです。ですから、母親が若い時に肌ツヤが良く精力的で元気な女性であれば、そのお子さんも元気なのです。それは、父親のエネルギー能力をもらってはいないのです。

610227a2851c48ca81038527915514a3 そう考えれば、体力的に元気のない男性は、自分とは違う元気な子どもが欲しいと思うでしょうね?

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 肌ツヤが良く元気なご婦人と結婚すれば、元気なお子さんに恵まれますよ(笑)。オリンピックに選ばれたご夫婦のお子さんは、エネルギーに関したミトコンドリア的には、奥さまの能力を受け継ぐのです。もちろんこの理論は、性格ではなく、体力的なエネルギーの能力です。

 

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