« 奥さんの好み | トップページ | 前立腺ガンの本質を考えた治療 »

いろいろな患者さん#13

あある有名な俳優さんが慢性前立腺炎の症状でお越しになりました。調べてみると、やはり排尿障害の所見が認められました。

580889f05850472399ed479631a9fd48

そこで排尿障害の治療薬であるハルナールを処方しました。その2週間後に、その患者さんから突然電話がありました。ペットの犬が、患者さんに処方したハルナールを一気に食べてしまったので、どうすればいいのか?という問い合わせでした。

ハルナールは、始め血圧のクスリとして開発されたのですが、血圧の効果は得られなかったので臨床治験は中止になったのです。しかし、治験された人の中にオシッコが出やすくなったので、ハルナールを飲み続けたいという人が多くいたのです。その結果、ハルナールは再度臨床治験を組み換えて、初めての前立腺肥大症の治療薬になったのです。ですから、大量に飲んでも血圧には影響はないと思われますが、犬のクスリに対する反応は予想できないので、すぐに獣医さんに受診しなさいと返事しました。

それから何の連絡も無く、さらに来院もしませんでした。ある意味で私を無視したのです。……私を無視したり侮辱するヒトには、将来ロクな事が起きないと思っています。予想通り……彼が来年出演するドラマの出演者のひとりが、合成麻薬で逮捕されたのでした。そのために逮捕された人の出演シーンが、撮影のやり直しが必至になったそうです。

 

|

« 奥さんの好み | トップページ | 前立腺ガンの本質を考えた治療 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 奥さんの好み | トップページ | 前立腺ガンの本質を考えた治療 »