油流出被害
大雨で洪水になり、佐賀県の鉄工場の冷却油が流出しました。その除去のために、油吸収マットがたくさん配布されています。
この工場は、過去にも洪水のために工業用油が流出したのです。同じことを繰り返したのです。そして工場周辺の半径数キロメートルに渡って、油汚染水で被害が出たのです。海にも油が流出広がります魚業の関係者にも被害を与えたのです。恐らく、その工場は自然災害だからと言い訳して、損害賠償を支払わないでしょう。また、周辺住民も、その工場に関与している従業員も多いので請もしないでしょう。あまりにも無責任です。
過去の経験から、対策を立てるべきです。例えば、冷却用の油の量は決まっている訳ですから、同じ容積の別のタンクをそばに置き、今回のような洪水の危険性がある時には、事前にタンクに油を注入して、冷却容器は空っぽにするべきでした。
あるいは、イラストのようなタンクを2つとポンプを作り、油と水の比重の違いで、周辺の汚染水を吸引・分離して、積極的に浄化水を作ればよいのです。素人の私でも思いつくようなことをなぜ行わないのでしょう。プロとして、未熟ですね。
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