自宅で高齢者が熱中症になる理由
高齢者が夜間に熱中症で亡くなられたとニュースで強調されています。
その理由として、こ高齢者の温度感覚が麻痺しているからです。猛暑であっても暑く感じなければ、電気代がもったいないからと言ってエアコンのスイッチを入れなくなります。夜間は太陽の光は当たっていませんが、日中に当たっていたために家屋に熱がこもり、その熱が夜間に放出されるのです。そのため、五感で暑さを感じなければ、熱中症→死亡となります。暑さを感じないのは、脳の海馬が活動していないと思われます。ある意味で認知症の症状なのです。
視力に問題がなければ、温度計・湿度計や熱中症計を購入して、警告を受けたらエアコンのスイッチを入れるようにしましょう。カラーイラス表は、熱中症対策の温度と湿度の関係を表示したものです。赤く染まっている部分が熱中症リスクを表しています。例えば、部屋の温度が28℃であっても、湿度が75%であると熱中症のリスクが出て来るのです。熱中症計の場合は、直接警告してくれます。高齢者の場合、自覚する暑さを信用しないで、計測器を信用しましょう。
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