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ガンの利点

Noiroze 毎年、平均寿命が延びています。その関係か、ガンで亡くなられる患者さんも増えているのです。統計学的に言えば、死亡原因がガンの人が、2人に1人〜3人に1人の割合なのです。単純な考え方では、年齢を重ねれば重ねるほど、ガンのリスクが高まる訳です。逆にガンにならないで長生きすればするほど、今度は老衰や認知症の患者さんが増えるのです。厚労省の方針で、生活習慣病を回避して健康寿命を期待すればするほど、老衰や認知症の患者さんが増えるのです。

ところで、厚労省は病院での高齢者入院を避けて、自宅で家族に見守ってもらう方針でもあります。一見理想的なのかも知れません。専門医である他人に任せないで、素人である家族に、老衰や認知症の患者さんを任せようとしているのでしょう。これは裏の考え方をすれば、国家の医療費負担を抑え、家族=国民の所得財産から消費させようとしているのです。

Ninti これからすれば、ガンの患者さんは、家族に負担をかける老衰や認知症を回避できるのです。老衰や認知症の患者さんの家族は、精神的にも肉体的にも金銭的にも時間浪費的にも、ものすごい負担がかかるのです。長期間続くと、『早く死んで欲しい』、『やっと死んでくれた、ホッ!』あるいは、介護する家族によって殺人事件まで起きるのです。そうなると、患者さんもご家族もとても不幸になります。

それに比べて、ガンの場合は寿命が確実に制限されます。頭は正常ですから、自分の過去を振り返ることが出来ます。その頃の思い、感情、後悔などを十分に堪能できます。また、周囲の家族から心配されることに本当に感謝します。そして、生前の予想通り、みんなに惜しまれ悲しまれながら、天国に旅立たれるのです。人生の終末のクオリティの観点からすれば、目の前の事しか見えない長生きの老衰・認知症患者さんと、ガン患者さんのどちらが良いと思われますか?

以上は、私の奇想天外の考え方ですから、参考程度にお読みください。

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コメント

先生、静岡のozousamaです。
この8月の初めに父が肺がんと診断され、年齢的にも場所的にも何もすることができないと言われ、2週間ほど入院して、先日退院してきました。食事が取れなくなってから2ヶ月位でダメだそうで、痛み止めのロキソニンを処方されてきました。体重も35㌔位になり、薬もあまり効かないみたいで痛いようです。この間まであんなに元気だったのに、死は人の常ではありますが、とうとうその時がやってくるのかと思うと泣けてきます。祖母が107歳と長生きだったので、油断してました。職場にも知人親戚にも言ってないので、先生に聞いてもらおうと思いブログを訪ねてこの記事を目にしました。とても辛いですが、いまはただ一生懸命食事の支度をしています。
先生、決して無理をせず、長生きして下さい。
【回答】
大変ですね。お察し致します。
ロキソニンは炎症の痛み止めなので、ガンの場合は効かないかもしれません。
トラムセットという痛み止めの方が効くと思います。
貴方に処方して、お父様に飲んで頂ければどうでしょうか?

投稿: ozousama | 2019/08/21 17:47

先生、ありがとうございます。トラムセット、病院に電話をしてお願いすれば良いですか?宜しくお願い致します。
回答】
平日の午前中にお電話ください。

投稿: ozousama | 2019/08/23 15:33

先生、トラムセットありがとうございました。やっぱりロキソニンより効くといって服用しています。本当にありがとうございました。
【回答】
良かったですね。

投稿: ozousama | 2019/08/30 11:50

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