喫茶店で遭遇
私は手術がなかったり、用事がない時には、健康と認知症予防のために、近所を散歩しています。途中で休憩のために寄るのが、ブログに時々紹介するコーヒー店「楡」です。1953年から営業している歴史のあるお店です。私が1952年生まれですから、創業66年です。そのお店のご主人、奥さま、娘さん、お祖母さんがあインフルエンザワクチン接種などで高橋クリニックに訪問されています。
さて、コーヒーを飲みながらiPhoneでブログを書いていると、近くの席に80歳代のご高齢の男性がお座りになりました。そして娘さんと待ち合わせしているようでした。10分ほど遅れて娘さんがいらっしゃいました。仲良くお話をしてコーヒーを飲まれていました。
一つ席を置いた側でお話しをされているので、自然とお話しの内容がところどころ耳に入って来ます。お父さんが何となく現在の医師(主治医?)に対して愚痴を言っているようでした。お嬢さんはそれを「うんうん」とうなずいていました。しばらくすると、お嬢さんが「午後4時になったら、高橋クリニックは開いているのかな?」と言って席を立とうとしていました。
私がそのお嬢さんに向かって手を挙げながら「高橋クリニックです。(笑)」と言いました。お二人はビックリしました。実は、この方は某・癌研で前立腺ガンが発見され、その治療方針に悩んでいたのです。主治医にいろいろ質問しても納得のいく説明がなく悩んでいました。たまたま私の自著「本当はこわい排尿障害」をお読みになり、セカンドオピニオンのために高橋クリニックに行こうと思ったのです。私は買い物があったので、「後でお会いしましょう!」と言って「楡」でお別れしました。
さて、早速エコー検査を行いました。写真のように前立腺外腺に、ガンと思われる陰影が確認できました。(赤い矢印)前立腺針生検の結果は、主治医から詳しくは教えてもらえなかったのですが、お話しの内容と前立腺の触診所見の硬さから推察して、おそらくグリソンスコア4+4=8です。後日、骨シンチで前立腺ガンの骨転移を確認するそうです。その結果で、今後の治療を決めるのですが、ご本人は重粒子線治療を希望されています。それまでの対処の仕方や治療に関して解説してのです。
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