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医師の祈り

40年に渡って医師を続けています。病気で苦しむ患者さんを検査などで原因が判明しますが、常識的な治療をしても、思い通りに軽快しない患者さんもおられるのです。仕方がなく、手術する場合もありますし、代替医療を選択することもあります。

606dd1c6faf449dcbe6e38a2f783098e もちろん軽快する方もいますが、なかなか思い通りにならない方もおられます。都内の住宅街の小さな開業医ですから、患者さんが100%満足される方ばかりではありません。当然、私は神様でも仏様でも魔法使いでも超能力者でもありませんから、無理といえば無理です(◞‸◟)😭

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そうなると、医師はどうすればいいのでしょうか?後は神様や仏様にお祈りするしか方法はないでしょう。科学の先端を歩んでいる医師にとって情け無い事ですが、他に方法はないでしょう。もともと宇宙や自然や神様が作った人間を100年も満たない医師が科学だけで解決できる訳もありません。しかし宗教の専門家ではないため、儀式の方法など知る由もありません。そこで、見様見真似でいろいろな道具に興味が湧くのです。

 

Gokolanpdaruma 映画「アラジン」を観た後にAmazonで購入したのが写真の「魔法のランプ」です。撫ぜることで願いをかなえてくれる「魔神ジーニ」が出てくることを期待しています(笑)。これは他力本願の道具です。

 


私は青年時代に仏教に興味があり、学会で京都を訪れた際には、仏具を購入していました。独鈷(とっこ)、三鈷(さんこ)は以前から持っていました。先日、京都の研究会に参加した翌日に、「京都在住」の患者さんとお会いしました。その時に仏具屋を案内して頂き、五鈷(ごこ)を購入しました。五鈷は自分の能力を増幅させる密教の仏具ですから、自力本願の道具です。

病気で悩む人たちも、必ず改善するでしよう。ある意味で「七転び八起き」が人生そのものです。そのイメージを思ってもらうために写真の人形を飾っています。

医師はいろいろな病気の患者さんを診ます。症状は同じでも原因が異なることもあり、あらゆる手段で病気を見つけたり治療しなければなりません。そう言った意味での象徴が「千手観音さま」です。写真の奥に見えるのが立体レーザー彫りの千手観音像です。私の奥さんの干支が子年で守り本尊が千手観音さまです。

今までご紹介した奇具は、待合室の本棚の上に飾ってあります。お越しになった際には、苦笑しながらお祈りしてくださいね。

 

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コメント

先生のお考えは決して非科学的ではないと思います。
数値やPETの映像が必ずしも真実だとは限らないと思います。
弘法大師は明らかに宇宙との繋がりを具体的に実感された方だと思います。禅では意識したことのみが具現化すると言います。
いつもガンのことばかり思っているとガンになると言う考え方です。
ですから五鈷も想念を持って使えば邪気を払い煩悩を静めることが出来ると思います。
先日ロボット手術のシステムの映像を見た時まるで千手観音の様だと思いました。
きっと医師が沢山の手を想念した結果生まれたのではないかと想像しています。

投稿: 京都在住 | 2019/07/02 16:15

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