新書の出版後、80代の高齢者たくさん
1月に新書が出版されてから、全国から80歳過ぎの平均年齢を超えた高齢者がたくさんお越しになっています。
今週の4月15日〜20日の6日間だけでも、表のように80歳代の新患の患者さんが4人もおいでになりました。
川崎から81歳の方は頻尿が治らず、地元の泌尿器科を受診しても異常なしと診断されていました。エコー検査で確認すると膀胱頸部硬化症でした。所が頻尿とは無関係に前立腺ガンを発見しました。偶然でラッキーでした。
逆にPSAが高いことで杉並区から来院された82歳の患者さんは、膀胱頸部硬化症が原因の排尿障害でPSAが高いだけでした。
青森から来院された80歳の方も頻尿で、やはり膀胱頸部硬化症でした。
ポイントは、頻尿、PSA値の高値、膀胱頸部硬化症、前立腺ガンであり、この4つの組合せのいろいろな症例でした。ワンパターンで患者さんを診察してはダメなのです。
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