神頼み
最新の医療機器や知識をフル活用して患者さんに対応しても、なかなか思うように治らない患者さんがおられるのは現実です。特に、有名病院や大学病院に行っても治らずに、ドクターショッピングの末、全国から当院にお越しになる患者さんも多くおられます。一般の医師が思い付かない発想で、病気の本質を極めて来た私ですが、それでも治せない患者さんが存在するので、患者さんもそうですが、私も苦しんでいます。
病気の本質を見抜けば、8割の患者さんは症状が安定します。しかし、2割の患者さんは、処方する薬の工夫や手術をしなければ安定は得られません。治療する側の医師にしてみれば、「これでもか!これでもか!」という気持ちになります。
常識的な医学知識だけでは治せないのであれば、非常識な行動で治したいという気持ちになります。大昔は、医師は存在していませんでしたから、祈祷師もシャーマンも仙人も、神に近い存在で、神通力で病気を治そうとしていました。キリスト様も眼の見えない人を治したり、寝たきりの人を動けるようにな奇跡を起こしました。キリスト教で奇跡的に病気を治せるのは、神様だけで、それ以外で同じように治せるのは悪魔かサタンです。普通の医師が治せない病気を治す人間は、悪魔と見なされても仕方がないでしょう。仏教の真言密教の「護摩焚き」も病気を治すための一つの手段でした。
つまり、太古の昔の時代では、病気を治すのは神頼みでした。現代医学で不完全にしか治せないのであれば、現代医師が神頼みしても良いでしょう。
日本に太古の昔に中国から漢字が輸入される前には、今はまとまって存在しない神体文字が何種類かありました。その中で、48文字まとまって発見された龍体文字には、ひとつひとつの文字に秘められたエネルギーがあるそうです。おおよそ5500年前の文字だそうです。
この本に、健康でいられるための龍体文字がありました。それが、このイラストの字「きに」です。治りの悪い患者さんには、ご希望があれば、このイラストをカードにしてお守り代わりにお渡ししています。医師として、しょうもない!バカバカしい行動ですが、何も出来ないで、苦しんでいる患者さんをタダ見ているだけの医師にはなりたくない私です。変態医師と思われても仕方がありません。しかし、あくまでも「神頼み」ですから……念のため。
これをお読みの方で、効果的な「おまじない」をご存知の方がおられれば、コメントに情報をお書きください。
フトマニ図
【画像参考資料】
「龍体文字の奇跡」 マキノ出版
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コメント
掲諦 掲諦 波羅掲諦 波羅僧掲諦
ギャーテイ、ギャーテイ、ハラソウギャーテイ
菩提薩婆訶
ボウジソワカ
空海や玄奘三蔵は般若心経のこの部分をいつも唱えていました。玄奘三蔵はあえてこの部分を訳さずに音のままで残しました。それはこの音にこそ般若心経の霊力があると言っています。タクラマカン砂漠をこえインドまでの過酷な旅をこのフレーズを唱えながら生き抜きました。
禅ではおまじないや現世利益を徹底して否定しますが、このフレーズをだけは大切にしています。
【回答】
私も賛成です。
投稿: 京都在住 | 2018/11/23 08:28